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ローデータ設定
NetFlow Analyzerでは、データを2つのタイプ、ローデータと集約されたデータがあります。
集約されたデータは、10分間隔毎に各インタフェースでの入力トラフィックおよび出力トラフィッ クの合計、トップ100アプリケーション、そしてトップ100通信を表します。 データは、10分、1時間、6時間、24時間、そしてより古いデータについ ては1週間単位のデータ保持点と徐々に間隔を大きくしつつ保存しています。- 最も最近のデータは10分の精度で、90日より古いデータは1週間の精度で利用可能です。
このトップ100のデータ保持の仕組みは、データベースが際限なく大きくならないことを保障するために行われています。 集約されたデータを永続的に保持するために要求されるハードディスク容量は、インタフェース毎に約150MBです。
集約されたデータに加えて、NetFlow Analyzer 5 より、全てのNetFlow のローデータを最大1ヶ月まで格納することが可能になります。 このローデータを保持できる期間(ローデータ期間)は、NetFlow Analyzer によって受信されるフローの数および使用しているコンピューター
上の利用可能な空きディスク容量に依存します。 各フローは約60バイトです。 トラブルシューティングおよびアラートレポートは、ローデータから生成されます。これは、ローデータが高レベルの精度を提供するためです。
NetFlow Analyzer により、設定リンク上のローデータ設定タブにおいて秒毎に受信されるフローが表示されます。 以下の計算に基づいてローデータ期間(ローデータ保持)を設定する必要があります。
ハードディスの空き容量 - (150 MB * 被管理インタフェース数)
ローデータ期間 (1時間刻み) = ----------------------------------------------------------------------------------------
60 Bytes * 3600 秒 * 1秒あたりのフロー
ユーザーは、ローデータ格納期間を設定するために本ソフトウェアにて推奨されている値を使うことができます。 最長のローデータ保持期間は1ヶ月であり、最短は1時間です。 アラート機能と同様に、ディスク容量がしきい値(これは%値として設定されます)より小さくなったときにメールで送信するように選択することができます。 加えて、それを下回ると古いローデータが削除されるような空きディスク容量のしきい値を指定することができます。 これは、総ディスク容量の%値として設定されます。 これは、"なし"を選択することも可能で、その場合はディスク容量は全くクリーンアップされません。
1分間粒度データストレージ設定
1分間粒度のフローデータを保管する必要のある期間を設定するには、1分間粒度のデータ保持オプションを使う必要があります。 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月あるいは1年のうちのいずれかを選択することができます。 1インターフェースあたり1分間粒度トラフィックデータを1ヶ月保持するには、2MBの空きディスク容量が必要になります。 デフォルト期間は3ヶ月です。
NBARデータ保管設定
このオプションを用いて、NBAR データが保持される必要のある期間を指定することができます。 NBAR データは、最短1日、最長1年間保持することが可能です。 NBAR データを1ヶ月間保持するには、1インターフェースあたり30MBの空きディスク容量が必要になります。 デフォルト値は2ヶ月です。
"更新"ボタンをクリックし、設定を有効にします。
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