2. WAASを始める


 

Cisco Wide Area Application Services(WAAS) ネットワーク モジュールは、ネットワーク上でTCPトラフィックを最適化するため、ネットワークでの他の Wide Area Application Engine(WAE) と協働します。

クライアント・サーバーアプリケーションが通信を試みると、トラフィックに対してネットワーク傍受およびWAEへのリダイレクトが行われ、それによってネットワークのクライアントアプリケーションあるいは宛先サーバーを演じることができます。 WAEはトラフィックを分析し、ビルトインのアプリケーションを使用して、トラフィックを最適化するか、最適化せずにパススルーを許可するかどうかを決定します。

WAASの設定

WAASモジュールは 管理 タブの 製品設定 より設定可能です。

これで WAASモジュール を設定する準備が整いました。

WAAS Central Manager:

Cisco WAAS は、Cisco WAE アプライアンス上で作動するCisco WAAS Central Manager と呼ばれる機能により、集中的に管理されます。 Cisco WAAS Central Manager は、Web ブラウザーからアクセスすることができ、従って、これらの装置の管理は世界中どこからでも可能です。 Cisco WAAS Central Manager へのアクセスはSecure Sockets Layer (SSL)により暗号化され、安全です。またユーザーは、ローカル データベースあるいはサードパーティーの認証サービスを通じて認証されます。 WAAS manager は WAAS 設定 ページを用いて設定することができます。 WAAS 設定 において、設定したいWAAS Central Manager の詳細情報を入力します。 NetFlow Analyzer WAAS モジュールは WAAS Central Manager の全てのバージョンをサポートします。

これで Central Managerを設定が完了しました。 更新 をクリックし Central Server の情報を登録します。

メモ: SSLサーバーの認証を取得するには、ブラウザーで Central Manager を開き https で始まるURL の識別情報をクリックします。 詳細情報 をクリックします。 ポップアップしたダイアログで 認証を表示 をクリックします。 証明書ビューアーが開くので 詳細情報 タブを選択し エクスポート をクリックして証明書を .cer ファイルとして保存します。 CMサーバー認証パス 上のテキストボックスにて .cer ファイルの場所を入力します。

装置管理のオプションを使用し、任意の数の Central Manager を設定・管理することができます。設定が完了した Central Manager は、一切編集ができません。

NetFlow WAE 装置マッピング: NetFlowルーター名をマッピングすることで、どのルーターを監視するかを指示します。 マッピングされたルーターはWAEにより監視され、NetFlow Analyzerは圧縮された、あるいは圧縮されていないデータのレポートを生成します。

NetFlow WAE アプリケーション マッピング: WAEのアプリケーションは、監視の簡易化とレポート生成のためにNetFlow Analyzerのアプリケーションとマッピングされます。 これによって、各アプリケーションの最適化されたトラフィックの総量と圧縮されたデータの総量を確認できます。

 


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