DNS設定

Firewall Analyzerのレポートでは、送信元、宛先IPアドレスを使用してレポート上でホスト名として表示します。
本設定では送信元や宛先のIPアドレスをDNS解決し、各レポートのホスト名をDNS名で表示するように設定します。

設定を有効化すると、過去に受信していたデータならびに設定後新たに受信したデータに対して反映されます。


DNS設定のオプション

DNS設定には、以下のオプションが存在します。

  • 自動
    Firewall Analyzerのインストールサーバーから、リバースDNSルックアップを自動で実行します。
    名前解決可能なIPアドレスのみを対象に、レポート上でDNS名が表示されます。
  • クリック時
    IPアドレスの逆引きは自動で実行せず、各レポート上の[DNSによる名前解決]を有効にすることで名前解決可能なDNS名が表示されます。
  • 参照しない
    本オプションを有効にすることで、Firewall Analyzerから名前解決を実行せず、IPアドレスのみ表示します。

[キャッシュでのDNS解決数]の項目では、IPアドレスとDNS名マッピングを製品内のメモリにキャッシュする数を選択します。
プルダウン形式で、5000、7500、10000から選択可能です。※デフォルト:5000


ユーザー定義のDNS名

本オプションでは、IPアドレスとDNS名のマッピング情報を手動で登録します。
以下の手順でマッピング情報を登録します。

  1. [ユーザー定義のDNS名]右の[追加]をクリック
  2. [手動]または[ファイルをインポートする]オプションにより、IPアドレスとDNS名を追加
    ※手動追加の場合、既に名前解決済みの内容を上書きして、レポート上で表示します。

インポート機能では、テキストファイルまたはCSVファイルを使用して、以下のフォーマットでインポートします。

テキスト 192.168.140.241=dcqa-w10-64-2.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.242=mari-4018.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.243=balaji-7086.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.244=AVX86F932.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.245=AVXA52C65.csez.zohocorpin.com.
CSV 192.168.140.246,opm-test.csez.zoocorpin.com.
192.168.140.247,jayakumar-0446.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.248,manoj-7159.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.249,jagan-7424.csez.zohocorpin.com.
192.168.140.250,DESKTOP-0L39CQF.csez.zohocorpin.com.