Microsoft SQL Serverの設定

ADAudit PlusをSQL Serverと動作させるための手順です。

 

SQL Serverの設定手順は、インストール直後のADAudit Plusサーバでのみ適用可能です。

ADAudit Plusを既にMySQLやPostgreSQLで利用中で、データベースをSQL Serverに移行したい場合は、ADAudit PlusのデータをMySQL/PostgreSQLからMicrosoft SQL Serverに移行するに記載されている手順をご参照ください。


SQL Serverで行う共通の設定

ドメインの他のユーザーの認証情報を入力する

存在しない場合は、ログイン → 新規ログインをクリックし、ユーザを設定します。 新規ユーザはsysadminサーバレベル役割とデータベースレベル役割をdb_ownerで持つ必要があります。
sysadmin役割の権限を与える手順は以下の通りです:
ユーザを右クリックし、"プロパティ"を選択します。
"サーバ役割"に移動し、sysadminにチェックを入れ、"OK"をクリックします。



Description: note

メモ: ユーザ役割の情報: 以下のリンクにあるドキュメントを参照してください:

サーバレベル役割: http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms188659.aspx

データベースレベル役割: http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms189121.aspx

追加リソース: http://www.mssqlcity.com/Articles/Adm/SQL70Roles.htm

ユーザのサーバ役割は "sysadmin" で、データベース役割は "db_owner" です。

sysadmin サーバ役割のメンバはSQL Server上でのいかなる活動も可能で、データベース機能への完全なコントロールを持ちます。

db_owner データベース役割のメンバはデータベース上ですべての活動が可能です。


ローカル コンピュータ上のSQL Server

 

以下のファイルを <ADAudit Plusホーム>\bin フォルダにコピーします。

  1. bcp.exe- <MSSQL Installation Dir>\Tools\Binn\bcp.exe
  2. bcp.rll- <MSSQL Installation Dir>\Tools\Binn\Resources\1033\bcp.rll

リモート コンピュータ上のSQL Server


メモ: SQLネイティブ クライアント/コマンドライン ユーティリティをADAudit PlusのインストールされているマシンのCPUタイプと対象のSQL Serverのバージョンに合わせてインストールしてください。



Description: note

SQL Serverバージョン

コマンドライン ユーティリティ

ネイティブ クライアント

2005

Download

Download

2008 R2

Download

Download

2012

Download

Download


メモ: 上記ダウンロード リンクをクリックしたら、MicrosoftのWebサイト上で"Install Instructions"をクリックし、ダウンロードしてください。

コマンドライン ユーティリティのインストール後、以下のファイルをコピーします。
以下のファイルを <ADAudit Plusホーム>\bin フォルダにコピーします。

  1. bcp.exe- <MSSQL Installation Dir>\Tools\Binn\bcp.exe
  2. bcp.rll- <MSSQL Installation Dir>\Tools\Binn\Resources\1033\bcp.rll

Windowsファイアウォール設定

 

SQL Serverがインストールされているマシンでファイアウォールが実行中の場合、特定のTCPポートとUDPポートを解放する必要があります。

UDPポートは通常 1434 番です。


TCPポートの設定を確認するには、SQL構成マネージャーを開きます。

 

コマンド プロンプトで <ADAudit Plus Home>\bin\StartDB.bat を実行し、次に ChangeDB.bat を実行します。これによってSQL Serverの認証情報(サーバ名、ポート、ユーザ名、パスワード)を設定します。

  1. Database Setup Wizard がポップアップします。

  1. ウィザードの画面で、サーバタイプとしてMS SQL Serverを選択します。 利用可能なSQLサーバ インスタンスが一覧表示されます。 SQL Serverのホスト名名前付きインスタンスを入力します。
  2. 認証タイプを、"Connect Using:"から選択します。 オプション:
  3. オプションは以下の通りです:
    1. Windows Authentication(Windows認証)

Windows認証を行う場合、ドメイン ユーザの認証情報が自動的に使用されます。

    1. SQL Server Authentication(SQL Server認証)

SQL Server認証にはユーザ名パスワードの組み合わせが必要です。

 

  1. Test Connection(接続テスト)をクリックし、認証情報が正しいことを確認します。 テストに失敗した場合、入力した認証情報が間違っている可能性があります。再確認してください。
  2. Save(保存)をクリックし、SQL Server設定を保存します。 SQL Serverデータベースの設定を適用するために、数分の時間を要する場合があります。
  3. SQL Serverと連動する設定になったADAudit Plusサーバ/サービスを起動します。
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