パッケージ作成の失敗 - セントラルリポジトリ サーバー(CRS)接続の失敗
作成日:2017年3月21日 | 更新日:2020年12月31日
パッケージ作成の失敗 - セントラル リポジトリ サーバー(CRS)接続の失敗
問題内容
ソフトウェア配布機能において、パッケージを作成するためにソフトウェア情報を同期しようとする際、「セントラルリポジトリへの接続に失敗しました。」というエラーが表示されパッチDBに接続できません。
ZOHO Corporationが管理するパッチDBには、パッチ情報のほか、ソフトウェアパッケージ情報が含まれます。パッチDBと同期することで新規追加されたテンプレートパッケージが利用可能になります。
原因
次のいずれかの理由により、上記エラーが発生します。
- (A) プロキシ設定を定義していない、もしくは既存のプロキシ設定が無効化/変更されている
- (B) 「sync.patchquest.com」と「patchdb.manageengine.com」がプロキシサーバーの除外リストに追加されていない、またはプロキシサーバーでポート80から443の接続が許可されていない
- (C) ベンダーウェブサイトへのアクセス権限がない
解決策
この問題の原因を識別し、次の中から該当する解決策を実行します。
(A) 有効なプロキシ資格情報を定義する
プロキシ設定を定義します。なお、プロキシ設定を既に定義している場合、定義した内容が正しいかを確認してください。
有効なプロキシ設定を定義するには、次の手順に従ってください。
- ソフトウェア管理タブ > プロキシ設定 をクリックします。
- 次の情報を入力します。
- HTTPプロキシホスト
- HTTPプロキシポート
- ユーザー名
- パスワード
- [OK]をクリックします。
Desktop Centralサーバーがプロキシ資格情報を検証します。
(B) アクセス権限を付与する
管理者は次の情報を設定する必要があります。
- ダウンロード権限のあるユーザーのプロキシ資格情報
- sync.patchquest.comからソフトウェア詳細情報をダウンロードするシステムへのアクセス権限
(C) プロキシサーバー設定を定義する
以下の内容を実行します。
- ポート80と443を開き、プロキシサーバーの通信を許可する
- プロキシサーバーの除外リストに、「sync.patchquest.com」と「patchdb.manageengine.com」を追加する