Network Configuration Managerの制限事項について
対象
Network Configuration Manager
概要
本ナレッジでは、Network Configuration Managerの制限事項について記載します。
※本ページは現在、メンテナンス中です。
制限事項
- コンプライアンスルール追加で正規表現を使用できるのは高度な条件および高度なカスタム条件のみです。簡易条件では指定できません。
- メール通知の件名および本文には以下の変数のみ使用できます。
$DEVICENAME,$DEVICEIP,$CONFIGTYPE,$CHANGEDBY - 装置を連続してバックアップしたり、認証テストを行う場合、2回目の実行で失敗する場合があります。
Network Configuration Managerが1回目のセッションを終了させる前に続けて2回目のセッションが行われるためとなります。1回目の試行後、最短1分の間隔が必要です。 - showコマンドにおいて、引数等を指定することはできません。
例:show route <IP address>
回避策:カスタムスクリプトを使用してください - Juniper SRXのコンフィグバックアップはtext形式、階層構造形式をサポートしています。
- スケジュールバックアップまたは手動での一括コンフィグバックアップは最大500台までを推奨しています。
- BIG-IP機器では装置テンプレート「F5 BIG-IP」以外は「リアルタイム変更検出」機能に対応していません。
- スケジュール機能を使用する際、各スケジュールは30分の間隔をおいて実行されるように設定する必要があります。
- 本社開発元での検証において、90000行までのコンフィグバックアップを取得できる実績があります。
- サポート対象のコンフィグ形式はtext、xml形式です。
- コンフィグがhtml形式で、日本語が含まれている場合、コンフィグバックアップができません。
- ユーザー管理において、オペレーターのコンフィグ投入による操作の承認を行うユーザーはすべての管理者ユーザーとなり、特定の管理者ユーザーを設定することはできません。
- 複数装置の同時コンフィグバックアップスレッド数は30で固定になります。
- enableパスワードで、以下のプロンプトが表示され、パスワードなしにエンターキーでenableプロンプトが返される場合はサポートしておりません。
Password:
※enableパスワードを指定するかそのプロンプトが表示されないようにします。 - F5 ASM装置のセキュリティポリシーを記載した.xmlファイルのバックアップは対応しておりません。
- 2000syslog/秒程度を受信すると製品のパフォーマンスに影響が出る場合があります。
- Cisco ASAでは、adminコンテキストのコンフィグおよびsecurityコンテキストのコンフィグバックアップを取得できますが、systemコンテキストのコンフィグのバックアップを取得できません。
コンフィグレット機能により、以下のコマンドで別途取得する必要があります。
1.Adminコンテキストに対してTelnetログイン
2.Changeto system #System層へ切り替え
3.「copy /noconfirm running-config tftp#copy run tftp」の実行により、Systemコンテキストを取得 - コンフィグレットの「ファイル転送モード」、「スクリプト実行モード」、「アドバンスドカスタムテンプレート」において、一連のコマンド実行時にコネクションリセットが行われるような通信においては、コマンドの再送は行われません。
- Network Configuration Manager単体でのワークフロー機能はサポートしておりません。別製品のOpManagerと統合してご利用ください。
- Cisco Nexusのシリアル番号の取得はできません。
- 評価版のライセンスの有効期限が切れると無料版(管理可能台数:2台)に移行します。
- Device Expertで実装されていたデータベースのスケジュールバックアップはNetwork Configuration Managerには実装されていません。
- スケジュールコンフィグバックアップを実行する際、同一の装置が複数のスケジュールバックアップの対象となっている場合、
互いのスケジュール実行時間は最低30分ずらして実行し、実行中のタイミングが被らないよう設定してください。 - 以下の装置はコンフィグがバイナリ形式で取得される場合があります。
テキスト形式で取得するコマンドが別に存在する場合、Network Configuration Managerで装置テンプレートのコマンドを当該コマンドに変更することでコンフィグ管理が可能です。
A10Thunder
Ruckus WLC
ProximAccessPoint
RadwareSwitch - コンフィグのエクスポートはローカルホストのパスに限られます。