OpManagerのログで"webポートの接続に失敗しました。"のログメッセージが表示されOpManagerが起動できない
作成日:2015年3月26日 | 更新日:2022年4月7日
現象
OpManagerのログで"webポートの接続に失敗しました。"のログメッセージが表示されOpManagerが起動できない。
対象のログは、OpManager\logs\wrapper.logに記載されます。
原因と解決方法
原因1.OpManagerインストールフォルダのパスにて日本語を含むパスが存在する
<解決方法>
日本語を含むフォルダを半角英数字にリネームします。
原因2.OpManagerが使用するwebポートが別のアプリケーションで使用されている
<解決方法>
まずnetstatコマンドを用いてポートの状態を確認します。
OpManagerをインストールするサーバではその他のアプリケーションと同居することは推奨致しておりません。
ポートが他のアプリケーション等に使用されていた場合は、別のアプリケーションを停止します。
原因3.Windows OSの不具合(Windows Server 2008 R2またはWindows 7)
<解決方法>
OpManagerが自身のインストールサーバのwebポートに接続する際に、Windows OSが新たな接続を受け付けない不具合があるため、OpManagerに接続できない事象が発生する場合があります。
参考)
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2577795
OpManager\logs\nmserr.txtにおいて、
以下のメッセージが表示されているかどうか確認します。メッセージが表示されている場合、Windows OSの不具合が影響している可能性が高いことになります。
com.adventnet.management.transport.TransportException: java.net.SocketException: No buffer space available (maximum connections reached?): JVM_Bind
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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