Javaアップデートの失敗
作成日:2017年3月21日 | 更新日:2020年12月29日
Javaアップデートの失敗
問題内容:
Javaアップデートを配布しようとすると、「致命的なエラーです」とエラーが発生し配布が失敗します。また、インストールの状態は成功ですが、Javaアプリケーションが壊れているようです。
原因:
次のいずれかの理由により、上記問題が発生します;
- ユーザーがログインしている
- Javaアプリケーションがコンピューター上で開いている
- 「Java Quick Starterアプリケーション(jqs.exe)」が稼働している
メモ:アップデートのインストールが失敗すると、製品の古いバージョンが削除されます。
解決策:
Javaアップデートのインストールは、次の状況時に実行します;
- ログインしているユーザーがいない
- Javaベースのアプリケーションが稼働していない
- Java Quick Starterアプリケーション(jqs.exe)が稼働していない
Javaアップデートの配布成功率を上げるためのベストプラクティスを次に説明します;
ベストプラクティス:(推奨例)
- ユーザーがログインしていないシステム起動時にJavaアップデートを配布する
- Javaアプリケーションが非稼働時にJavaアップデートをスケジュールする
- 他の設定が同時に配布されないように、「RUN AS」オプションを有効にしてソフトウェア配布を使用する
上記推奨例を実行すると、Javaアップデートの成功率が上がります。
メモ:システム起動時にFlash Playerをインストールすることも推奨します。配布処理中にFlash Playerを使用するアプリケーションが稼働していると、Flashのアップデートは失敗するため、Flash Playerをアップデートする前にすべてのウェブブラウザーが閉じられていることを確認してください。