RFC3584(SNMPv1,SNMPv2,SNMPv3の共存)に対するOpManagerの対応を確認したい
作成日:2015年5月13日 | 更新日:2018年2月23日
【現象/要望】
RFC3584(SNMPv1,SNMPv2,SNMPv3の共存)に対するOpManagerの対応を確認したい。
【原因】
【解決方法】
RFC3584では、例えばマネージャ側でエージェントが送信したSNMPv1トラップをSNMPv2トラップとして変換し(SMIv1フォーマットからSMIv2フォーマットへの自動変換)認識可能なproxyの項目がありますが、
OpManagerでは、そのproxyの機能は対応しておりません。
v1のトラップをOpManagerで受信しアラートを挙げる為には、v1トラップの定義をOpManagerのSNMPトラッププロセッサで設定登録する必要があります。
v1のMIBが無い場合にOpManagerでSNMPトラッププロセッサを設定する場合)
v1のトラップがSMIv1フォーマットでOpManagerに送信されている場合、OpManagerでは未設定のトラップとして登録されます。その未設定のトラップからSNMPトラッププロセッサにトラップを登録します。
未設定のトラップからSNMPトラップの登録が難しい場合、それでもOpManagerでSNMPトラップを監視したい場合には監視対象機器側でv1トラップではなくv2トラップを送信するように変更頂く必要があります。
※未設定SNMPトラッププロセッサ―の追加
(リリース12.2以降)
-> [イベント] -> [イベント]の下の漏斗型アイコンをクリック(添付ファイルをご参照ください)
-> [未設定のトラップ] -> NetAppに関する当該の未設定のトラップについて[アクション]欄の[トラッププロセッサー作成]をクリック
-> 内容を確認し、必要な箇所を設定変更
-> [名前]を入力
-> [保存] -> その後から収集した当該機器からのSNMPトラップについてアラートが発生するか確認
【対応リリース】 x.x以降
★-----------------------------------------------------------------------------★
OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
★-----------------------------------------------------------------------------★