前提条件

EventLog Analyzerの利用を開始する前に、以下をご確認ください。

EventLog Analyzerのポート要件

1. プライマリポート

Webサーバーポート

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
HTTP/8400
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー
  • EventLog AnalyzerのUI画面にアクセスするマシン
  • EventLog Analyzerのエージェントがインストールされているマシン
  • AdminサーバーとManagedサーバー間、およびエージェントとEventLog Analyzerサーバー間の通信にも使用されます。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。

Elasticsearch

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
TCP/9300~9400
※変更可能
EventLog Analyzer検索エンジン管理ノード(SEMノード) EventLog Analyzerサーバー
  • EventLog AnalyzerのElasticsearchサーバーが使用します。EventLog AnalyzerサーバーとSEMは同じサーバー上で共存できます。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。

内部通信

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
UDP/5000
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー EventLog Analyzerサーバー
  • UDPポートは、エージェントからサーバーへの通信のためにEventLog Analyzerによって内部的に使用されます。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。
  • 内部ポートはローカルホストにバインドされているため、ファイアウォールでポートを開く必要はありません。

データベース

ポート番号 補足情報
TCP/33335
  • EventLog AnalyzerでPostgreSQL/MySQLデータベースに接続するために使用されます。
  • 内部ポートはローカルホストにバインドされているため、ファイアウォールでポートを開く必要はありません。

2. ログ収集

Windowsイベントログ収集

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Event Log Readers
  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

ファイアーウォール権限:

定義済みのルール:

  • Windows Management Instrumentation(WMI)
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/49152~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート

注記

  • EventLog Analyzerエージェントをインストールしたマシンで送信ポートを開き、EventLog Analyzerサーバーで受信ポートを開く必要はありません。
  • Windows 2000、Windows XP、およびWindows Server 2003の場合、動的RPCポートの範囲は1025~5000です。
  • 広範囲のオープンポートのセキュリティを強化するために、ファイアウォールのスコープ内にサーバーのIPアドレスを含めることを推奨します。これにより、指定されたサーバーからの承認されたトラフィックのみがファイアウォールを通過できるようになります。さらに、WMI、RPC、HTTP/HTTPS、リモートイベントログ管理などのプロセスおよびサービスフィルターを含む定義済みルールにより、特定のプロセスまたはサービスのみが指定されたポートを介して通信できるようにすることで、セキュリティをさらに強化できます。サーバーのIPが変更された場合は、それに応じて対応するファイアウォールのルールを更新する必要があります。

Syslog収集

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
UDP/514
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー Syslogデバイス Syslog
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。
UDP/513
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー Syslogデバイス Syslog
TLS/513
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー Syslogデバイス Syslog
TCP/514
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー Syslogデバイス Syslog

SSH通信

権限 用途

sshd_configファイルに以下のアルゴリズムが存在することを確認します。

ファイルの場所:/etc/ssh/sshd_config

鍵交換(KEX):diffie-hellman-group1-sha1、diffie-hellman-group-exchange-sha256、diffie-hellman-group14-sha1、diffie-hellman-group14-sha256、diffie-hellman-group15-sha512、diffie-hellman-group16-sha512、diffie-hellman-group17-sha512、diffie-hellman-group18-sha512、ecdh-sha2-nistp256、ecdh-sha2-nistp384、ecdh-sha2-nistp52

暗号:aes128cbc、aes128ctr、aes192cbc、aes192ctr、aes256cbc、aes256ctr、arcfour128、arcfour256、blowfishcbc、tripledescbc

MAC:hmacmd5、hmacmd596、hmacsha1、hmacsha196、hmacsha256、hmacsha512

※すべてのLinux通信に必要です。

  • Linuxエージェントのインストール
  • Linuxエージェントの管理と通信
  • Syslog転送の自動設定
  • Linux MySQLサーバーの検出

Syslog転送の自動設定

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/22 Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー SSH

ユーザー権限:

  • 「rsyslog」または「syslog」サービスの再起動権限
  • ファイル(/etc/rsyslog.conf または /etc/syslog.conf)に対する「rw」権限
  • SSH通信の権限

AS400ログ収集

ポート番号 Inbound Outbound
TCP/446~449 AS400サーバー EventLog Analyzerサーバー
TCP/8470~8476 AS400サーバー EventLog Analyzerサーバー
TCP/9470~9476 AS400サーバー EventLog Analyzerサーバー

SNMPトラップ収集

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
UDP/162
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー ネットワークデバイス/アプリケーション SNMP
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。

