銀行・金融業界のITシステム
銀行・金融業界においてITは重要な要素となってきましたが、近年のデジタル化の加速とともにITの役割はますます大きくなっています。2022年に世界銀行が実施した調査によると、世界中で3分の2の成人がデジタル決済を利用していることが明らかになっています。
デジタル化の普及に伴い、銀行・金融業界におけるユーザーのデジタル体験はかつてないほど重要になっています。銀行で使用されているモバイルアプリ、Webポータル、特定の目的に特化したソフトウェアなどのインターフェースは、ユーザーの銀行取引において重要な役割を果たします。ダウンタイムやサービス品質の低下が発生すると、収益の減少や信用失墜につながる可能性があります。
銀行・金融業界のIT運用管理で直面する課題
- サービス停止時の平均復旧時間(MTTR)の短縮とSLAの遵守
- アプリケーション、Webサイト、Webポータルなどの顧客向けサービスのフロントエンドとバックエンドのパフォーマンスの監視
- 内部および外部ネットワークの輻輳やボトルネックの可視化
- 本店、支店、データセンター、ATMに及ぶ分散したITインフラの監視
- データセキュリティー、プライバシー、規制基準の遵守
- セキュリティー侵害の試みや攻撃の撃退とネットワークセキュリティー対策の実施
銀行のITチームは、サイロ化したITツールを使用してインフラの各部を監視し、上記の課題に対応しています。特定の目的に特化したITツールはサイロ化しているため、ツール間で効果的に連携することができません。サイロ化したITツールの数が大量にあると、トラブル発生時の原因特定や担当部署同士のスムーズな情報共有に支障をきたすことになります。豊富な機能を備えた統合型IT管理ツールを使用することで、銀行・金融業界のITチームの監視業務を簡素化できます。
OpManager Plusによる銀行・金融業界のITネットワーク監視
OpManager Plusの広範なネットワーク可視化、異常の早期検知とアラート発報、AIを活用した監視を使用することで、ITチームは銀行ITインフラのネットワーク問題の検知・診断・解決に必要な時間と労力を削減できます。ネットワーク側の問題、サーバーの不具合、設定ミス、外部からの攻撃のいずれが発生した場合であっても、OpManager Plusは、トラブルの関連性や原因を明らかにするために役立つ情報を提供します。ネットワーク層を可視化できるだけでなく、ITインフラ全体を対象としてアプリケーションの構成を俯瞰的に管理できるようになります。
OpManager Plusによる銀行・金融業界向けネットワーク監視の基本
稼働状況
監視、通知、レポートの機能やダッシュボードを使用して重要な装置、インターフェイス、プロセス、サービスの稼働状況を継続的に把握できます。
ネットワークの可視化
LAN、WAN、ワイヤレスネットワーク、ストレージ、仮想ネットワークを詳細に可視化し、障害やネットワーク輻輳の原因を特定します。
サーバーのパフォーマンス
サーバー、仮想マシン、HCIの状態を、詳細な可視化機能、各種パフォーマンス項目、あらかじめ用意されているレポートによって把握できます。
ストレージ容量
使用率レポート、予測レポート、キャパシティプランニングレポートなどを使用して、ストレージ、デバイス、ディスクの正常性やパフォーマンスを監視し、ストレージ容量を継続的に監視します。
トラフィックと帯域幅
デバイスとインターフェースのトラフィック量を監視し、異常なトラフィック量に対してアラートを設定します。パケットロス、応答時間、ラウンドトリップ時間などを監視することで、輻輳をプロアクティブに検知します。
ハードウェアの正常性
ハードウェアのセンサー、システム温度、電源ユニットなどを監視することで、ITインフラス装置のハードウェア正常性を可視化します。
OpManager Plusでインフラからアプリまで一元監視を実現
シームレスなデジタルユーザー体験を実現するには、ネットワークを可視化するだけでは十分ではありません。OpManager Plusを使用することで、銀行・金融業界のネットワーク、サーバー、ストレージ、アプリケーションからファイアウォール、セキュリティーまで、インフラ・アプリの監視を一元化できます。
デジタル体験の監視
銀行アプリケーションとWebサイトを監視し、応答時間の遅延や障害を検知します。ITチームはユーザー体験スコアと合成トランザクションを監視し、複数の拠点やブラウザでWebサイトとアプリケーションのパフォーマンスを測定することにより、すべてのユーザーのサービス品質を維持できます。
銀行アプリケーションの監視
ITチームは基盤となるアプリケーションのコードとデータベースクエリを監視し、アプリケーションに関連した問題の原因を絞り込むことができます。エラー、例外、実行速度が遅いクエリ、さまざまなコンポーネントの応答時間別の詳細、アプリケーションのサービスマップなどを可視化することもできます。
コンプライアンスと脆弱性の監視
OpManager Plusは、監視対象のファイアウォールのポリシーを分析して一般的な規制標準(SOX、PCI DSS、GDPRなど)への準拠状況を確認し、違反があればすぐに検知します。さらに、ファームウェアの脆弱性を検知し、NISTのWebサイトからCVE ID、影響、重大度に関する情報を取得して表示します。
コンフィグの変更管理
ITチームはOpManager Plusの変更管理機能を使用して、ネットワークのコンフィグを制御できます。ITチームはコンフィグの監視、ベースライン(基準となるコンフィグ)の設定、変更検知の自動化、バックアップのスケジュール設定、コンフィグ変更の監査、コンフィグ変更の履歴の記録などを実施できます。大規模な障害が発生した場合は、ベースラインに戻すことで復旧することが可能です。
ネットワークセキュリティーの管理
OpManager Plusは、ファイアウォールログの分析、VPNの監視、ファイアウォールのポリシーの最適化ファイアウォールで検知された不審な通信の可視化、ディープパケットインスペクション(DPI)、不正デバイスの検知などの機能によって、既存のセキュリティーツールを強化します。ITチームはOpManagerを使用して、IPサブネット、IPアドレス、DHCPサーバー、スイッチポートを管理し、ITインフラに対する制御を強化できます。
トラフィックと帯域幅の管理
OpManager Plusは、トラフィックパターンと帯域使用率の統計情報を可視化し、送信元、宛先、アプリケーション、インターフェースに関する監視結果を表示します。帯域幅を大量に使用しているアプリケーションを検知し、重要なサービスを優先し、トラフィックを調整することで、帯域使用率を最適化できます。さらに、AIを活用して、トラフィックの異常や普段と異なるイベントのアラートを取得することもできます。
信頼できる監視ソリューション
銀行は「実店舗型」の金融機関であるという見方は、デジタル化の促進によって大きく揺らいでいます。2020年代には、デジタルバンキングとフィンテックが日常生活に浸透するようになり、キャッシュレス決済が現金に代わる決済手段として選択されてきました。
OpManager Plusによる監視ソリューションを選択することで、銀行・金融機関に求められる高い可用性と安全性を実現できます。今すぐ30日間無料のOpManager Plus評価版をダウンロードし、監視を手軽に始めましょう。