Ciscoワイヤレス コントローラーでフロー エクスポートを設定する方法

Cisco WLCにNetFlowを設定する手順は次のとおりです。

手順1：次の手順に従ってエクスポーターを設定します。

  1. 「ワイヤレス」 > 「フロー解析」 > 「エクスポーター」を選択します。
  2. 「新規」をクリックします。
  3. エクスポーター名、IPアドレス、ポート番号（9996）を入力します。
  4. 「適用」をクリックします。
  5. 「設定の保存」をクリックします。

手順2：次の手順に従って、NetFlow監視を設定します。

  1. 「Wireless」 > 「フロー解析」 > 「監視」を選択します。
  2. 「新規」をクリックして、監視名を入力します。
  3. 「監視リスト」ページで監視名をクリックし、「NetFlow監視」 > 「編集」ページを開きます。
  4. それぞれのドロップダウンからエクスポーター名とレコード名を選択します。
  5. 「適用」をクリックします。
  6. 「設定の保存」をクリックします。

手順3：次の手順に従って、NetFlow監視をWLANに関連付けます。

  1. WLANを選択し、WLAN IDをクリックして[WLANs] > 「編集」ページを開きます。
  2. 「QoS」タブで、「NetFlow監視」ドロップダウンからNetFlow監視を選択します。
  3. その「アプリケーションの可視性」チェック ボックス「有効化済み」になっていることを確認してください。
  4. 「適用」をクリックします。
  5. 「設定の保存」をクリックします。

エクスポーターは、CLIでも設定できます。次の手順に従ってください。

コマンド
config flow create exporter exporter-name ip-addr port-numberを入力してエクスポーターを作成します。
コマンド
config flow create monitor monitor-nameを入力してNetFlow監視を作成します。
コマンドconfig flow {add | delete} monitor monitor-name exporter exporter-nameを入力して、NetFlow監視をエクスポーターに関連付けるか、関連付け解除してください。
コマンド
sconfig flow {add | delete} monitor monitor-name record ipv4_client_app_flow_recordを入力して、NetFlow監視をレコードに関連付けか関連付け解除します。
コマンドconfig wlan flow wlan-id monitor monitor-name {enable | disable}を入力して、NetFlow監視をWLANに関連付けか関連付け解除します。
コマンド
show flow monitor summaryを入力して、NetFlow監視の概要を表示します。
コマンドshow flow exporter {summary | statistics}を入力して、エクスポーターに関する情報を表示します。
コマンド
debug flow {detail | error | info} {enable | disable}を入力して、NetFlowデバッグを設定します。