ユーザー変更用テンプレート
ユーザー変更用テンプレートは、1アクションで、あるユーザーアカウントの複数の属性を修正/更新するのに役立ちます。変更テンプレートはレイアウトビューと変更ルールの2つのコンポーネントで構成されます。これらのコンポートを利用することで、次のように属性やフィールドの設定が可能です。
- 表示、編集可能、ユーザー変更時はオペレータには非表示
- ユーザーアカウントの変更時に自動的に更新します。
ユーザー変更テンプレートの作成ステップ:
- AD管理タブ -> ユーザー管理をクリックします。
- ユーザーテンプレートで、ユーザー変更テンプレートをクリックします。
- ユーザー変更テンプレートページで、右上隅にある['新規テンプレートの作成」のリンクをクリックします。 (「ユーザーの変更テンプレートのページには、すべての使用可能なユーザの変更テンプレートのリストが表示されます。
- ユーザー変更テンプレートの作成ページにおいて、テンプレート名と適切な説明を入力します。
- テンプレートを利用するドメインを選択します。
- レイアウトビューでは、ドラッグ&ドロップを有効にするを有効にすることで、オペレータに表示するフィールドを選択できます。詳細はこちらをクリックしてください。
- フィールドを表示する場合は、必要に応じて、属性に値を指定してください。
- 変更ルールは、ユーザーアカウントが修正されたときに自動的に値を更新するための条件とフィールドリストを指定します。
- 必要なフィールドを選択して変更ルールを指定したら、テンプレートを保存して、新規テンプレートを保存します。
"レイアウトビュー" を利用
このコンポーネントは、必要なフィールドを変更可能にしたり、表示のみ、オペレータには非表示にするなどの設定ができます。
「レイアウトビュー」を使用する手順:
- ユーザーの変更テンプレートページで、「レイアウトビュー」をクリックします。
- ドラッグ&ドロップを有効にするボタンをクリックします。テンプレートのすべてのタブと同様にフィールドトレイを閲覧できます。
- 新規タブを追加するには、”ドラッグ&ドロップを有効にする"ボタンの側にある、"+"アイコンをクリックしてください。
- "x"アイコンをクリックして、タブ自体を削除できます。
- ユーザー作成時にオペレーターにタブを非表示にする場合は、サイレント的にアクティブ化するをクリックします。
- タブの名前の横に表示される編集アイコンをクリックすると、タブの名称を変更できます。
- フィールドトレイから必要なフィールドをドラッグして、配置したい場所にドロップできます。
- 新規フィールドグループをタブ内に作るには、グループの追加リンクをクリックします。必要なフィールドをドラッグ&ドロップでフィールドグループに配置します。
- マウスをフィールドの上においたら表示される編集アイコンをクリックすると、必須入力の設定ができます。
- 編集ウィンドウがポップアップされたら、必要な変更を実施して、必須、表示のみの設定ができます。
- タブからフィールドトレイにフィールドを戻すには、"X”アイコンを利用して関連するフィールドを削除します。
- フィールドごとに表示される「サイレント的にアクティブ化する」を利用すると、オペレータにはそのフィールドを表示しないよう設定できます。
- すべての必要な変更が完了したら、テンプレートを保存を利用して変更を保存できます。
メモ:
- 「レイアウトビュー」は、「ドラッグ&ドロップ」オプションを使用しなくても利用できます。各タブをクリックし、フィールドの値を入力して、テンプレートを保存します。
- グレーアウトされているフィールドについてはドラッグ&ドロップはできません。デフォルトでは、すべてのフィールドはタブで利用されるため、フィールドトレイのすべてのフィールドはグレーアウトされています。
- ドラッグ&ドロップはフィールドトレイからタブにフィールドをドラッグすることができます。タブからフィールドトレイにフィールドを戻す場合は、タブからフィールドを削除してください。
- 各フィールドは1回だけ一つのタブにおいて利用できます。Exchangeタブに属しているフィールドは他のタブで利用できません。
- タブから他のタブにフィールドを移動させる場合は、タブから必要なフィールドを削除する必要があります。フィールドトレイにフィールドを戻す場合は、ドラッグ&ドロップでフィールドグループから必要なタブに移動させてください。
ユーザーの"変更ルール"
ユーザーアカウントが変更されたときに自動的に更新したいフィールドを管理者が設定できます。これらのルールは組織のポリシーや要件に基づいて作成できます。変更ルールはオペレータには表示されません。
ユーザー変更ルールの設定
- ユーザー変更テンプレートページで、変更ルールをクリックします。
- ルールの作成をクリックすると、他のテンプレートから既存のルールを追加したり、新規ルールを追加できます。
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既存の変更ルールを利用するには、
- 既存の変更ルールを使用するリンクをクリックします。
- ポップアップが開きます。必要なルールが配置されているテンプレートを選択して、'OK'をクリックします。テンプレートにルールが追加されます。
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新しい変更ルールを作成するには、ルール1セクションにおいて:
- 'ルールを追加'リンクをクリックします。
- 「条件」セクションでは、フィールドを選択して値を指定します。
- +アイコンをクリックして別の条件を追加できます。
- 値を割り当てるセクションでは、条件に合致した場合に実行する値を指定します。
- "ルール1"の名称クリックすることで、ルール名の変更も可能です。
- 条件を確認せずにフィールドに値を割り当てることもできます。値の割当てセクションにおいて、フィールドリストから必要なフィールドを選択してください。値を割り当てて、追加をクリックします。
- 新規ルールを追加するには、ルールの追加ボタンをクリックしてください。
- テンプレートを保存をクリックして変更を保存します。
フィールドトレイ
"レイアウトビュー"では、左パネルにすべてのデフォルトのタブとそのフィールドが表示されます。"フィールドトレイ"と呼んでいます。必要なフィールドを適切なタブにドラッグ&ドロップで配置できます。不要なフィールドは削除アイコンをクリックすることで、フィールドトレイに戻せます。
サイレント的にアクティブ化する:
サイレント的にアクティブ化するオプションを利用すると、タブやフィールドを削除するにではなく非表示にすることができます。
このオプションが有効な場合、関連するタブやフィールドは実際はユーザーを変更する際に利用されていますが変更プロセスでは表示されません。
すべてのサイレント的にアクティブ化する属性は、ユーザーに一致するActive Directoryに追加されますが、変更プロセスでは表示されません。このオプションは、管理者がタブにある属性に値を指定が他のオペレーターにはその設定値を知られたくない場合などに利用できます。
'-' 記号をクリックすることで選択されるこのオプションは削除オプションの隣に表示されます。タブの名称付近にマウスオーバーさせると表示されます。
フィールドグループ:
フィールドグループはある共通のカテゴリに配置できる関連する属性のグループです。新規フィールドグループは "グループの追加" オプションを利用することで追加できます。
タブと同様に、フィールドグループ、または、任意のフィールドでも、サイレント的にアクティブ化設定することが可能です。
ドラッグ&ドロップ:
このオプションは、必要なフィールドや属性をタブドラッグ&ドロップして配置することができます。フィールドトレイにおいて、タブをクリックします。それから、フィールドトレイから必要なフィールドグループにフィールドをドラッグ&ドロップします。
フィールド/属性を移動させるときは、フィールドグループ内に自動的にボックスが表示されます。このボックスの中にフィールドを含めることが可能です。