トラッププロセッサー編集後、復旧や起動を通知するトラップA(UP)で、Aと関連する障害や停止を通知するトラップB(Down)のアラームをクリアできなくなった。
作成日:2014年9月18日 | 更新日:2023年12月5日
現象
トラッププロセッサー編集後、復旧や起動を通知するトラップA(UP)で、関連する障害や停止を通知するトラップB(Down)のアラームをクリアできなくなった。
例:
デフォルトで存在するLinkUpのトラッププロセッサーとLinkDownのトラッププロセッサーは、連動するように構成されています。
LinkDownのトラップアラート発生後にLinkUpのトラップアラートを受信した際、自動でLinkDownのトラップアラートをクリアします。
解説
原因
トラッププロセッサーの「障害コンポーネントの値」の未入力、または値の変更による不整合の発生が考えられます。
OpManagerでは、トラッププロセッサーの連動は「障害コンポーネント」を用いて行われます。
連動状態にあるトラッププロセッサーのいずれかまたは両方を再定義した場合、連動に用いられていた「障害コンポーネント」は変更される、または失われます。
解決方法
手動で「障害コンポーネント」を再入力する必要があります。
<手順>
- [設定]→[監視]→[SNMPトラッププロセッサー]で対象のトラッププロセッサーをクリックし、編集ウィンドウを開きます。
- 編集ウィンドウ内の[障害コンポーネント]に値を入力します。
- もう一方のトラッププロセッサーで、項番1、2と同じく障害コンポーネントに同じ値を入力します。
入力例:$Source_$0_link_trap
対応ビルド:12.5~
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https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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