スケジュール レポート

ADAudit Plusでは特定の周期でレポートをスケジュールすることが出来ます。また自動生成したレポートを自動的にメールで一定間隔おきに送信することも可能です。スケジュールレポートは、ユーザーが指定したストレージの場所に保存することが出来、そのレポートは圧縮zipファイル、リンク、あるいは指定したいずれかのフォーマット(pdf、xls、csv、html)で送信することが可能です。

スケジューラーの作成 スケジュールレポートを作成する最も始めのステップとしては、スケジュール名、説明、ドメイン名の入力を行います。
レポートの選択 スケジュールを実行したい一つ、あるいは複数の項目を”利用可能なレポート”から選択します。"追加>>" をクリックすることで、”選択済みレポート”に追加することが可能です。
スケジュール レポートの頻度 ”選択済みレポート”は”毎時”、”毎日”、”毎週”、”毎月”ベースでスケジュールを設定することが出来ます。レポートは選択した頻度につき一度生成されるようにスケジュールされます。
スケジュール レポートのフォーマット スケジュールレポートは”pdf”、”xls”、”html”か”csv”形式で保存することが出来ます。そのファイルはデフォルトの”ファイル保存先パス”に保存されているか、Administratorにより指定された場所に保存されます。
メール通知 ”このスケジュールレポートをメールする”にチェックをした後、下にあるメールアドレスのボックスに記入したアドレスにメールを送ることが出来ます。

スケジュールの作成

  • "管理"タブ > "スケジュール レポート" > "新規スケジュール レポート" をクリックします。
  • それぞれのテキストボックスに"スケジュール名"と"説明"を入力します。
  • ドロップダウンより、”ドメイン名”を選択します。

レポートの選択

デフォルトレポートとともにユーザー定義レポートを特定の時間に起動させるようにスケジュールを組むことが出来ます。

  • レポートを選択するためには、レポートカテゴリをクリックしてください。
  • ”利用可能なレポート”からレポートを選択してください。”追加>>”リンクをクリックすることで、”選択済みレポート”に移動させることが出来ます。
  • "<< 削除"リンクをクリックすることで、項目は”選択済みレポート”から除外され ”利用可能なレポート”のほうに移動します。
  • カーソルを”利用可能なレポート”テーブルのところまで持ってきたら、ユーザー選択の場合はアイコンを、コンピューター選択の場合はアイコンを、グループ選択の場合はをクリックしてください。このアイコンは詳細なオブジェクトの選択を要求するレポートにのみ表示されます。
  • 選択したオブジェクトは”選択済みレポート”テーブルの"更に"リンクをクリックすることで削除することも出来ます。

スケジュール レポートの頻度

全てのスケジュールレポートはそれぞれに頻度をセットすることが可能です。その頻度は以下の候補から選択することが出来ます。

頻度 説明
毎時 毎時おきのスケジュールの記録を取りたい場合は選択していただき、何時間おきにレポートの取得を行うかを決定します。
毎日 日にち毎にスケジュールの記録を取りたい場合は選択していただき、毎日何時にレポートの取得を行うかを決定します。スケジュールされた日にちから24時間分のデータが取得されます。
毎週 毎週おきのスケジュールの記録を取りたい場合は選択していただき、毎週どの曜日のどの時間にレポートを生成するかを決定します。スケジュールされた日にちから7日分のデータが取得されます。
毎月 もし月ごとにスケジュールの記録を取りたい場合、何日の何時にレポートを生成するかを決定します。スケジュールされた日から30日分のデータが取得されます。
ビジネス時間 このオプションはAdministratorに以下に基づくビジネス時間のフィルター掛けを可能にします:All Hours| Business Hours | Non Business Hours

毎時スケジュールの生成手順

”選択済みレポート”あるいは”スケジュール”は毎時間1度生成するようにスケジュールされます。

  • ”スケジュールレポートの頻度”の下にある、”毎時”のラジオオプションを選択します。
  • レポート生成時刻の開始時間を指定します。このスケジュールは指定された開始時間に基づた時間おきにスケジューラーを起動します。
  • 前の一時間 ーユーザーが”前の1時間”をドロップダウンから選択した場合。データは時計が指定時間を指した瞬間に生成されます。ex.9時、10時など…
  • 最新の60分間ーこれは選択された開始時間に依ります。データは開始時間として指定された時間のちょうど1時間(60分)後に実行されます。

スケジュール レポートのフォーマット

スケジュールレポートはドロップダウンで選択した'pdf'、 'xls'、 'html'、あるいは 'csv' 形式で保存することが出来ます。そのファイルは”ファイル保存先パス”のリンクをクリックして指定した場所に保存されています。

  1. デフォルトの”ファイル保存先パス”は<インストールフォルダ>\webapps\adap\schedule-reports\です。ユーザーはスケジュールレポートの保存先として自由にストレージの場所を設定していただけます。
  2. ”ファイル保存先パス”は”\\fileserver\auditing\scheduled-reports\ ”に保存されています。
  3. ドライブが異なる場合は'D:\Auditing\Reports\ 'です。
もしデフォルトの”ファイル保存先パス”を変更した場合はウェブコンソールからスケジュールレポートを見ることはできなくなります。

メール通知

スケジュールレポートは”このスケジュールレポートをメールで送信”にチェックを付けた後に、任意のアドレスをボックスに入力することでメールによる送信が可能です。

メール通知は以下のことを要求します。

メッセージ設定

”メッセージ設定”はメールアドレスに届けられるスケジュールレポートに対して、どのようなメッセージ内容か、またどのような形式(リンクか添付)かを設定しなければいけません。

”メッセージ設定”の実行

  • メール通知の下にある”メッセージ設定”というリンクをクリックします。
  • 表示されたポップアップメニューからオプションを選択します。
  • それぞれ”件名”と”メッセージ”を指定ボックスの中に記入してください。
  • "OK"をクリックします。

メールかスケジュールレポートを発行するためのオプション

添付ファイルとしてメールを送信する レポートは添付ファイルとしてメールされます。形式は”スケジュールレポート形式”に基づいており、pdf、 csv、 html xlsのいずれかの形式をお選びいただけます。
zipファイルでメールを送信する 選択したレポートはzip形式に圧縮されメールで送信されます。
レポートを発行してリンクを単体でメール送信する このオプションではレポートを発行後、リンク単体がユーザーにメールされます。
空のレポートをメールする このオプションを選択することにより、イベント発生に関係なく、空のレポートがメール送信されます。

スケジュールレポートをメールする

スケジュールレポートの通知をメールにより実行する場合:

  • メール通知セクションにある”このスケジュールレポートをメールする”にチェックをします。
  • 表示されているテキストボックスにメールアドレスを入力します。
  • 保存をクリックします。

以上により入力した全てのメールアドレスに指定した形式のスケジュールレポートをメールにより送信します。