仮想IPアドレス設定ガイド

特定の仮想IPアドレスで実行されるようにADAudit Plusを構成する手順は次のとおりです。

  1. ADAudit Plusが実行されているマシン上に仮想IPアドレスを作成します。
  2. ADAudit Plusをその特定の仮想IPアドレスにバインドします。
  3. その特定の仮想IPアドレスでMicorsoftのインターネットインフォメーション サービス (IIS) を実行します。
  4. ADAudit Plusでポート番号を編集します。

ADAudit Plusが実行されているマシン上に仮想IPアドレスを作成します。

  • [スタート] > [設定] > [コントロール パネル] > [ネットワークとインターネット] > [ネットワークのステータスとタスクの表示] をクリックします。
  • ローカルエリア接続を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  • [インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)] をダブルクリックします。
  • [詳細設定]を選択します。
  • [IP アドレス] で、[追加] をクリックします。
  • 開いたウィンドウで希望の仮想IPアドレスを設定します。
  • [追加]をクリックします。[OK]をクリックしてすべてのウィンドウを閉じます。

ADAudit Plusをその特定の仮想IPアドレスにバインドします。

A.ADAudit Plusを停止する

  • アプリケーションとして実行中のADAudit Plusを停止するには、[スタート] > [すべてのプログラム] > [ADAudit Plus] > [ADAudit Plusの停止] に移動します。
  • サービスとして実行中のADAudit Plusを停止するには、[スタート] > [ファイル名を指定して実行] に移動します。[Services.msc]と入力します。サービスのリストから[ManageEngine ADAudit Plus]を見つけて右クリックし、[停止]を選択します。

B. システムプロパティファイルのバックアップを作成する

  • 製品のインストールフォルダーに移動します。
  • confフォルダー配下のファイルsystem_properties.confのコピーを作成し、安全に保管します。

C. システムプロパティファイルを編集する

  • 任意のテキストエディターを使用して、system_properties.conf (製品インストール フォルダー内にあります) を開きます。以下のエントリをファイルに追加します。

    bindaddress = <ipaddress>

    例)bindaddress = 192.168.111.162

  • 変更内容を保存します。

D.ADAudit Plusを再起動する

  • [スタート] > [プログラム] > [ADAudit Plus] > [ADAudit Plusの起動] をクリックします。次のように URL を入力して製品にアクセスできることを確認します:<http://仮想IPアドレス/> (例:http://192.168.111.162)。
  • 注記:以下に説明する手順にしたがって、IISが特定の仮想IPアドレスをADAudit Plusにバインドしていることを確認します。

特定の仮想IPアドレスでIISを実行する

  • [スタート] をクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] を選択します。
  • netsh http add iplisten ipaddress=<Ip address> を実行します。
  • IISを再起動します。

ADAudit Plusでポート番号を編集する

  • ADAudit Plusにログイン後、[管理] > [接続] > [一般設定] > [接続]に移動します。
  • [SSLポート [https] を有効にする]のチェックを外します。ADAudit Plusポート[http]80 に更新します。
  • [SSLポート [https] を有効にする]443に更新し、[保存]をクリックします。
注記:変更は、ADAudit Plusを再起動した場合にのみ反映されます。また、必要に応じて SSLポートの詳細を変更します。