ServiceDesk Plus Cloud リリースノート(2025年)
作成日:2025年1月8日 | 更新日:2025年5月8日
本リリースノートは、本社で公開されているリリースノートを翻訳しています。
最新情報に関しましては、以下URLをご覧ください。
What's new in ServiceDesk Plus (Cloud help desk software)(英語)
https://www.manageengine.com/products/service-desk/whats-new.html
2025年5月6日 リリース
不具合修正
依頼者ポータル
- ホームページまたはクイックアクションからリクエストフォームにアクセスした時、フォームのヘルプカードにある動画が再生されない不具合を修正しました。
リクエスト
- CCのメールアドレスに「&」が含まれている場合、メールが送信できない不具合を修正しました。
- テンプレートで必須フィールドが入力されていないと、ライフサイクルのトランジションを介してリクエストをキャンセルできない不具合を修正しました。
- 一括編集フォームで、次の条件を満たすルックアップフィールドに値が表示されない不具合を修正しました。
- 参照エンティティとしてカスタムモジュールが選択されている場合
- 条件としてリクエストのサイトが設定されている場合
保全
- 完了した保全を編集する際に内部エラーが発生する不具合を修正しました。
管理
- タイマーの中断の条件で「通知ステータス」フィールドが利用できない不具合を修正しました。
一般
- トーストメッセージを閉じた後、フォーカスリングが意図しないUI要素に変わる不具合を修正しました。
2025年4月30日 リリース
新機能
連携
Azure OpenAI連携
- ServiceDesk Plus CloudとAzure OpenAIを連携できるようになりました。
- 連携を有効化するには、[管理]→[アプリケーション&アドオン]→[連携]→[サード―パーティ連携]→[Azure OpenAI]に移動します。
- Azure OpenAIを使用すると、次のことが可能になります。
- 即座に回答を得る
- 技術担当者の返信をアシストする
- 内容/返信の生成、テキストの言い換え、文法の確認をする
- メールを介して資産の確認応答をする
- リクエストの承認を自動化する
- カスタム関数のコードを生成する
- プロンプトからソリューションを生成する
ChatGPT連携とAzure OpenAI連携の対応言語
- ChatGPT連携とAzure OpenAI連携がすべての言語で利用できるようになりました。
機能強化
管理
ワークフロー履歴の機能強化
- ノードの編集がワークフローの履歴に記録されるようになりました。
- 一覧ビューからワークフローの履歴にアクセスできるようになりました。
ワークフロー履歴のエクスポート
- モジュールの管理者がワークフローエディターと一覧ビューから、最大10,000件の履歴をCSVでエクスポートできるようになりました。本リリース以降に行われた編集のみが、エクスポートしたワークフロー履歴に含まれます。
- 基準を設定して、特定のレコードをエクスポートすることもできます。
為替レート設定の複数通貨のサポート
- 次の設定を実行できるようになりました。
作業ログ
- 追加フォームに通貨と為替レートが導入されました。
- 通貨のドロップダウンからすべてのアクティブな通貨を確認できます。通貨を選択すると、インスタンスの設定に基づいて自動で為替レートが入力されます。
アイコンにマウスのカーソルを合わせることで、基準通貨でのコストを確認できます。
- 編集フォームで通貨を選択すると、作業ログの作成時に設定されていた為替レートが自動で入力されます。
為替レートが変わる場合は、現在の通貨の為替レートに応じて手動で編集する必要があります。
CMDBのカスタムウィジェット
- カスタムウィジェットがCMDBで利用できるようになりました。カスタムウィジェットは、CMDBのカスタムメニュー、CI詳細ページの右パネル、CIの情報タブに追加できます。
- CMDBのカスタムウィジェットを設定するには、[管理]→[開発者スペース]→[カスタムウィジェット]→[CMDB]に移動します。
- CMDBのカスタムウィジェットを表示する場所を設定するには、ウィジェット名をクリックして詳細を展開し、CMDBモジュールの好みの場所のトグルを切り替えます。
