前提条件

Log360の利用を開始する前に、以下をご確認ください。

Log360サーバー上でアンチウィルスソフトウェアを使用している場合は、Log360をアンチウィルスソフトウェアと併用する場合をご確認ください。


Log360に必要なポート

Log360にアクセスするために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
8095 HTTP
8458 HTTPS

Elasticsearchを使用するために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
9322(TCP) Elasticsearchサーバーとの通信

ADAudit Plusに必要なポート

イベント収集のために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
389 LDAPプロトコルとの通信
135 RPCとの通信
445、135 NetBIOSセッションサービスとの通信

ADAudit Plusにアクセスするために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
8081 HTTP
8444 HTTPS

EventLog Analyzerに必要なポート

EventLog Analyzerサーバー上で以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
8400(TCP) Webサーバーポート
513、514(UDP) Syslogリスナーポート
514(TCP) Syslogリスナーポート
33335(TCP) PostgreSQL/MSSQLデータベースポート

エージェントレスログ収集:

エージェントレスログ収集を有効にするには、サーバーとリモートホストマシンで以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
135、445、139(TCP) WMI、DCOM、RPC
49152~65534(TCP) WMI、DCOM、RPC

エージェントベースのログ収集:

EventLog Analyzerは、ローカルエージェントからサーバーへのUDP通信に以下のポートを使用します。

ポート番号 ポートの用途
5000、5001、5002(UDP) EventLog Analyzerのローカルエージェント/サーバー通信用のUDPポート

EventLog Analyzerは、リモートエージェントからサーバーへのTCP通信に以下のポートを使用します。

ポート番号 ポートの用途
8400(TCP) EventLog Analyzerのリモートエージェント/サーバー通信用のTCPポート

IBM AS/400:

サーバーおよびリモートホストマシンで以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
446~449、8470~8476、9470~9476(TCP) IBM AS/400マシンにアクセスするために、上記のポートを解放したままにしてください。

M365 Manager Plusに必要なポート

イベント収集のために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
80(TCP)(HTTP) ExchangeおよびMicrosoft Onlineとの通信
443(TCP)(HTTPS) ExchangeおよびMicrosoft Onlineとの通信(SSL)

M365 Manager Plusにアクセスするために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
8365(TCP)(HTTP) デフォルトの製品ポート
9365(TCP)(HTTPS) デフォルトの製品ポート(SSL)

Log360 UEBAに必要なポート

Webサーバーポート
ポート番号 インバウンド アウトバウンド 補足
HTTP/8096
※変更可能
UEBAサーバー UEBA技術者のマシン

ポートの使用用途

  • デフォルトでは、UEBAサーバーおよびブラウザ間の通信に使用されます。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。
Elasticsearch
ポート番号 インバウンド アウトバウンド 補足
TCP/9230
※変更可能
UEBA検索エンジン管理ノード[UEBAノード] UEBAサーバー

ポートの使用用途

  • UEBAのElasticsearchサーバーがポートを使用します。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は9230~9290です。
データベース
ポート番号 補足
TCP/33337

ポートの使用用途

  • UEBAでPostgreSQLデータベースに接続するために、PostgreSQL/MSSQLデータベースのポートを利用します。
  • 内部ポートはlocalhostにバインドされているため、ファイアウォールでポートを開く必要はありません。
Redisキャッシュ
ポート番号 補足
TCP/8179

ポートの使用用途

  • UEBAでRedisデータベースに接続するためのポートです。
  • ポート番号の許容範囲は8179~8189です。
SSL設定サーバー
ポート番号 補足
SSL/8446

ポートの使用用途

  • SSLを利用して、HTTPSでサーバーとクライアント間のセキュリティを強化します。
  • ポート番号はカスタマイズ可能です。ポート番号の許容範囲は1024~65535です。
ActiveMQ
ポート番号 補足
TCP/61616

ポートの使用用途

  • 統合された製品からリアルタイムイベントを取得します。
  • ポート番号の許容範囲は61616~61626です。

Exchange Reporter Plusに必要なポート

製品がExchangeサーバーと通信するために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
135(TCP) RPC
5985(TCP) Windows PowerShellのデフォルトのpsSession
5986(TCP)(HTTPS) Windows PowerShellのデフォルトのpsSession SSL
80(TCP) PowerShell
443(TCP)(HTTPS) PowerShell SSL

