syslogフラッディング制御

装置間やユーザーにより、頻繁に装置へのログイン、ログアウトが発生したり、装置から大量のsyslogメッセージが生成されるような環境では、syslogフラッディングが発生する場合があります。これは、Network Configuration ManagerインストールサーバーのCPU増加につながり、製品パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
こうした可能性を防ぐために、Network Configuration Managerには、装置からのsyslogメッセージを一定時間ブロックする機能が実装されています。

以下は、syslogフラッディングの制御機能が動作した際のサンプル画面です。
※該当ホストから2分間に200のsyslogを受信した場合に、「2時間」ブロックします。

ブロックされた装置は、[設定]→[装置管理]→[送信したsyslogをブロックされたホスト]に、一覧で表示されます。


コンフィグの変更検知機能による自動バックアップは、対象装置からsyslogメッセージを受信することで実行するため、
本機能によるブロックが解除されるまで当該装置のコンフィグ変更を自動検知できなくなります。

[送信したsyslogをブロックされたホスト]画面で該当装置を選択し、画面右上の[削除]からブロックを解除することができます。
※ブロックを解除する前に、該当装置で発生しているsyslogメッセージの内容を確認し、必要に応じてsyslog severityレベルを変更してsyslogメッセージ数を調整することを推奨します。

syslogフラッディング制御機能は、デフォルトで有効に設定されています。
無効にする場合には、[設定]→[一般]→[クライアント/サーバー設定]画面で、[syslogの受信をブロック]のチェックを外して保存してください。