脅威インテリジェンスとは

脅威インテリジェンスは、世界で観測された脅威に関する情報を収集・分析することで得られたナレッジであり、組織ネットワークに潜む脅威を検知するのに役立ちます。 単なる悪質IPのリストではなく、脅威となる人物のプロフィールや、攻撃メカニズム、脅威への対応方法などの情報も含まれます。その主な目的は、世界中で日々発生する脅威に対抗するために、組織のセキュリティ対策を充実させることです。

 

SIEMとは

SIEM(Security Information and Event Management:セキュリティ情報イベント管理)とは、複数デバイスのログを一元管理・相関的に分析することで、ネットワークの監視や異常の検知を行う仕組みまたはソリューションです。継続的なログの監視により、不審な挙動をリアルタイムで検知することができ、異常の早期検知や迅速な対応を実現します。

 

SIEMツールで脅威インテリジェンスを実装する利点

脅威インテリジェンス機能を提供する様々なソリューションがある中で、SIEMは多くの組織に人気のある選択肢となっています。その理由の一つとして、SIEMで脅威インテリジェンスを実装することに次のような利点があるからでしょう。

SIEMは、ネットワーク内のあらゆるデバイスやアプリケーションを包括的に調査し、ネットワーク内のシステムで不審な挙動が検出された場合に通知を行うことができます。 検出された脅威が特定の不審な活動パターンに当てはまる場合にのみアラートを発することができ、誤検知を減らすことも可能です。

 

SIEMツール「Log360」とは

Log360は、ログ管理とネットワークセキュリティの課題すべてに一つで対応することのできる低価格SIEMツールです。信頼性の高い脅威フィードから最新の情報を定期的に取得し、脅威の兆候を検知した際にはリアルタイムのアラート通知が可能です。その他、フォレンジック調査やインシデント解決におけるアカウンタビリティの確保など幅広い機能を備えたLog360は、セキュリティ・オペレーション・センター(SOC)の中核を担い、脅威管理サイクルの効率化を実現します。

Log360画面

Log360の画面

Log360で脅威インテリジェンスを実践

以下資料では、脅威インテリジェンスとは具体的に何をするのか、どのように組織のセキュリティフレームワークに組み込むべきかについて説明します。さらに、その実装にSIEMを活用する利点や、企業における活用例、そして、Log360の脅威インテリジェンス機能の優位性についても解説しています。ぜひご覧ください。