概要

エージェントをインストールする理由

ADAudit Plus は、ドメインコントローラー、ファイル サーバー、Windowsサーバー、ワークステーションなど、ネットワーク上の構成済みコンピュータからセキュリティ情報を収集します。ワイドエリアネットワーク (WAN) 接続を介して動作する大規模なネットワークの場合、エージェントを使用したデータ収集を実施することで、データ収集がスムーズになるだけでなく、帯域幅の使用率も大幅に削減されます。

エージェントがインストールされていない場合でも、ドメインコントローラーからのログ収集はリアルタイムで実施できます。ただし、ファイルサーバーとWindowsサーバーの場合、リアルタイムデータ収集を有効にするにはエージェントをインストールする必要があります。なお、エージェントをインストールしないことで使用できない機能はありません。

エージェントは次のタイプのマシンにインストールできます。

  1. Direct access
  2. Persistent and non-persistent virtual desktop infrastructure (VDI)
  3. Linked Clone and Full Clone VDI in virtual machine (VM)
  4. Azure Virtual Desktop

NAT装置を設定する必要がある条件

インターネット経由で安全にデータを収集するためには、エージェントとADAudit Plusサーバーの間の仲介者として機能するネットワーク アドレス変換 (NAT) 装置を構成できます。