- CMDBのカスタムウィジェットがカスタムメニューのアクションとして実行できるようになりました。
仕様変更
作業ログAPIの課金フィールドの更新
- 作業ログAPIの「tech_charge」、「other_charge」、「total_charge」フィールドを更新しました。以前までは、これらのフィールドにはDouble型のデータ型が使用されていましたが、CostObject型に変更されました。
- 既存の連携は、古いフォーマットを更新しない限り失敗します。外部サービス等でこれらのフィールドを使用している場合、新しいデータ型に対応するよう更新を行ってください。
既存のフォーマット例 |
新規フォーマット例 |
"tech_charge": 12 |
"tech_charge": { |
不具合修正
カスタムモジュール
- CMDBのカスタムメニューとカスタムモジュールで、URLに「cm_attributes」または「ci_attributes」が含まれていた場合、URLの呼び出しアクションが保存できない不具合を修正しました。
- カスタムモジュールの表示権限を持つ技術担当者がカスタムメニューを閲覧できない不具合を修正しました。
2025年4月18日リリース
不具合修正
レポート
- カスタムレポートの作成時、技術担当者が「拡張フィルタリング」で3個以上の条件を設定できない不具合を修正しました。
Zoho Circuit
- テスト実行時、Circuitにリクエストのデータが送信されない不具合を修正しました。
2025年4月15日 リリース
不具合修正
データのインポート
- 以下のモジュールへのインポート時にそれぞれ特定の条件を選択したとき、フィールドのマッピングセクションが表示されない不具合を修正しました。
- 資産:製品タイプを選択した場合
- CMDB:CIタイプを選択した場合
- カスタムモジュール:カスタムモジュールを選択した場合
ワークフロー
- 承認メールが、Actionableメッセージではなく通知ルールから送信される不具合を修正しました。
2025年4月11日 リリース
機能強化
アクセシビリティ制御
- アクセシビリティ制御において、以下の様々な設定が追加されました。
アクセシビリティ制御は、[ユーザーのプロフィール]アイコン→[アクセシビリティ制御]から設定できます。- 読書マスク(Reading Mask):画面の小さなエリアをスポットライトで照らし、そのエリアに集中できます。
- フォーカスリング(Focus Ring):キーボード操作中、選択した要素の周りに線を表示します。
- リンクのアンダーライン(Underline Links):クリック可能なすべての文字にアンダーラインを引き、リンクを目立たせることができます。
- 画面のフォントサイズ(Display Font Size):文字のポイントサイズを拡大/縮小し、読みやすさを向上できます。
- 重要情報のハイライト(Highlight Critical Information):重要な情報の文字を明るい色でハイライトします。
- 主旨へスキップ(Skip to Main Content):複数ページで繰り返されている内容を回避します。
- コントラストの増加(Increase Contrast):文字のコントラストを増加させ、見やすさを向上します。
- ページナビゲーター(Page Navigator):ショートカットキーを用いて、ページの内容を案内します。
- アニメーションの無効化(Reduce Motion):アニメーションを無くし、気が散ることを最小限に抑えます。
- アイテムのホバー(Hover Item):マウスのカーソルを合わせた時にのみ表示されていた要素を表示します。
- フォーカスエリアの強調(Emphasize Focus Area):インタラクティブな要素の周りに境界線を表示します。
- カスタムカーソル(Custom Cursor):マウスカーソルのサイズや見た目をカスタマイズできます。
- カスタムスクロールバー(Custom Scrollbar):スクロールバーの見た目を変更します。
2025年4月9日 リリース
不具合修正
ホーム
- 言語が中国語のとき、スケジューラで技術担当者の不在をマークできない不具合を修正しました。
リクエスト
- リクエストフォームで、ラジオボタンとそれに対応するラベルが一致しない不具合を修正しました。
一般
