ADエクスプローラー

ADエクスプローラーはWindowsのエクスプローラーのように、Active Directoryオブジェクトのツリー構造をグラフィカルに表示するADManager Plusの機能です。
ADエクスプローラー機能を利用するためには、ADManager Plusにログイン後、画面右上の「ADエクスプローラー」をクリックします。 クリック後に表示されるページの左側ペインではADオブジェクトのツリーを表示し、画面上部にてツリーで選択したオブジェクトの「プロパティ」「セキュリティ」「権利(ユーザーまたはグループを選択した場合)」または「オブジェクト(コンテナまたはOUを選択した場合)」、「履歴」タブを表示します。

注意:最新情報を取得するためには、左上にある更新ボタンをクリックしてください。

各タブの説明

プロパティ:選択したオブジェクトの詳細を表示します。例えばユーザーの場合は、ユーザー固有の情報、連絡先の詳細、Exchangeサーバーの詳細を含みます。グループの場合は、グループの詳細とメンバーシップの詳細を含みます。

セキュリティ:選択したオブジェクトのアクセス許可、セキュリティプリンシパルおよびスコープを表示します。

権利(エンタイトルメント):選択したユーザーまたはグループのグループ・メンバーシップおよびフォルダー権限の詳細を表示します。

  • グループメンバーシップ:選択したオブジェクトが所属するすべてのグループのリストを表示します。
  • NTFS許可:選択したオブジェクトに関連付けられているアクセス階層およびアクセス制御エントリを含むすべてのNTFSパーミッションのリストを表示します。また、これらのパーミッションが適用されるフォルダーおよびサブフォルダーを表示できます。なお、継承された許可設定および関連付けがない許可設定は除外します。
  • M365 権利(エンタイトルメント):ADユーザーがAzure ADアカウントも持っている場合のみ、本タブが表示されます。本タブでは、割り当てられたライセンス、役割、メールボックスの権限とともに、ユーザーが所属する Microsoft 365グループのリストを表示します。

オブジェクト:選択したOUまたはコンテナに含まれるユーザー、グループ、連絡先、その他のコンテナのリストを表示します。

履歴:ADManager Plusを使用して選択したオブジェクトに実施した変更のリストを表示します。また、承認、却下、取り消しなど、ADManager Plusの機能である「アクセス認証キャンペーン」にてレビュアー、承認者、実行者が行ったアクションを、対応する日時とともに追跡できます。