EMC Isilon監査に必要な設定
EMC Isilonノード側での設定
- 任意のEMC IsilonノードにSSHで接続します。
- /etc/mcp/templates ディレクトリー配下のsyslog.confファイルを開きます。
- ファイル内の "!audit_protocol" の後に、以下のエントリを追記します。
*.* @<ADAudit Plusサーバーのホスト名またはIPアドレス> - 以下のコマンドを実行することで、監査対象ゾーンに関するSyslog転送を有効にします。
(OneFS Version 7.xの場合)isi zone zones modify <ゾーン名> --syslog-forwarding-enabled=yes --syslog-audit-events=all
(OneFS Version 8.xの場合)isi audit settings modify --syslog-forwarding-enabled=yes --syslog-audit-events=all --zone=<ゾーン名>
ADAudit Plus側での設定
- ADAudit Plusにログインします。
- [ファイル監査]タブ → 左側ペインより[EMC Isilon]を選択します。
- 画面右上の[クラスタを追加する]より、追加のために必要な設定を実施します(管理者権限を持ったユーザー情報をご利用ください)。
- [管理]タブ → 左側ペインより[一般設定] → [接続] → [一般]タブ →[現在のSyslogステータス]を"オン"に設定後、[変更の保存]をクリックします。
トラブルシューティング
| 問題/メッセージ | 解決策 |
| The Selected Domain must be an Authentication Provider for the Cluster(選択したドメインは、クラスターの認証プロバイダーである必要があります。) |
監査対象ドメインにクラスターが追加されていることをご確認ください。ご確認後、以下の手順を実施してください。
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| Isilon Zone(s) not Found(Isilonゾーンが見つかりません) | [クラスタを追加する]より、EMC Isilonを追加する際に使用したユーザーが管理者権限を持っていることをご確認ください。 |
| Error in getting Shares, Access is denied(共有の取得中にエラーが発生しました、アクセスが拒否されました) | 製品の[ドメイン設定]にて設定しているユーザーが、監査対象ゾーンの共有を読み取る権限を持っているかご確認ください。 |
| タイムスタンプが更新されない/データが受信されない |
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