chrootモードでのNCMの実行

NCMサーバーをchrootモードで実行する手順

chrootしようとしているLinuxシステムのrootパーティションを最初にマウントする必要があります。カーネルによって割り当てられた装置名を調べるには、次を実行します。

# lsblk

次に、rootパーティションをマウントするディレクトリを作成してマウントします。

# mkdir /NCM/test1

# mount /dev/sda1 /NCM/test1

一時的なAPIファイルシステムをマウントします。

# cd /NCM/test1

# mount -t proc proc proc/

# mount --rbind /sys sys/

# mount --rbind /dev dev/

# mount --rbind /run run/

chroot環境でインターネット接続を使用するには、DNSの詳細をコピーします。

# cp /etc/resolv.conf etc/resolv.conf

rootをbashシェルに変更する方法

# chroot /NCM/test1 /bin/bash

chroot後、ローカルbashコンフィグをロードする必要となる場合があります。

# source /etc/profile

# source ~/.bashrc

chroot環境を終了するには、次のコマンドを使用してください。

# exit

最後に、一時ファイルシステムとrootパーティションをアンマウントします。

# cd /

# umount --recursive /NCM/test1

メモ：procコマンドの実行中に以下のエラーメッセージが表示される場合があります。

次のコマンドを実行してください。

mount -t proc none /proc

はい

いいえ