ServiceDesk Plus オンプレミス版 ナレッジベース

ServiceDesk PlusをLinuxマシンにインストールした場合、Windowsのワークステーションをスキャンすることはできますか?


Linuxマシンにインストールした場合、Windowsのワークステーションをスキャンすることはできません。ServiceDesk PlusをLinuxにインストールした場合、Linuxのワークスペースのみスキャンできます。
しかし、分散型資産スキャン機能を使って、Windowsマシンをスキャンさせることができます。情報をzip形式でエクスポートし、LinuxサーバのServiceDesk Plusにそれをインポートできます。

分散型資産スキャンの機能は下記のとおりです。
ServiceDesk Plusは、ネットワークにつながっていない、またはセントラルサーバから到達できないなど、あちこちに分散している資産をスキャンできます。リモートネットワークにインストール可能なリモートAEサーバは、リモートネットワーク内の資産をスキャンしたり、資産の情報をzipファイルに圧縮してエクスポートしたり、さらにそれをセントラルサーバにインポートするのに役立ちます。[ イメージ ]

分散型資産スキャンを使用するには、次の用語を理解する必要があります。
・セントラルサーバ:資産データベースの中心となる、データベースのある場所に、ServiceDesk Plusがインストールされます。
・リモートサーバ 、リモートAEサーバ:資産をスキャンしたいリモートネットワークに、リモートサーバとして、リモートAEサーバをインストールできます。リモートサーバの資産情報をスキャンしてエクスポートし、ServiceDesk Plusのセントラルサーバにインポートできます。
下記のページからexeファイルをダウンロードし、リモートネットワーク用のリモートAEサーバをインストールできます。
http://www.manageengine.com/products/asset-explorer/download.html

インストール後、アプリケーションを起動し、はじめてクライアントに接続したとき、セントラルサーバとリモートAEサーバ(リモートサーバ)のどちらかを実行するように求められます。リモートサーバを選択してください。これで資産のスキャンが可能となり、リモートサーバのServiceDesk Plusで設定した内容でスキャンが実行されます。
「リモートサーバの管理」>「ディスカバリ」>「分散型資産スキャン」から、スキャンした資産情報をエクスポートできます。スキャンした資産の情報をzipファイル形式でエクスポートします。これらのエクスポートした資産は、ServiceDesk Plusのセントラルサーバにインポートできます。管理 > ディスカバリ > 分散型資産スキャンからインポートしてください。

そうすれば、組織の全資産の管理を一カ所で管理できます。また、分散型資産スキャンは、ServiceDesk Plusのサーバの負荷を減らします。

分散型資産スキャン機能の利用に興味がある方は、私たちのライセンスチームからリモートAEサーバ(リモートサーバ)ライセンスを取得できます。(ServiceDesk Plusのライセンス数と同じライセンス数)このライセンスは、リモートAEサーバのインストールに適用できます。