IISログ収集

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/135 IISサーバー EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザー権限:

  • IISログフォルダーに対する読み取り権限
  • 「System32/inetsrv」に対する権限
  • 管理共有へのアクセス権(例:Admin$、c$)
TCP/139 IISサーバー EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 IISサーバー EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP

3. エージェント

Windowsエージェントのログ収集と通信

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
HTTP/8400
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー エージェントをインストールしたマシン
  • エージェントをインストールしたマシンとEventLog Analyzerサーバーの両方でポート8400が開放されてる必要があります。

注記:通信には、エージェントの同期やエージェントのステータス確認などのタスクが含まれます。

Windowsエージェントのインストールと管理

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/135 エージェントをインストールしたマシン EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザー権限:

  • 「\\<IPアドレス>\Admin$\TEMP\EventLogAgent」内のファイルに対する読み取り、書き込み、変更の権限
  • Remote Registryサービスへのアクセス
  • 「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurePipeServers\winreg」レジストリキーに対する読み取り権限
  • 「SOFTWARE\Wow6432Node\ZOHO Corp\EventLog Analyzer」または「SOFTWARE\ZOHO Corp\EventLog Analyzer」レジストリキーに対する読み取り/書き込み権限
  • リモートサービス(services.msc)へのアクセス
TCP/139 エージェントをインストールしたマシン EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 エージェントをインストールしたマシン EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/49152~65535 エージェントをインストールしたマシン EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート

注記:管理には、エージェントの起動、停止、アンインストールなどのアクションが含まれます。

Linuxエージェントのインストール

ポート番号 Inbound Outbound SSH 補足情報
TCP/22 エージェントをインストールしたマシン EventLog Analyzerサーバー SSH

Sudoユーザー権限:

  • 「/opt/ManageEngine/」に対する「rwx」権限(ファイル転送のため)
  • SSH通信の権限

Linuxエージェントの管理と通信

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
TCP/22 EventLog Analyzerサーバー EventLog Analyzerサーバー

ユーザー権限:

  • 「/opt/Manage Engine/EventLogAnalyzer_ Agent」および「/etc /audisp/plugins.d」に、ファイルを転送するためのSFTP権限
  • auditdのサービス開始/停止/再起動権限
  • SSH通信の権限
HTTP/8400
※変更可能
EventLog Analyzerサーバー エージェントをインストールしたマシン

4. ログインポート

SMBを使用したログインポート

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/137 インポート元のデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOS名前解決RPC/名前付きパイプ(NP)

ユーザー権限:

  • ネットワークアクセス:SAMアカウントと共有の匿名列挙を許可しないでください。
  • 場合によっては、共有リソースを表示する場合でも異なるワークグループに接続する際に資格情報が必要になることがあります。
TCP/138 インポート元のデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSデータグラム
TCP/139 インポート元のデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 インポート元のデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP

FTPを使用したログインポート

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/20 インポート元のデバイス EventLog Analyzerサーバー FTP/SFTP

ユーザー権限:

  • FTPサーバーの認証を有効にする必要があります。
TCP/21 インポート元のデバイス EventLog Analyzerサーバー FTP/SFTP

5. ディスカバリー

Windowsドメインディスカバリー

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/389 ドメインコントローラー EventLog Analyzerサーバー LDAP

ユーザー権限:

  • Active Directoryオブジェクトに対する読み取り権限
  • ADS_SECURE_AUTHENTICATIONモードでLDAPクエリを実行する権限

Windowsワークグループディスカバリー

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/135 ワークグループサーバー EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザー権限:

  • Active Directoryオブジェクトに対する読み取り権限
  • ADS_SECURE_AUTHENTICATIONモードでWinNTクエリを実行する権限
TCP/139 ワークグループサーバー EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 ワークグループサーバー EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 ワークグループサーバー EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート

イベントソースディスカバリー

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザー権限:

  • winregレジストリキーに、少なくとも読み取り権限を付与する必要があります。
TCP/137 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOS名前解決RPC/名前付きパイプ(NP)
TCP/138 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSデータグラム
TCP/139 ワークグループサーバー EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 ワークグループサーバー EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP

MSSLQサーバーディスカバリー

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
UDP/1434 MSSQLサーバー EventLog Analyzerサーバー

ユーザー権限:

  • 通信に動的TCPポートを使用するように設定できます。
TCP/1433 MSSQLサーバー EventLog Analyzerサーバー

ネットワークデバイスディスカバリー

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
UDP/162 ネットワークデバイス EventLog Analyzerサーバー

