CSVによるレポート

この機能を使用すると、複数の条件を設定せずとも、取得する必要があるユーザーに基づいて必要な属性と値を含むCSVファイルをアップロードすることでレポートを生成できます。

レポート生成の手順

  1. [レポート]タブに移動します。
  2. 左ペインで[Azure Active Directory]→[ユーザーレポート]に移動します。
  3. [CSVレポート]列の {CSVからレポート]を選択してください。
  4. [Microsoft365のテナント]を選択します。
  5. [CSVのインポート]セクションで、ユーザーをフィルタリングするための必須属性と対応する値を含むCSVファイルをアップロードしてください。
    サンプルCSV
  6. [インポートされたデータ]オプションで、CSVファイル内のデータを確認します。
  7. [条件を変更する]オプションを使用して、アップロードしたCSVファイルの属性に基づいてユーザーデータをさらに絞り込みます。[条件を変更する]オプションをクリックすると、ユーザーをフィルタリングする基準となるデフォルト条件を表示するポップアップが開きます。
    • 上記のCSVファイルの場合、ポップアップは次のようになります。
    • CSVファイルに記載された属性のみが[条件を変更する]ポップアップに表示されます。つまり、ユーザーはこれらの属性に基づいてのみフィルタリングできます。したがって、CSVファイルを作成する前に要件を十分に把握してください。
  8. 必要に応じてデフォルトの条件を変更してください。
    • たとえば、財務部門またはサポート部門のいずれかに所属するライセンスユーザーのリストを取得するには、上記のフィルター条件を設定します。

      注記: [条件を変更する]ポップアップで設定された条件は、行内の属性(CSVの列)に対してのみ適用されます。行間では「OR」条件が適用され、変更することはできません。

  9. [レポートを取得]をクリックします。

CSVで許可される属性と値

Microsoft365における項目 CSVファイルのヘッダー
表示名DisplayName
ユーザー名(ユーザープリンシパル名)UserPrincipalName
FirstName
LastName
ライセンス付与済みIsLicensed
携帯電話MobilePhone
役職Title
部署Department
マネージャーManager
FaxFax
営業所Office
会社Company
電話番号PhoneNumber
その他の電話番号OtherTelephone
自宅の電話番号HomePhone
その他の自宅電話OtherHomePhone
連絡用メールアドレスAlternateEmailAddresses
連絡用携帯電話AlternateMobilePhones
市区町村City
都道府県State
郵便番号PostalCode
Country
利用場所UsageLocation
ユーザーアカウントプロパティーUserAccountControl
サインイン名SignInName
イニシャルInitials
ユーザータイプUserType
受信者の種類RecipientType
受信者の種類の詳細RecipientTypeDetails
前の受信者の種類PreviousRecipientTypeDetails
ブロックされた資格情報BlockCredential
強力なパスワードが必要StrongPasswordRequired
パスワードを無期限にするPasswordNeverExpires
BlackberryユーザーIsBlackberryUser