サーバー設定

スレッド数や製品データベース、JVMのパラメーターなど、製品全体の動作に関連した設定を行います。
各設定画面で変更可能なパラメーターを以下に記載します。

設定画面:
[設定]→[製品設定]→[サーバー設定]

記号(*)が付いている項目を変更した場合、設定を反映させるために、Applications Managerを再起動する必要があります。
また、Enterprise Editionでも同様の設定が可能です。


全体設定

項目 説明
最大サブグループレベル 1つの監視グループで作成可能な最大のサブグループ数を指定します。
生データのクリーンアップ間隔(時)* データベースに保存される生データの保存期間(時間単位)を変更します。
※最大24時間
設定データのクリーンアップ間隔(日) 設定データのクリーンアップ間隔を指定します。
監視グループ障害比較レポート開始曜日 監視グループの停止比較レポートを作成する際の開始の曜日を数字で指定します。
1の場合は日曜日を、7の場合は土曜日を意味します。
OutOfMemoryExceptionでの再起動待機(分) 指定した時間(分)以内に、[OutOfMemoryExceptionリトライ回数]で指定した回数のOut Of Memoryの例外が発生した場合に、Applications Managerを再起動します。
OutOfMemoryExceptionリトライ回数 Out Of Memoryの例外発生時に、Applications Managerがリトライする回数を指定します。
スケジューラーの最大スレッド数* スケジューラータスクで許可する最大のスレッド数を指定します。
空きJVMメモリ(MB)のヒープダンプを作成 指定したJVMメモリ値未満の空き容量になると、ヒープダンプを作成します。
デバッグ情報ディレクトリサイズ制限(MB) 指定した値の80%に達すると、デバッグ情報ディレクトリ内の旧ファイルをクリアします。
プログラム実行アクションのコマンドサイズ プログラム実行時のコマンドサイズを指定します。
監査テーブルクリーンアップ間隔(月) 指定した間隔(月)より前に作成された監査ログを削除します。
監査テーブルサイズ(行数) 指定した監査テーブルの行数に達すると、新しい監査テーブルが作成されます。
クエリツールの最大行数 クエリデータベースツールを使用して表示できる最大の行数を指定します。
ポーリング制限(日) ポーリングする制限時間を指定します。
サブグループビューの有効化 アラート、レポート、監視画面の監視グループに、サブグループが表示されます。
SLAビューでサブグループの有効化 SLAビューにサブグループを表示します。
データ収集失敗時にメールを送信 監視のデータ収集が1時間以上行われていない場合、Out Of Memoryエラーが発生した場合、50%以上の監視でデータ収集が停止している場合、のいずれかの条件が発生した際に管理者にメール送信します。
業務時間内のデータクリーンアップを無効化 午前8時~午後6時の間、データのクリーンアップ実行を無効化します。
スタートアップでブラウザーを開く* 有効化すると、Applications Manager起動時に、ブラウザーを自動で表示します。
監視グループウィジェットでサブグループを表示する 有効化すると、監視グループウィジェットで、監視グループとともにサブグループを表示します。
ビジネスビューで監視グループをステータスライト表示する(廃止予定) 有効化すると、ビジネスビュー配下に、監視グループステータスビューがステータスライトとして表示されます
一定のポーリング間隔でデータ収集を実行* 有効化することで、指定したポーリング間隔で監視対象のスケジュールデータ収集を行います。
孤立エントリの週次クリーンアップの有効化 有効化すると、Applications Managerの再起動後、土曜日に不要なエントリをクリーンアップします。
初回のクリーンアップが完了すると、以降のクリーンアップは毎月第1土曜日に実行されます。

可用性設定

項目 説明
ping応答の受信 サーバーの可用性が低下した場合に、可用性属性のRCAにおけるサーバー監視のping応答を受信するよう許可します。
ネイティブpingの有効化 ネイティブpingをサーバー監視の可用性の判定に使用するよう許可します。
ポートテストの有効化 サーバー監視のポートテストを有効化します。
テスト用ポート ポートテストに使用するポート番号を指定します。
ping/ポートテストタイムアウト(秒) ポートチェックでのタイムアウト値を指定します。
pingリトライ サーバーの可用性チェックに失敗した場合に、pingコマンドを再試行する回数を指定します。
アプリケーションサーバータイムアウト(分) Tomcat、Apache、PHP、WebSphere監視の接続タイムアウト値を指定します。

スレッド設定

項目 説明
メインスレッド* JMX/SNMPダッシュボード、スケジュールレポートのデータ収集時に使用するスレッド数を指定します。
URL監視スレッド* URL、URLシーケンス、SAP CCMS等の監視データ収集時に使用するスレッド数を指定します。
キー・バリュー監視スレッド* Active Directory、Amazon、Cassandra、Cephストレージ、DNS監視、Exchange Server、スクリプト監視等のデータ収集時に使用するスレッド数を指定します。
MQSeries監視スレッド* IBM WebSphere MQ監視データ収集時に使用するスレッド数を指定します。
データ収集スレッド* AIX、AS400/iSeries、Apacheサーバー、Db2、FreeBSD/OpenBSD、HP-UX/Tru64 UNIX、IISサーバー監視等のデータ収集時に使用するスレッド数を指定します。
カスタム監視スレッド* RMI、WebLogic Server、JBOSSサーバー、WebSphere Server、JMX1.2-MX4J-RMI等のカスタム属性データ収集時に使用するスレッド数を指定します。

データベース設定

項目 説明
データベース接続数* データベースとの間で確立する非トランザクション接続数を指定します。

JVMパラメーター設定

項目 説明
最大永続世代サイズ(MB)* Applications Managerに割り当てる最大の永続世代(PermGen)サイズを指定します。
最大Javaヒープサイズ(MB)* Applications Managerに割り当てる最大のメモリ数を指定します。

監視グループ設定

項目 説明
次の監視リストから監視グループに関連付け
・Process
・Service
・データベース
・Websphere MQ Queue
監視グループに監視を関連付ける際に、ここで選択した監視タイプの子モニターがサービス監視タイプとして表示されるようになります。