OpManager ナレッジベース

バージョン12.6(ビルド番号12.6.XXX)から最新版へのアップグレード手順


アップグレードを行う前に、必ずバックアップの取得をお願いいたします。
万が一アップグレードに失敗した場合、復旧に必要となります。
また、アップグレードが失敗した原因を弊社側で調査する場合にも、バックアップファイルの送付をご依頼いたします。

注意事項

  • 本手順はバージョン12.6(ビルド番号12.6.XXX)が対象となります。
    その他のビルドからの最新版へのアップグレード手順については、こちらのナレッジをご参照ください。
  • ご利用の製品のビルド番号の確認方法については、こちらのナレッジをご参照ください。

実施手順

  1. サービスパックの入手方法
  2. テスト環境でのアップグレードテスト
  3. バックアップの取得
  4. サービスパックの適用

サービスパックの入手方法

サービスパックは、保守サービスユーザー様のみダウンロードが可能です。
ManageEngine Communityにログインいただき、[購入済みの製品]タブの、[インストーラー/サービスパック一覧 ]よりダウンロードいただけます。
詳しくは、こちらのマニュアルをご参照ください。

必要なサービスパック名は、"サービスパック(12.6.005から12.6.XXX用)"、
上記ダウンロード時のファイル名は、"ManageEngine_OpManager_12_0_SP-6_1_1_0.ppm"となります。

テスト環境でのアップグレードテスト

※本番環境でのアップグレード前にご確認下さい!

本番環境でアップグレードを実行する前に、以下の点から、テスト環境でアップグレードのテストを実施していただくことを推奨いたします。

  • 重要なデータの損失の防止
  • アップグレード後の稼働環境の確認

製品アップグレードのテスト環境に製品ライセンスを適用の上、並行稼働することを許諾しますが、
製品アップグレードの検証完了後、速やかにテスト環境の削除をお願いいたします。
テスト環境の構築については、こちらのOpManagerサーバー移行手順をご参照ください。


バックアップの取得

  1. OpManagerを停止
  2. こちらのナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認
  3. OpManagerのバックアップ
    ※必ず取得するようお願いいたします。

サービスパックを適用

弊社サポートから配布した修正パッチ(~/OpManager/lib/fix/comなど)を適用している環境の場合、アップグレード時に修正パッチは自動的に削除されます。
アップグレード後のビルドと既存の修正パッチの互換性はありません。
上記のような環境に当てはまる場合は、弊社サポートまでご連絡ください。

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Windowsでのアップグレード手順
  1. コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
  2. <インストールディレクトリ>/binフォルダー配下に移動し、UpdateManager.batを実行します。
  3. UpdateManagerが起動します。
    ダウンロードしたppmファイルを[Browse]から指定し、[Install]をクリックします。
  4. アップグレードに使用するppmファイルの完全性を検証するため、証明書のインポートを求められる場合があります。
    証明書は、以下画面の"here"またはこちらからダウンロードできます。
    ダウンロードした証明書(ppmsigner_publickey.crt)を[Browse]から指定し、[Import]をクリックします。

    証明書のインポートに成功すると、以下のような画面が出現するので、[OK]をクリックします。
  5. アップグレード実施前にバックアップを取得したかについて、以下のような確認画面が出現します。


    バックアップ
    を取得したことを確認後、"Yes"を選択の上[OK]をクリックします。

    アップグレード失敗時の切り戻しや弊社側の調査で必要になることがあるため、バックアップは必ず取得するようお願いいたします。
  6. アップグレードが完了するまで待機します。
  7. アップグレードが完了すると、"Service Pack installed successfully"と表示されます。
    [Close]をクリックしてウインドウを閉じます。
  8. 「Read Me」が表示されます。
    必要に応じて確認後、[Close]をクリックしてウインドウを閉じます。
  9. [Exit]をクリックしてUpdateManagerを終了します。
  10. こちらのナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認します。
  11. OpManagerサービスを起動します。
    サービスパック適用後、必ず一度起動する必要があります。
    起動しない場合、更新が適切に行われません。
  12. 2要素認証を設定していない場合、ログイン後、設定を推奨する画面が表示されます。
    ここで2要素認証を設定しない場合は、[スキップする]をクリックします。
  13. クライアント画面右上の[シルエットアイコン]をクリックして、[製品情報] - [ビルド番号]が 12.6.110 と表示されていることを確認します。
  14. APMプラグインをご利用の場合は、こちらのナレッジを参考にAPMプラグインをアップグレードします。
    アップグレードを行わない場合、APMプラグイン機能を利用することができません。
Linuxでのアップグレード手順
  1. root権限を持つユーザーで、端末を起動します。
  2. <インストールディレクトリ>/binフォルダー配下に移動し、以下のコマンドでUpdateManagerを起動します。

    ./UpdateManager.sh -c

  3. 以下のメッセージが画面に出力されます。
    "Choose an Option:"のメッセージに続いて、を入力します。
  4. 以下目のメッセージが画面に出力されるので、ダウンロードしたppmファイルのフルパスを入力します。
  5. アップグレードに使用するppmファイルの完全性を検証するため、場合によっては証明書のインポートを求められます。
    証明書はこちらからダウンロードできます。
    ダウンロードした証明書のフルパスを入力します。
  6. アップグレードが完了するまで待機します。
  7. "Service Pack installed successfully"と表示されることを確認します。

    "n"を入力してUpdateManagerを終了します。
  8. こちらのナレッジを参照の上、プロセスがすべて停止しているか確認します。
  9. OpManagerサービスを起動します。
    サービスパック適用後、必ず一度起動する必要があります。
    起動しない場合、更新が適切に行われません。
  10. 2要素認証を設定していない場合、ログイン後、設定を推奨する画面が表示されます。
    ここで2要素認証を設定しない場合は、[スキップする]をクリックします。
  11. クライアント画面右上の[シルエットアイコン]をクリックして、[製品情報] - [ビルド番号]が 12.6.110 と表示されていることを確認します。
  12. APMプラグインをご利用の場合は、こちらのナレッジを参考にAPMプラグインをアップグレードします。
    アップグレードを行わない場合、APMプラグイン機能を利用することができません。

アップグレードに関してご不明な点などございましたら、弊社サポートまでお問い合わせください。

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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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