用途:

  • SNMP pingに応答するSNMP対応のIPデバイスのリストを取得します。

IISディスカバリー

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/445 IISサーバー EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP

用途:

  • SMBプロトコルがログファイルを読み取る際に使用します。

MySQLサーバーディスカバリー(Windows)

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/135 MySQLサーバー EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザー権限:

  • SFTPを使用してMySQLサーバーの設定ファイルを検索するためには、WMI権限が必要です。
TCP/445 MySQLサーバー EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP

MySQLサーバーディスカバリー(Linux)

ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
TCP/22 MySQLサーバー EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP

ユーザー権限:

  • SFTPを使用したMySQLサーバーの設定ファイルへの読み取り権限
  • SSH通信の権限

6. ワークフロー

ネットワークのアクション

アクション ポート番号 Inbound Outbound
デバイスへpingを実行 ICMP(ポート番号なし) 管理対象Windowsデバイス / 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー
trace routeの実行(Windows) ICMP(ポート番号なし) 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー
trace routeの実行(Linux) UDP/33434~33534 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー

Windowsのアクション

アクション ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
ログオフ TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

環境設定:

  • コンピューターにEventLog Analyzerサーバーは含めないでください。
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
シャットダウンと再起動 TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

環境設定:

  • コンピューターにEventLog Analyzerサーバーは含めないでください。
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
Windowsスクリプトを実行 TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

環境設定:

  • スクリプト内の共有パスへの読み取り、書き込み、および変更のアクセス権限が必要です。
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
USBを無効にする TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

環境設定:

  • RemoteRegistryサービスが起動している必要があります。
  • 「コンピューター\HKEY_LOCAL_ MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\USBSTOR」に対するフルコントロール権限が必要です。
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
サービス関連 TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users
  • Administrators

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
プロセスを開始 TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
プロセスを停止 TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
テストプロセス TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り
TCP/139 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー NetBIOSセッションRPC/NP
TCP/445 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー SMB RPC/NP
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート

Linuxのアクション

アクション ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
シャットダウンと再起動 TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • ユーザーは、rootユーザーである必要があります。
Windowsスクリプトを実行 TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • sudo権限が必要です。
サービス関連 TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • sudo権限が必要です。
プロセスを開始 TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • 資格情報を提供したユーザーにコマンドを実行する権限が付与されている必要があります。
プロセスを停止 指定のポート番号 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • 資格情報を提供したユーザーにコマンドを実行する権限が付与されている必要があります。
テストプロセス TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー - -

通知

アクション ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
ポップアップメッセージを送信(Windows) TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPC

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

環境設定:

  • 「コンピューター\HKEY_ LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Current ControlSet\Control\Terminal Server」の「AllowRemoteRPC」が「1」に設定されている必要があります。
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー RPCの動的ポート
ポップアップメッセージを送信(Linux) TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • sudo権限が必要です。
メールを送信(Windows / Linux) TCP(SMTPサーバー設定時に指定したポート番号) 管理対象デバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • SMTPサーバーが製品に設定されている必要があります。
SMSの送信(Windows / Linux) - - - -

環境設定:

  • SMSサーバーが製品に設定されている必要があります。
SNMPトラップを送信(Windows / Linux) UDP(ワークフローで指定したポート番号) 管理対象デバイス EventLog Analyzerサーバー -

環境設定:

  • ワークフローで指定したポート番号が開放されている必要があります。

Active Directoryアクション

アクション ポート番号 Inbound Outbound サービス 補足情報
ユーザーの削除 TCP/389 管理対象ドメインコントローラー EventLog Analyzerサーバー LDAP

ユーザー権限:

  • ADでの「削除」権限が必要です。
  • 削除するユーザーの「誤って削除されないようにオブジェクトを保護する」にはチェックを入れないでください。
ユーザーの無効化 TCP/389 管理対象ドメインコントローラー EventLog Analyzerサーバー LDAP

ユーザー権限:

  • 読み取り、書き込み、所有者の変更、および権限の変更の権限が必要です。
コンピューターの無効化(Windows / Linux) TCP/389 管理対象ドメインコントローラー EventLog Analyzerサーバー LDAP

ユーザー権限:

  • 読み取り、書き込み、所有者の変更、および権限の変更の権限が必要です。

その他のアクション

アクション ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
ファイルへの書き込み(Windows) TCP/135 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー

