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LinuxのCLI(telnet)認証が不安定で、認証テストでは成功する場合もあれば失敗する場合もある


【現象/要望】
LinuxのCLI(telnet)認証が不安定で、認証テストでは成功する場合もあれば失敗する場合もある。

【原因】
シェル等でCLI(telnet)により監視対象サーバに接続した時に、
監視対象機器のOSの情報や時刻がログインプロンプト(login:)の行の前に得られる。
(Linuxディストリビューションや/etc/issue.net等の設定に依る)

その文字列の中に":"の文字が含まれている場合、
OpManagerがOpManagerのtelnet認証のログインプロンプト、パスワードプロンプトの":"と混同してしまい、
正常にログインとパスワードの値を取得できず、認証に失敗する。

例)

上記はCentOS 6.2へtelnet接続した時のシェルの画面である。
ログインプロンプト(login:)の前に赤枠で時刻が表示されている。

この時刻を表示するために、":"が使用されているが、これをOpManagerがログインプロンプト、パスワードプロンプトとして認識してしまっている。
そのため、正しいアカウント情報(ユーザ,パスワード)を入力してもCLI(telnet)の認証が正しく行われない。

【解決方法】
CLIの認証設定で、ログインプロンプト、パスワードプロンプトの設定を以下のように変更する。
これで、"login:"、"Password:"の文字列が得られた場合にOpManagerでもログインプロンプト、パスワードプロンプトと認識することが可能になる。

ログインプロンプトのフィールドを以下の通り変更
 変更前) :
  ↓
 変更後)login:

パスワードプロンプトのフィールドを以下の通り変更
 変更前) :
  ↓
 変更後)Password:

【対応リリース】 x.x

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