- プロビジョニングツールのデコードの問題により、エンドユーザーにユーザー同期の結果が表示されない不具合を修正しました。
メールサーバ設定
- 確認済みメールアドレスが101個以上存在する場合、メールサーバ設定の返信先アドレスに何も表示されない不具合を修正しました。
- 画像のContent IDに「/」が含まれている場合、受信メールのインライン画像が読み込まれない不具合を修正しました。
- 複数の承認アラートが同時に送信された場合、サードパーティのメールサーバーで認証のレート制限によりタイムアウトが発生する不具合を修正しました。
上記が原因で、タイムアウトが解消するまで新規メールが送信できない不具合を修正しました。
カスタマイズ
- カスタム設定のレコードの編集フォームに、別のレコードの編集済みデータが表示される不具合を修正しました。
レポート
- レポートで選択されていたすべてのカラムがシステムから削除されていた場合、レポートにアクセスできない不具合を修正しました。
2025年4月3日 リリース
不具合修正
契約
- 契約の追加/編集フォームで、アクセシビリティに組織の役割が設定されている契約タイプを選択した場合、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
資産
- 資産の確認応答を有効化している状態で、「部署の責任者」がいない部署に割り当てられている資産が更新された場合、内部エラーが発生する不具合を修正しました。
2025年4月1日 リリース
不具合修正
リクエスト
- リクエスト詳細ページから、招待ベースのリモートコントロールを実行できない不具合を修正しました。
2025年3月31日 リリース(2025年2月18日の次期リリース予定)
サンドボックス
移行中、ユーザーは一時的にサンドボックスの作成/再作成/検証/デプロイができなくなります。
機能強化
スペースの機能強化
部屋の予約設定
- [管理]→[カスタマイズ]→[スペース管理]に[部屋の予約(Room Booking)]タブが導入され、管理者が部屋の予約を管理/スケジュールできるようになりました。
- 部屋の予約期間の制限や、事前予約期間の設定、予約の間隔を設定できます。
- 承認者の選択と、依頼者が部屋を予約できるかどうか決定できます。
- 予約が作成されたとき、サービス要求で追跡するよう選択できます。
- 使用するテンプレートと、サービス要求を作成する時間を選択できます。
スペース管理のカスタマイズの機能強化
- 管理者は、キャンパスタイプ、構造物タイプ、フロアルームタイプに追加されるフィールドに対して、デフォルト値を設定できるようになりました。
部屋の予約セクション
- スペースモジュールに予約セクションが導入されました。
- 技術担当者はこのセクションから予約フォームを使用して予約を作成し、その詳細を追跡することができます。
- 予約セクションのカレンダーを使用して、技術担当者はデジタルカレンダーから様々な予約を追跡できます。
- クイックアクションメニューから部屋を予約できるようになりました。
スペースモジュールの機能強化
- 部屋タイプに「予約可能」フィールドと「承認者」フィールドが含まれている場合、部屋を追加/編集する際にスペースの予約と予約の承認を有効化できるようになりました。
- また、部屋とスペースの一覧ビューからこのオプションを有効化できます。
有効化するには、部屋を選択して[アクション]→[予約の設定]をクリックします。
- スペース詳細ページの関連付けタブで、関連付けられたインシデントとサービス要求が一覧表示できるようになりました。
- 部屋とスペースの履歴のサブタブに予約の履歴が表示されるようになりました。
部屋の予約ウィジェット
- [管理]→[一般設定]→[依頼者ポータル]→[依頼者ポータルのカスタマイズ]で、管理者はセルフサービスポータルに部屋の予約ウィジェットを設定できるようになりました。
このウィジェットで、依頼者はセルフサービスポータルから即座に部屋を予約できます。
リクエストモジュールにおけるスペースモジュールの機能強化
- インシデントリクエストで、技術担当者は詳細ページの右ペインから部屋の予約の関連付け/関連付けの解除ができるようになりました。
- サービス要求で、技術担当者は詳細ページの右ペインから部屋の予約の作成/関連付け/関連付けの解除ができるようになりました。
インポート/エクスポート
