WAAS――はじめに

WAASダッシュボード

NetFlow AnalzyerはCiscoのWANアクセラレーターであるWAASをサポートし、専用レポートを作成する機能があります。レポートにはCentral Managerと関連付いた装置の詳細が記載されてます。「レポート」グラフ ロゴを使用すると、WAASレポートにアクセスできます。「レポート」タブから「WAASダッシュボード」を選択ください。カスタム レポートとあわせ、毎時、日次、週次、月次レポートを表示できます。

「アクセラレーター グループ」では、簡単に対象を特定できるようWAAS Accelerator Engineがグループ別に表示されます。削減率、ステータス、グループに関する説明も表示できます。

また圧縮率のトップ10件のWAEは、円グラフで表示できます。このレポートには、WAN、LAN、圧縮トラフィックが削減率とあわせて表示されます。

WAAS装置リスト

「WAE装置リスト」には、「WANアクセラレーター エンジン」のリストにある装置がすべて表示されます。最初に一覧となっているのは、トップ10件の装置です。装置の名前、IPアドレス、ステータス、設置場所、MACアドレスを指定して、装置を検索できます。装置名をクリックすると、WAEレポートを表示できます。

WAEレポート

これらのレポートを表示するには、WAE装置リストで任意の装置をクリックします。「WAEレポート」ページには、特定のCentral Managerに関連付けられている装置すべての詳しい統計情報が表示されます。

アプリケーションの削減量:マップされたアプリケーションごとの圧縮量を指します。アプリケーション名をクリックすると、ロケーションごとの帯域削減、帯域最適化のトレンド、特定のアプリケーションのパス スルー トレンドを示すレポートを表示できます。

ロケーションごとの帯域削減:ここではWAN、LAN、各アプリケーションのトラフィック圧縮量の詳細と、圧縮による帯域容量の増加を確認できます。

パス スルー概要トレンド:WAEを通過する最適化されていないトラフィックを示します。ピア トラフィック、中間トラフィック、過負荷トラフィック、適用ポリシーのグラフを表示できます。

WAE装置接続統計

選択したWAE装置を通った通信(会話[conversation])と対応する統計情報をリストアップします。これを使用して送信元、通信先、それらのポート、適用されたポリシーのタイプ、各通信の期間を表示できます。また、適用されたポリシーのタイプ、初期トラフィック量、トラフィック圧縮量(バイト)、圧縮率もわかります。