Endpoint Centralを使用する

Endpoint Centralの開始

Endpoint CentralサーバーはWindowsのサービスとして実行されます。Endpoint Centralを開始するには、Endpoint Centralをインストールしたコンピューターで以下のいずれかの手順を実行します。

  • スタートボタン をクリック > プログラム一覧で、"M"までスクロール > ManageEngine Endpoint Central フォルダーをクリックして開く > Start Endpoint Central をクリック
  • タスクバー右下の通知領域を開く > Endpoint Centralのアイコンを右クリック > Start Serviceをクリック 
  • スタートボタンをクリック > services.msc と入力 > サービス一覧で、"M"から始まるサービスまでスクロール > ManageEngine Endpoint Central Server を選択 > サービスの開始 をクリック

Endpoint Centralが開始されると、デフォルトのWebブラウザーが開き、Endpoint Centralコンソールログイン画面が開きます (この設定は、ログイン後 管理タブ > サーバー設定 > サーバー設定 > 一般設定 > Endpoint Centralサーバーの起動後、Webクライアントを自動的に起動する のチェックを外すことで無効化できます)

Endpoint Centralサーバーの開始後、続いて以下のプロセスが開始されます。

  1. java.exe (Endpoint Centralサーバー)
  2. postgres.exe (DBサーバー)
  3. wrapper.exe (システムトレイ操作)
  4. MEDCCPUMonitor.exe (トラブルシューティング)

ファイアウォールが有効化されたレガシーOSで起動する場合、Java(TM) 2 Platform Standard Edition binary - Java に関するセキュリティアラートがポップアップする場合があり、実行を許可する必要があります。  

Endpoint Centralコンソールへのログイン 

Endpoint Centralコンソール画面へログインする手順は以下の通りです。

  1. ウェブブラウザーを開き、アドレスバーに http://<hostname>:8020 と入力します。<hostname>には、Endpoint Centralが実行されているコンピューターのホスト名またはローカルIPアドレスを入力します。

  2. ユーザー名: admin、パスワード: admin を入力し、ログインをクリックします (デフォルトパスワードを変更するには、ログイン後、右上のユーザーアイコン > カスタマイズ > パスワードの変更 から設定します)。

初回ログイン後の設定 

Endpoint Centralに初めてログインした場合、続いて次の手順を実施します。

  1. 管理対象の定義: Endpoint Centralで管理するコンピューターを選択し、エージェントをインストールします。Active Direcotry環境の場合、ドメインコントローラーと同期することで、自動的に管理対象の情報をインポートできます。また、管理対象をドメインの一部のみに限定することもできます。

  2. 構成の適用: 構成を管理対象コンピューター/ユーザーに適用すると、各種設定を複数の管理対象に一括して適用することができます。構成は、ユーザーに対して構成するものとコンピューターに対して構成するものがあり、前者は基本的にユーザーログイン時に、後者は基本的にコンピューターの起動時に適用されます。

  3. パッチ管理機能のセットアップ: Endpoint Centralで管理対象コンピューターのOSパッチやサードパーティ製品のパッチ管理を実施する場合は、パッチ管理機能をセットアップします。

  4. ソフトウェア配布機能のセットアップ: Endpoint Centralでソフトウェアを管理対象コンピューターに配布する場合、ソフトウェア配布機能のセットアップを完了させます。

  5. インベントリ管理機能のセットアップ: 管理対象コンピューターのソフトウェア/ハードウェアなどのIT資産を管理するインベントリ管理機能を使用する場合、機能をセットアップします。

Endpoint Centralの停止 

Endpoint Centralを停止するには、開始時と同様の方法で, Stop Endpoint Central を選択します。