- [管理]→[データ管理]→[データのエクスポート/データのインポート]で、予約可能な部屋とスペースの詳細をインポート/エクスポートできるようになりました。
通知ルール
- [管理]→[自動化]→[通知ルール]→[スペース]で、部屋の予約に対して通知を設定できるようになりました。
レポート
- 部屋の予約のテーブルレポートを作成できるようになりました。
問題の機能強化
問題テンプレート
- 問題テンプレートに[追加設定(Additional Settings)]タブが導入され、問題テンプレートのアクセスを特定の技術担当者グループに制限できるようになりました。
この制限はSDAdminの役割を持つ技術担当者には適用されません。 - グループを選択していない場合、問題テンプレートはすべての技術担当者グループがアクセスできます。
- アクセス制御の変更は新規に作成された問題リクエストにのみ適用されます。
既存の問題リクエストはすべての問題の技術担当者がアクセスできます。 - ただし、テンプレートが特定の技術担当者グループに制限された既存の問題は、技術担当者がそのグループに属していない場合コピーできなくなります。
- テンプレートのアクセス制御の設定において最大25個までの技術担当者グループを選択できます。
最大50個までに増加したい場合、技術サポートへお問い合わせください。 - [追加設定]タブはデフォルトの問題テンプレートでは利用できません。
問題のトリガー
- 管理者は問題のトリガーにおいて、「(ユーザーからの)メール返信」のサブエンティティで「通知の再送信」を条件として設定できるようになりました。
問題のライフサイクル
- 問題ライフサイクルのトランジションの条件に「$CurrentUser」の変数が導入されました。
- 管理者はこの変数を選択し、現在ログインしているユーザーが技術担当者か、依頼者か、または問題テンプレートのルックアップフィールドのユーザーとして割り当てられているのかに基づいて問題ライフサイクルのトランジションを設定できます。
- 「問題ユーザー」の範囲がトランジションの「前」に導入されました。
- グループの範囲の「$Problem Owner」と「$Group Members」が「問題ユーザー」の範囲に移動しました。
問題クローズルール
- [管理]→[自動化]→[クローズルール]→[問題クローズルール]で、技術担当者フィールドを必須フィールドとして設定できるようになりました。
問題情報ページ
- 問題の情報ページで関連付けられた資産に対して資産アイコンが表示されるようになりました。技術担当者はアイコンを使用して資産の関連付けを即座に解除できます。
- 以下の状況の場合、資産アイコンは表示されずコンマ区切りの値として表示されるようになります。
- 資産の編集権限がないユーザーが問題を閲覧する場合
- 資産モジュールに対してユーザーのアクセス権限がない場合
- ごみ箱に移動した問題の場合
注意:上記変更はリリースの情報ページにも導入されました。
- ステータスと優先度の色の設定が問題詳細ページの右ペインに加え、情報ページにも表示されるようになりました。
問題の履歴
- 問題の履歴に、行われた会話の種類とその詳細が記録されるようになりました。
- このリリース以降で問題の会話の履歴のエントリーが来たときに、詳細な履歴が反映されます。
行の色の設定
- 問題の一覧ビュー/テンプレートビューに色の設定を定義できるようになりました。
- 行の色の設定は、ステータス、優先度、カテゴリーに基づき適用できます。(透明度を%で指定することもできます。)
UIの刷新
- 問題モジュール全体で、「問題ユーザー」の色の表示が紫色から濃い緑色に変わりました。
ChatGPT連携を介したソリューションの作成
4月1日現在、ChatGPT連携は言語が「英語」の環境でのみ利用可能です。
- ChatGPTを用いて、ソリューション記事を自動生成できるようになりました。
- 技術担当者が問題の要約を提供すると、ChatGPTがソリューションの記事、説明、キーワードを含むソリューションを生成し、それをソリューションの新規/編集フォームへコピーできます。
必要に応じて、生成されたソリューションの長さや語調を修正できます。
- この機能を有効化するには、[管理]→[アプリ&アドオン]→[連携]→[ChatGPT連携]の設定で、「Solution Generator」のチェックボックスを有効化します。
