福利厚生等サービス業を展開する、株式会社ベネフィット・ワン様
福利厚生サービスを中心としたサービス業を営むパソナグループのベネフィット・ワンは、システム監視の内製化に取り組み、コスト削減を実現した。寄与したのは高機能ながらコストパフォーマンスの高いネットワーク監視ツールだった。
導入メリット
- システム監視の運用コストを5分の1にカット
- 業務を効率化でき、少人数での自主運用を実現
- ネットワーク全体の監視をレベル向上
ユーザープロフィール
株式会社ベネフィット・ワンは、働く人の利便性とモチベーションを高めながら企業のローコストオペレーションを実現させるさまざまなビジネスを開発・展開。福利厚生代行事業の分野で市場のトップシェアを占めている。
業 種 | 福利厚生代行 |
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従業員数 | 774名(2011年9月末現在) |
所在地 | 東京都 |
監視対象デバイス数 | 約500台 |
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OpManager 導入ステップ
導入の背景と課題
事業の拡大にともない、求められた「安定稼働」
ベネフィット・ワンでは、PC、物理サーバーとVMwareの仮想サーバー、ネットワーク機器など、1500台を超える装置が稼働している。事業の拡大にともない、これまで以上にシステムの安定稼働が求められたが、同社のシステム運用管理を担当するメンバーは少人数だった。
1年間のアウトソーシング運用の試み
システム運用管理の担当者たちの負担を下げるため、システム監視のアウトソーシングサービスを利用することを選択。システム安定運用の確保はできた。しかし、思うようには負担は減らなかった。期待していた運用の自動化も効果を実感できていない。
アウトソーシングによる運用の課題
- コストがかかり、それに見合う効果を得られていない
- 情報の機密保護のため、アウトソースできる範囲が限られる
製品の選定
改善のための要件
現状を見直した結果、「あらためて内製化し、まずはコストダウンを図ってから自動化に向けたシステム強化を図る」ことになった。
ベネフィット・ワン様の要件
- 内製化の実現
- コストダウン
- 自動化に向けたシステム強化
製品の選定
アウトソーシングの選定中にインハウスでの運用も検討しており、そのときの候補であったManageEngineのOpManagerとFirewall Analyzerが頭に浮かんだ。30日間無料で利用できる評価版で、検証を開始する。
製品の導入
ManageEngineシリーズの3製品を導入
ファイアウォール・プロキシ ログ管理ツール
イベントログ・Syslog管理ツール
導入の決め手
- 仮想/物理サーバーの一元監視、可用性監視のグラフ化など要件をクリア
- フル機能の評価版(無料)により、実環境でじっくり検証可能
- エージェントレスで監視でき、導入も簡単
導入の効果
サーバー・ネットワーク統合監視ツールのOpManagerをはじめとした、ManagEngineシリーズに切り替えたことで、ベネフィット・ワンは大きく2つのメリットを得ることができた。
ベネフィット・ワン様における導入効果
- システム監視のコストを1/5まで削減
- システム監視の内製化を実現
- ダッシュボードを活用し、障害発生の確認から対応までの時間を短縮
さらに!
- システム監視コストを削減した分、新たにファイアウォールログ解析ツールを導入→ファイアウォールのポリシー管理の効率化を実現した事例を見る
- システム監視コストを削減した分、新たにイベントログ管理ツールを導入 →個別に管理していたイベントログの統合管理で工数を大幅に削減した事例を見る