エージェントインストール失敗レポート

ADSelfService Plusのログインエージェントは、MFAを使用してWindows、macOS、Linuxマシンを保護するために活用できます。また、ユーザーが自身のマシンのログイン画面から直接パスワードをリセットし、アカウントのロックを解除できるようにすることもできます。

エージェントインストール失敗レポートには、ログインエージェントのスケジュールインストールが失敗した Windows、macOS、Linuxマシンの一覧が表示されます。このレポートには、エージェントのインストールに失敗したマシンのIPアドレスと名前、マシンで稼働しているOS、マシンが属するOUまたはグループ、インストール失敗時のエラーメッセージなど、エージェントインストールの失敗に関連する情報が表示されます。

エージェントインストール失敗レポートの作成手順は以下の通りです。

  1. 管理者またはオペレーター権限でADSelfService Plus管理ポータルにログインし、[レポート]→[エージェントレポート]→[エージェントインストール失敗レポート]に移動します。
  2. [ドメインの選択]から対象のドメインを選択します。
  3. 必要に応じて、[OUの選択] オプションを使用してOUを指定します。
  4. [作成]をクリックします。

レポート作成後、レポート画面の右端にあるフィルター () アイコンをクリックし、以下のパラメータを使用してエントリを絞り込むことができます。

  • コンピューター名:エージェントインストールの失敗を、ユーザー名で絞り込むことができます。絞り込みに使用可能な条件は、[~を含む]、[~を含まない]、[は]、[でない]、[で始まる][で終わる]です。
  • IPアドレス:IPアドレスで結果を絞り込むことができます。絞り込みに使用可能な条件は、[~を含む]、[~を含まない]、[は]、[でない]、[で始まる][で終わる]です。
  • 保存場所:ドメイン内のマシンの場所に基づいて、エージェントインストールの失敗の結果を絞り込むことができます。絞り込みに使用可能な条件は、[~を含む]、[~を含まない]、[は]、[でない]、[で始まる][で終わる]です。

属性をクリックすると、レポートのエントリが昇順または降順で表示されます。

  • レポート内の特定のデータを検索するには、検索アイコン)をクリックします。
  • コンピューター名を使用して特定のユーザーを検索できます。
  • 検索は、「~を含む」という条件を使用して実行されます。例えば、ユーザー名属性でjackという単語を検索すると、jackという配列を含むすべてのユーザー名が検索結果として表示されます。
  • [スケジュールレポート]オプションを使用すると、指定した間隔でレポートが生成されるようにスケジュール設定し、管理者や特定のメールアドレスに自動的にレポートをメールで送信できます。スケジュールレポートの設定方法については、こちらをご参照ください。
  • 画面右上にある[エクスポート]オプションを使用すると、レポートを CSV、PDF、XLS、XLSX、HTMLCSVDE形式でエクスポートできます。
  • 画面右上にある[詳細]オプションには、[印刷表示]、[メールを送る]、および[エクスポート設定]オプションが表示されます。
    • [印刷表示]オプションは、レポートのプレビューおよび印刷に使用できます。
    • [メールを送る]オプションは、希望のメールアドレスにレポートを送信するのに使用できます。
    • [エクスポート設定]を使用して、レポートのタイトルや各ページに表示するヘッダーのロゴなどをカスタマイズすることもできます。