製品がActive Directoryと通信するために、以下のポートを開く必要があります。

ポート番号 ポートの用途
389(TCP) LDAP
636(TCP)(HTTPS) LDAP SSL
3268(TCP) LDAP GC
3269(TCP)(HTTPS) LDAP GC SSL
53(TCP) DNS
88(TCP) Kerberos
139(TCP) NetBIOS

Exchange Reporter Plusには、以下のポートが必要です。

ポート番号 ポートの用途
8181 HTTPS
3309 製品データベース

ADManager Plusに必要なポート

ADManager Plusには、以下のポートが必要です。

ポート番号 ポートの用途
33306 データベースとの通信
31000 Javaラッパーサービス
22 セキュアシェル(SSH)
8080/8443 Webサーバー
2000 メール
389/639 LDAP/LDAPS
80 Exchangeサーバー
80、443 G Suite、Microsoft365
3268 グローバルカタログ(GC)のLDAP検索

Cloud Security Plusに必要なポート

Cloud Security Plusには、以下のポートが必要です。

ポート番号 ポートの用途
8055 HTTP
8056 HTTPS
514 デフォルトのSyslogリスナー
25 デフォルトのメールサーバーSMTP
33355 PostgreSQL/MSSQLデータベース
80、443 クラウドとデータソース
9300~9400(任意のTCPポート)
9200~9300(任意のHTTPポート)
バウンド検索

PAM360に必要なポート

以下の表は、PAM360がリモートアクセスに使用するポートです。

ポート名 ポート番号 報告
PostgreSQLポート 3456 アウトバウンド
Webクライアントポート 8282 インバウンド
SSHポート 22 アウトバウンド
Telnetポート 23 アウトバウンド
LDAP 389 アウトバウンド
LDAP(SSL) 636 アウトバウンド
SMTPポート 25 アウトバウンド
MSSQLポート 1433 アウトバウンド
Oracleポート 1521 アウトバウンド
Sybase ASEポート 5000 アウトバウンド
パスワード検証ポート 135、139、445 アウトバウンド
自動ログオンSpark Viewゲートウェイポート 8283 インバウンド
RDP 3389 アウトバウンド
SSH API 6622 インバウンド
REST API 8282 インバウンド
プライベートCA OCSPレスポンダーサーバーポート 8080 インバウンド

Log360をアンチウィルスソフトウェアと併用する場合

Log360がスムーズに機能するためには、以下のフォルダーをアンチウィルスソフトウェアの除外リストに追加する必要があります。

パス 除外の必要性 除外リストに登録されていない場合の影響
<ManageEngine_インストールディレクトリ>\elasticsearch\ES\data Elasticsearchのインデックスデータが保存されています。 データが削除されると、レポートとダッシュボードに影響が出ます。
<ManageEngine_インストールディレクトリ>\elasticsearch\ES\repo Elasticsearchインデックスのスナップショットが作成される場所です。 ファイルが削除されると、スナップショットおよびElasticsearchのアーカイブ機能が失敗します。
<ManageEngine_インストールディレクトリ>\elasticsearch\ES\archive Elasticsearchのアーカイブが保存されています。 ファイルが削除されると、データを利用できなくなります。
<Log360_インストールディレクトリ>\bin すべてのバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 製品が機能しない可能性があります。
<Log360_インストールディレクトリ>\pgsql\bin PostgreSQLのバイナリが含まれています。アンチウイルスソフトウェアによって誤検知される可能性があります。 製品が起動しない可能性があります。
<Log360_インストールディレクトリ>\lib\native すべてのバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 製品が機能しない可能性があります。
<Log360_インストールディレクトリ>\tools ツールに関するバイナリが含まれています。一部のアンチウイルスソフトウェアでは、これらが誤検知としてブロックされる可能性があります。 アンチウイルスソフトウェアによってファイルが削除されると、一部のツールが動作しなくなる可能性があります。