ディスカバリールールエンジン

装置のディスカバリー時にディスカバリールールエンジン機能を用いることで、ビジネスビューへの追加や各種監視の追加など管理業務を自動化できます。

目次

仕組み

ディスカバリールールエンジンは、条件とアクションに基づいて実行されます。
例:カテゴリがサーバーである装置を、ビジネスビューAに追加する。

Enterprise Editionではプローブサーバーでルールエンジンを設定できます。

設定手順

  1. [設定]→[ディスカバリー]→[ディスカバリールールエンジン]に移動します。
  2. ページ右上の[新規ルール追加]をクリックします。
  3. [名前]と[説明]を入力します。
  4. [条件の設定]で条件を設定
    例:左の条件として「IPアドレス」、右の条件として「次の値を含む」を選び、「192.168.200」と入力
    (上記の場合、192.168.200.1~255の装置を追加するときに、本ルールが適用されます。)
  5. [アクションの定義]でアクションを設定
    例:[通知プロファイルの関連付け]を選択した場合、選択した通知プロファイルに、条件を満たす装置が追加されます。
  6. [保存]をクリックします。
複数の条件およびアクションを選択する場合、それぞれの設定で[+]アイコンをクリックし、ルールを追加します。
  • AND:すべての基準が満たされた時に、アクションを実行します。
  • OR:いずれかの基準が満たされた時に、アクションを実行します。
ディスカバリールールエンジン設定

各種アクション

作成したルールエンジンに対して以下のアクションを実行できます。

  1. 編集:ルールエンジン名をクリックすることで、設定内容を編集できます。
  2. ルールエンジンのコピー:[アクション]欄のコピーアイコンコピーアイコンをクリックすることで、ルールエンジンをコピーできます。
  3. 有効化/無効化:[ステータス]欄のラジオボタンをクリックすることでルールエンジンを有効化/無効化できます。
  4. 削除:[アクション]欄の削除アイコン削除アイコンをクリックすることで、ルールエンジンを削除できます。

再実行方法

ルールエンジンを再実行する場合、下記の手順を実施します。

  1. [設定]→[ディスカバリー]→[ディスカバリールールエンジン]に移動します。
  2. 再実行したいルールエンジンのチェックボックスにチェックを入れます。
  3. ページ右上の[再実行]をクリックします。
  4. [カテゴリ]を選択します。
  5. 実行対象装置を[使用可能な装置]から[選択した装置]へ移動
  6. [実行]をクリックします。
ディスカバリールールエンジン再実行方法