ユーザーグループ:

  • Distributed COM Users

ユーザー権利:

  • オペレーティング システムの一部として機能
  • バッチ ジョブとしてログオン
  • サービスとしてログオン
  • プロセス レベル トークンの置き換え

ユーザー権限:

WMIプロパティのroot\cimv2:

  • メソッドの実行
  • アカウントの有効化
  • リモートの有効化
  • セキュリティの読み取り

環境設定:

  • 共有パスへの読み取り、書き込み、および変更のアクセス権限
TCP/1024~65535 管理対象Windowsデバイス EventLog Analyzerサーバー
ファイルへの書き込み(Linux) TCP(指定のポート番号) 管理対象Linuxデバイス EventLog Analyzerサーバー

環境設定:

  • sudo権限が必要です。
HTTP WebHook - - -

環境設定:

  • 宛先URLのホスト/ポートの組み合わせへの「接続」ソケット権限、またはリクエストを許可する「URL権限」
ログを転送 TCP(指定のポート番号) 管理対象デバイス EventLog Analyzerサーバー -
CSVルックアップ TCP(指定のポート番号) 管理対象デバイス EventLog Analyzerサーバー

ユーザー権限:

  • CSVファイルの読み取り権限

ファイアウォールアクション

アクション ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
Cisco ASA インバウンド/アウトバウンド 拒否ルール https/443 ファイアウォールデバイス EventLog Analyzerサーバー

追加の権限:

https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/help/EventLogAnalyzer_UserGuide/incident-management/incident-workflow.html#ciscoCredentials

Fortigate アクセス拒否ルール https/443 ファイアウォールデバイス EventLog Analyzerサーバー

追加の権限:

https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/help/EventLogAnalyzer_UserGuide/incident-management/incident-workflow.html#fortigateCredentials

PaloAlto アクセス拒否ルール https/443 ファイアウォールデバイス EventLog Analyzerサーバー

追加の権限:

https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/help/EventLogAnalyzer_UserGuide/incident-management/incident-workflow.html#paloAltoCredentials

SophosXG アクセス拒否ルール https/443 ファイアウォールデバイス EventLog Analyzerサーバー

追加の権限:

https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/help/EventLogAnalyzer_UserGuide/incident-management/incident-workflow.html#sophosXGCredentials

Barracuda アクセス拒否ルール https/8443 ファイアウォールデバイス EventLog Analyzerサーバー

追加の権限:

https://www.manageengine.jp/products/EventLog_Analyzer/help/EventLogAnalyzer_UserGuide/incident-management/incident-workflow.html#barracudaCredentials

7. Distributed Edition

Distributed

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
HTTP/8400
※変更可能
Managedサーバー Adminサーバー
  • Webサーバーポートを介したManagedサーバーからAdminサーバーへの通信に使用されます。
  • デフォルトのポート番号は8400です。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。
HTTP/8400
※変更可能
Adminサーバー Managedサーバー
  • Webサーバーポートを介したAdminサーバーからManagedサーバーへの通信に使用されます。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。

集中型アーカイブ

ポート番号 Inbound Outbound 補足情報
SSH/8080
※変更可能
Adminサーバー Managedサーバー
  • Managedサーバーは、SSH/8080経由でアーカイブファイルをAdminサーバーに転送します。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。

