Amazon RDS MSSQL をバックエンドデータベースとして設定する

Password Manager Pro には、デフォルトでバックエンド データベースとして PostgreSQL がバンドルしています。ただし、Password Manager Pro を使用すると、特定の要件に合わせて MS SQL、Azure MS SQL、Amazon RDS MS SQL、Amazon RDS PostgreSQL などの代替データベースを使用してカスタマイズできます。Password Manager Pro では、異なるデータベース間でデータを移行することもできます。Password Manager Pro でのデータベース間のデータの移行については、ここをクリックしてください。

このドキュメントでは、Amazon RDS MS SQL をバックエンド データベースとして設定する方法を学習します。

必要なステップ

1. Password Manager Pro をダウンロードして AWS EC2 インスタンスにインストールします。
2. AWS に RDS MSSQL データベースを作成します。
3. ここで、PMP\confディレクトリにある以下のファイルの名前を変更します。
• wrapper.conf →  wrapper.conf_old
• ｗrapper_lin.conf →  wrapper_lin.conf_old
• ｗrapper_lin.conf →  wrapper_lin.conf_old
• wrapper_lin.conf_mssql →  wrapper_lin.conf
• pmp_key.key →  pmp_key.key_old
• database_params.conft →  database_params.conf_old
• customer-config.xml →  customer-config.xml_old
• customer-config.xml_mssql →  customer-config.xml
4. 以下のファイルをダウンロードして、PMP\confディレクトリ下で置き換えます。
   • customer-config.xml
   • database_params.conf
   • masterkey.key
5. Masterkey.key ファイルを開き、新しいパスワードを入力します。
6. SQL スタジオを開き、次のクエリを実行します。

    use <DBNAME>;

   create master key encryption by password = ‘masterkey.key ファイルに入力されたパスワード';

7. [Database_param.conf]ファイルを開きます。
   • <%DNS_NAME%> を MS SQL インスタンス名に置き換えます。
   • <Database name> を暗号化されたデータベース名に置き換えます。
   • ユーザー名とパスワードを置き換えます。
   • change.db.password.encrypted=false
8. MS SQL ルート CA をダウンロードします。
9. 次のコマンドを使用して、.pem ファイルを Password Manager Pro にインポートします。
   1. コマンドプロンプトを開き、次の場所に移動します：<PMP_Home> \jre\bin。
   2. 次のコマンドを実行します。

      'keytool.exe -import -v -alias <alias name> -file <certificate path> -keystore ..\lib\security\cacerts -keypass changeit -storepass changeit -noprompt'

10. 次に、Password Manager Pro サービスを開始します。

Password Manager Pro のバックエンド データベースとして Amazon RDS MSSQL が正常に設定されました。