CSVファイルによるOU作成

ADManager Plusでは、スクリプトに依存することなく、一度に複数の組織単位(OU)を作成できます。作成するOUのすべてのフィールド/属性に適切な値を持つCSVファイルを作成・インポートし、OUを新規作成します。CSVファイルにはLDAP属性が必要です。

本機能には、次のメリットがあります。

  • OUの新規作成時に、親OUを作成機能がございます。そのため、ドメイン内の任意の場所にOUを作成し、作成したOU配下に新規作成するOUを子OUとして配置できます。
  • カスタマイズ可能なOU作成テンプレートにより、必要なすべての属性を1つのアクションで設定できます。テンプレートにより、特定のニーズに合わせて OU作成プロセスを微調整することもできます。

CSVファイルによるOUの作成方法

  1. [AD管理]タブをクリックします。
  2. [OU管理]-->[CSVファイルのインポート]-->[OUの一括作成]をクリックします。
  3. [選択したドメイン]にて、OUを作成するドメインを設定します。また、[選択したテンプレート]にて、OU作成時に使用するテンプレートを選択します。

    ※デフォルトでは「システムテンプレート」が選択されます。

  4. [インポート]-->[参照]-->CSVファイルを選択-->[OK]をクリックします。

    CSVファイルの1行目にはLDAP属性を入力する必要があります。

  5. CSVファイルをインポート後、[次へ]をクリックします。

    • - OUの値を変更する場合は、値を変更するOUの[アクション]列にあるアイコンをクリックし、変更後[OK]をクリックします。
    • - リスト内のOUの設定/値をコピーし、リストに別の OU を追加する場合は、対象OUの[アクション]列にある[コピー]アイコンをクリックします。
  6. ドメイン全体のツリービューにて、OUを新規作成する場所(コンテナー)を選択します。
  7. 既存のOUではなく、親OUを作成し、新規作成するOUを新規作成したOU配下に作成することも可能です。次の手順をご参照ください。
    • ドメインツリーにて、親OUを作成する場所を選択します。
    • [コンテナーを選択]の画面右上にある[OUの作成]をクリックします。
    • 親OU名を入力します。
    • 親OU名を入力後、[作成]をクリックします。新規作成するOUを作成する場所として、作成した親OUがドメイン ツリーに表示されます。
  8. 新規作成するOUの場所を指定後、[OUの作成]をクリックします。