アンチウィルスソフトウェアとの併用

EventLog Analyzerがスムーズに機能するためには、以下のフォルダーをアンチウィルスソフトウェアの除外リストに追加する必要があります。

EventLog Analyzerサーバー

パス 除外の必要性 除外リストに登録されていない場合の影響
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\ES\data Elasticsearchのインデックスデータが保存されています。 データが削除されると、収集したログが確認できなくなります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\ES\repo Elasticsearchインデックスのスナップショットが作成される場所です。 ファイルが削除されると、スナップショットおよびElasticsearchのアーカイブ機能が失敗します。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\ES\archive Elasticsearchのアーカイブが保存されています。 ファイルが削除されると、アーカイブされたログデータが利用できなくなります。
<ManageEngine_インストールディレクトリ>\elasticsearch\ES\data Elasticsearchのインデックスデータが保存されています。 データが削除されると、レポートに影響が出ます。
<ManageEngine_インストールディレクトリ>\elasticsearch\ES\repo Elasticsearchインデックスのスナップショットが作成される場所です。 ファイルが削除されると、スナップショットおよびElasticsearchのアーカイブ機能が失敗します。
<ManageEngine_インストールディレクトリ>\elasticsearch\ES\archive Elasticsearchのアーカイブが保存されています。 ファイルが削除されると、データが利用できなくなります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\data\za\threatfeeds インターネット接続がない場合に使用される、悪意のあるIP、ドメイン、URLのリストを含むバンドルファイルが保存されています。これらのファイルは、デフォルト脅威フィードの最初の同期時に削除されます。アンチウイルスソフトウェアからの除外は、最初の同期までのみ必要です。 ファイルが削除され、インターネット接続がない場合、悪意のある脅威ソースのリストがデータセットから失われます。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\data\AlertDump アラート処理前のフォーマットされたログが保存されます。アンチウイルスソフトウェアによって誤検知される可能性があります。 ファイルが隔離または削除されると、関連するアラートが表示されなくなります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\data\NotificationDump 通知処理の前のフォーマットされたログが保存されます。アンチウイルスソフトウェアによって誤検知される可能性があります。 ファイルが隔離または削除されると、アラート通知が受けられなくなります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\bin すべてのバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 製品が機能しない可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\data\imworkflow ワークフロー実行のためにユーザーがアップロードしたバイナリが保存されています。 スクリプトを使用したワークフローが意図したとおりに動作しない可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\pgsql\bin PostgreSQLのバイナリが含まれています。アンチウイルスソフトウェアによって誤検知される可能性があります。 製品が起動しない可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\lib\native すべてのバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 製品が機能しない可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\archive
※アーカイブの保存場所を変更している場合は、変更後の保存先フォルダーもスキャン対象から除外してください。
アンチウイルスソフトウェアにより、頻繁な書き込み操作が遅くなる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアが書き込み操作を遅くすると、製品パフォーマンスに問題が発生する可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\troubleshooting トラブルシューティング用のバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 一部のトラブルシューティングに関連するバッチファイルが機能しなくなる可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\tools ツールに関するバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアによってファイルが削除されると、一部のツールが動作しなくなる可能性があります。
<EventLog Analyzer_インストールディレクトリ>\ES\CachedRecord アンチウイルスソフトウェアにより、頻繁な書き込み操作が遅くなる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアが書き込み操作を遅くすると、製品パフォーマンスに問題が発生する可能性があります。

EventLog Analyzerのエージェントをインストールしたマシン(Windowsマシン:64bit)

パス 除外の必要性 除外リストに登録されていない場合の影響
C:\Program Files (x86)\EventLogAnalyzer_Agent\bin エージェントのバイナリが保存されています。 ファイルが隔離されている場合、エージェントが動作しない可能性があります。
C:\Program Files (x86)\EventLogAnalyzer_Agent\bin\data アンチウイルスソフトウェアにより、頻繁な書き込み操作が遅くなる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアが書き込み操作を遅くすると、製品パフォーマンスに問題が発生する可能性があります。
C:\TEMP\\EventLogAgent エージェントのインストールおよびアップグレードのために、エージェントのインストールファイルが移動される場所です。 ファイルが隔離されている場合、エージェントがアップグレード/インストールされない可能性があります。

EventLog Analyzerのエージェントをインストールしたマシン(Windowsマシン:32bit)

パス 除外の必要性 除外リストに登録されていない場合の影響
C:\Program Files\EventLogAnalyzer_Agent\bin エージェントのバイナリが保存されています。 ファイルが隔離されている場合、エージェントが動作しない可能性があります。
C:\Program Files (x86)\EventLogAnalyzer_Agent\bin\data アンチウイルスソフトウェアにより、頻繁な書き込み操作が遅くなる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアが書き込み操作を遅くすると、製品パフォーマンスに問題が発生する可能性があります。
C:\TEMP\\EventLogAgent エージェントのインストールおよびアップグレードのために、エージェントのインストールファイルが移動される場所です。 ファイルが隔離されている場合、エージェントがアップグレード/インストールされない可能性があります。

EventLog Analyzerのエージェントをインストールしたマシン(Linuxマシン)

パス 除外の必要性 除外リストに登録されていない場合の影響
/opt/ManageEngine/EventLogAnalyzer_Agent/bin エージェントのバイナリが保存されています。 ファイルが隔離されている場合、エージェントが動作しない可能性があります。
/opt/ManageEngine/EventLogAnalyzer_Agent/bin/data アンチウイルスソフトウェアにより、頻繁な書き込み操作が遅くなる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアが書き込み操作を遅くすると、製品パフォーマンスに問題が発生する可能性があります。