Password Manager Proデータベースパスワードの管理

AES暗号化以外、Password Manager Proデータベースは、インストールごとに自動生成および一意の個別パスワードで安全保護されます。データベースのパスワードは、Password Manager Pro自体で安全に保存できます。Password Manager Proサーバーからアクセスできる他の安全な場所でパスワードを保存するオプションもあります。

デフォルトでは、データベースのパスワードは<PMP Installation Folder>/conf/database_params.confに保存されています。データベースパスワードの各自管理を行う場合、構成ファイルを任意の場所で安全に保護し、ファイル場所をPassword Manager Proに命令します。以下の手順に従ってください：

• もしPMPをサービスとして起動している場合は、 <<PMP Installation Folder>/conf/wrapper.conf（Windowsの場合）、または<PMP Installation Folder>/conf/wrapper_lin.conf（Linuxの場合）にアクセスして、 [Java Additional Parameters]の下の以下のエントリーを編集してください。
  wrapper.java.additional.9=-Ddatabaseparams.file=<database_params.confファイルの場所のフルパス>
  
  
• コマンドラインまたはトレイアイコンからPMPを起動する場合は、<PMP Installation Folder>/confディレクトリにあるsystem_properties.confファイルを編集する必要があります。このファイルで、Splash Screen default Propertiesの下にある次のエントリを編集します。
  databaseparams.file=<database_params.confファイルのフルパス>

注：

• 構成ファイルの配置を間違えた、または紛失した場合、Password Manager Proは起動しません。したがって、安全な場所に保存するように注意してください。
• Database_params.confファイルのフルパスを二重引用符で囲みます。例：databaseparams.file="C:\Program Files\Manage Engine\PMP\conf\database_params.conf"