カスタム フィールド

アプリケーションやサーバーを監視するにあたり、Applications Managerのデフォルト エントリでは取得できないデータが必要となる場合があります。この場合は、追加フィールド タイプの設定で、必要情報の捕捉が可能です。「カスタム フィールド」を利用すれば、お客さまの要件にあった追加フィールドの設定ができます。

カスタム フィールドを設定する

監視詳細ページの監視情報セクションで、カスタム フィールド ボタンをクリックします。カスタム フィールド セクションがすぐ下に開き、既存フィールドの変更や新規フィールドの追加が可能です。

「カスタム フィールド」のセクションには3つのタブがあります。

  • カスタム フィールド:このタブには、ラベルや影響など、プリセット項目も表示されます。必要に応じてフィールドの編集や値の指定を行ってください。デフォルトの項目とは別に、カスタム フィールドを必要次第で追加できます。「カスタム フィールド」タブ右側のアイコンをクリックすると、「カスタム フィールドの追加/削除」がポップアップし、追加・編集・削除の作業ができます。

PIIにマーク:PIIとは、個人を特定できる情報を意味します(Personally Identifiable Information)。カスタム フィールドにはどのようなエントリも追加可能で、PIIが含まれる可能性もあります。そのため、PIIのフィールドは暗号化のうえデータベースに保存しています。ユーザーのロケーションはPIIにあたり、デフォルトで暗号化が行われます。
  • ユーザー/オーナー:こちらのタブでは、ユーザーを監視や監視グループに関連付けできます。ユーザー、オペレーター、管理者、マネージャーの全ロールをサポートしています。

  • ロケーション:サーバーの物理ロケーション情報を指定できます。ロケーション名、フロア、ビル、市、週、国、郵便番号(Postal式)、郵便番号(Zip式)などがあります。

メモ:監視のカスタム フィールドのデフォルト値は、親監視グループから引き継ぎます。

Enterprise Editionでのカスタム フィールド

カスタム フィールドはProfessional EditionでもEnterprise Editionでも利用できますが、Enterprise Editionでは設定に若干の違いがあります。

  • Adminサーバーからは、そのAdminサーバーにある監視で、新規フィールドの追加、フィールドや値の有効化・無効化ができます。

  • Managedサーバーでは、フィールドの作成・編集はできません。フィールドへの値の設定だけが可能となっています。

メモ

  • カスタム フィールドは、外部装置の監視には設定できません(例:ルーター、スイッチなど、OpManagerからのリソース)。ただし、外部装置も、監視グループへの関連付けは可能です。
  • この際、ラベルやユーザーなど複数フィールドに値を設定できます。