NetFlow Analyzer ナレッジベース

アプリケーション識別の仕組み


アプリケーションは、[ポート番号][プロトコル][IPアドレス]の一致によって識別されています。上記のいずれかが異なれば、それぞれ別々のアプリケーションとして登録が可能です。

[NetFlowAnalyzerヘルプ] [AdminOperations]=>[ProductSettings]=>[Application/QoSMapping] https://www.manageengine.jp/products/NetFlow_Analyzer/help/

 

アプリケーション関連付けは IPアドレス、IPネットワーク、IP範囲を指定したほうがIPアドレスを指定しない場合よりも優先度が高くなります。 例えば以下のように2つのアプリケーションを関連付けたとします:

 

ポート プロトコル IPアドレス/IP範囲 アプリケーション
80 TCP 10.10.1.0( 255.255.255.0) アプリ1
80 TCP 指定なし アプリ2

 

送信元アドレス:10.10.10.10 かつポート:TCP-80 からフローを受信した場合はアプリ1になります。 TCP-80 のフローが10.10.10.0ネットワーク以外からの受信のみアプリ2となります。

 

最初に2つのポート(送信元/あて先)の小さいポートから確認します。条件に合致しない場合は2つのポートの大きいポートを関連付けます。

 

一つのポート番号で作成したアプリケーション関連付けは、ポート幅でアプリケーションを関連付けした場合よりも優先度が高くなります。 例えば以下のように2つのアプリケーションを関連付けたとします:

 

ポート プロトコル IPアドレス/IP範囲 アプリケーション
80 TCP 指定なし アプリ1
70-90 TCP 指定なし アプリ2

 

 

ポート:TCP-80 のフローを受信した場合はアプリ1になります。

 

2つのポート(送信元/宛先)の小さい方とプロトコルが、アプリケーション関連付けリストのポート-プロトコルに合致します。

 

アプリケーション関連付けが有効でない場合は、Unknown_App に分類されます。

 

※IPアドレスが指定指定されているアプリケーションを優先して処理します。