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ゾーホージャパン、セキュリティ効果の高いネットワークの構築を支援
「ManageEngine Firewall Analyzer」の最新版を発売

2011年5月16日

 ゾーホージャパン株式会社 (代表取締役:山下 義人、本社:横浜市) は、ファイアウォール・プロキシのログ解析ツール「ManageEngine Firewall Analyzer」の機能を強化し、「リリース 7.1」として、本日より、販売を開始します。

製品概要

 ManageEngine Firewall Analyzer (以下、Firewall Analyzer) は、Webベースのファイアウォール・プロキシのログ解析ツールです。ファイアウォールやプロキシサーバーの出力するログを解析してレポートを生成し、ネットワークの帯域使用状況、セキュリティ・イベントやWeb利用状況の把握を可能にします。

 ファイアウォールのログには、ファイアウォールを通過したトラフィック、または、通過を試みたトラフィックに関する様々な情報が含まれています。Firewall Analyzerは、多彩な分析・レポート機能を装備しており、時間毎のトラフィック使用量や宛先、使用プロトコル等の詳細な情報、ネットワークが受けているセキュリティ脅威に関する情報を、分かりやすいレポートで提供します。また、30種を超える主要ベンダーのファイアウォール、プロキシサーバーをサポートしているため、様々なファイアウォール機器やプロキシサーバーが生成するログの一元的な収集・管理を実現し、ネットワーク運用管理者の負荷を軽減します。

 今回のリリース7.1では、新たにSonicWALL Syslogフォーマットなど数種類のデバイスおよびログフォーマットを追加しています。また、新しく追加したコンフィグ変更情報レポートの定期的なメール通知機能は、ネットワーク内の機器情報の定常的な把握とセキュリティ監査に役立ちます。さらに、ライブSyslogビューワー機能の追加によって、ファイアウォールから Syslog として送信されたログデータを受信し、リアルタイムの確認が可能です。価格は、前リリースからの据え置きです。

機能概要

 Firewall Analyzer の主な機能は、次のとおりです。

ネットワーク毎の現在の状況把握に便利なライブレポートやホスト、プロトコル毎のトラフィック使用量を表示するトラフィックレポートやプロトコル使用レポート、Web使用レポートにより帯域分析に有効な情報を提供します。 また、本バージョン7.1からはSNMPによるライブレポート機能を追加しています。

ウイルスの種類や送信元、宛先等の情報を表示するセキュリティレポート、ウイルスレポート、および攻撃レポートにより、ネットワークが受けているセキュリティの脅威に関する情報を提供します。

プロトコルやトラフィック、イベントに関する各種のトレンドレポートを生成し、ネットワークの傾向分析に関する情報を提供します。

ファイアウォールから Syslog として送信されたログデータをFirewall AnalyzerがバンドルしたSyslogサーバーで受信する方法、または保存したログファイルをインポートする方法でログを読み込みます。さらに受信したログデータを自動圧縮保存する機能と、圧縮保存したログファイルの読み込み機能もあります。なお、この機能はWindows 32bitOSのみ対応しています。Linux、および64bitOSには対応していません。

ファイアウォール毎にしきい値を設定し、ネットワークに異常が発生した時にアラートを発生させることができます。 アラート発生時には、メールやSNMP Trapで通知したり、スクリプトを実行したりすることができます。

  • 帯域レポート
  • セキュリティレポート
  • ネットワークのトレンド分析
  • ログファイル管理
  • アラート機能

主な新機能および改良点

 Firewall Analyzer 7.1 の主な新機能は、次のとおりです。

Secure Point / TMG / SonicWALL Syslogフォーマット / Astaro - version 8 / Funkwerk UTM / Cisco Botnet モジュール / Cisco CSC-SSM モジュール 最新バージョン (6.3.x) / Juniper SSLVPN新ログフォーマット / Fortigate SSLVPN 新ログフォーマット (300A 、 310B バージョン)

  • 新規デバイスおよびログフォーマットのサポート
  • バックエンドデータベースとしてMSSQLのサポートを追加 (Premium Editionのみ)
  • コンフィグ変更管理機能に、メール通知のスケジュール設定機能を追加 (Cisco/Juniper/Fortigateのみ)
  • ライブsyslog ビューワー機能
  • SNMP(V1、V2、V3)を使用したライブレポート機能

各Edition の対象、構成、機能

 Firewall Analyzer には、3つの Edition があります。各 Edition に実装された機能は、次のとおりです。

機能比較Professional EditionPremium EditionDistributed Edition
対 象中小規模ネットワーク中小規模ネットワーク大規模ネットワーク
構 成単一サーバー単一サーバー2階層分散構成

ログ解析

レポート機能
ライブレポート
Firewallルールレポート
Firewall 未使用ルール解析×
トラフィックトレンドレポート
セキュリティレポート
カスタムレポート・スケジュール機能
アラート通知しきい値によるアラート生成
アラート管理×
アラート発生時のコマンド実行×
ライブSyslogビューワー機能    新機能 
コンフィグ変更管理のメール通知機能    新機能 ×
ユーザー権限管理×

動作環境

ハードウェアCPU:
Intel Pentium Dual Core プロセッサー 以上
クロック数:
1 GHz 以上
メモリー:
1 GB 以上
ハードディスク:
1 GB 以上
OSWindows ( Server 2003 / Server 2008 / XP / Vista )
Linux ( Red Hat Enterprise Linux 4 以上 )
WebブラウザーInternet Explorer 6.0 以上
Firefox 1.5 以上

ライセンスと価格

 Firewall Analyzer 7.1 の主なライセンスと価格(消費税別)は、次のとおりです。

製品名通常ライセンス(※1)年間ライセンス(※2)
Professional Edition 1 デバイスパック¥202,000¥68,000
Premium Edition 1 デバイスパック¥304,000¥102,000
Distributed Edition 20 デバイスパック¥3,570,000¥1,190,000

製品情報

※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。