- この機能を有効化すると、技術担当者はソリューション一覧ビューまたはソリューションの新規/編集フォームで、「Solution Generator」オプションを使用してソリューションを生成できるようになります。
Delugeエディターインターフェースの刷新
- ChatGPTを用いたカスタム関数のコード生成を行うために使用する[Code Generator]ボタンを、Delugeエディターインターフェースの上部に移動しました。
リリーステンプレートの機能強化
- リリーステンプレートの情報タブから、リリース詳細ページのレイアウトをカスタマイズできるようになりました。
- セクション/追加フィールドをリリースの別々のステージに追加できます。
リリーステンプレートで行われた変更はリリースの情報タブに反映されます。
- リリースでテンプレートへのファイル添付ができるようになりました。
- 新規クローズルールがリリースのカスタムステージとクローズステージに導入されました。
組織の役割の複数ユーザーの関連付け
- 複数のユーザーを組織の役割に関連付けできるようになりました。
これを行うには、組織の役割の追加/編集フォームで「複数ユーザーの関連付け(Assoiciate Multiple Users)」を有効化します。 - 報告先上司と部署の責任者の役割には複数のユーザーを関連付けできません。
- [管理]→[ユーザー&許可]→[ユーザー]→[すべてのユーザー]から、ユーザーに関連付けられた組織の役割を閲覧できます。
- ユーザー横の歯車アイコンをクリックして、[組織の役割の関連付けを表示(View Org-Role Associations)]をクリックします。
- [レポート]→[新規カスタムレポート]で「組織の役割の関連付け(Organization Role Associations)」のオプションを使用して、組織の役割のカスタムレポートを生成できるようになりました。
- 「組織の役割の関連付け」をクエリレポートで出力していた場合、今後そのクエリレポートは使用できなくなります。カスタムレポートを使用して該当レポートを作成しなおしてください。
タスクの予定終了日時のアラート
- タスクの予定終了日時の前にタスクのオーナーに通知できるようになりました。
- このアラートを設定するには、タスクテンプレートに「予定終了日時前に通知(Notify Before Schedule End)」フィールドを追加します。
- タスクの情報ページまたは追加/編集フォームから通知の時刻を設定します。
- 通知は、タスクのステータスが「In-Progress」の場合にのみ送信されます。
- 「終了予定日時前に通知(Notify Before Schedule End)」の新規通知テンプレートが[管理]→[自動化]→[通知ルール]→[タスク]に追加されます。
リクエストの機能強化
自動承認
- ユーザーに基づいて、自動承認を設定できるようになりました。
- 以前までは、自動承認は依頼者と承認者が同じ場合にのみ適用可能でしたが、この機能を使用すると様々な役割や特定のユーザーに対して自動承認を有効化できます。
- これを設定するには、[管理]→[一般設定]→[承認設定]で「承認者が次の場合自動で承認」のオプションを有効化します。
- カスタム設定の承認アクションでも特定の役割やユーザーの自動承認を追加できます。
- 通知ルール「依頼者が承認者として設定されているとき、自動承認アクションを通知」を「自動承認の条件を満たしたとき、ユーザーに通知(Notify user when automated approal criteria are matched)」へ変更しました。
- 承認が自動で行われた際に、承認設定で設定されている承認者へ自動で通知されるようになります。
リクエスト
- リクエストのプロパティ(リクエストID、URL、メタデータなど)をリクエスト詳細ページからコピーできるようになりました。メタデータには、リクエストID、件名、依頼者名、作成日時、URLなどが含まれます。
- プロパティをコピーするには、右ペインのリクエストID横のコピーアイコンをクリックして、アクションを選択します。
- リクエストのメモに対するカスタムレポート設定ページの「表示するカラムを選択」セクションで、リクエストのプロパティが「リクエスト」としてカテゴライズされるようになりました。
- SLA(サービスレベル契約)がリクエスト一覧ビューで表示できるようになりました。有効化するには、「表示するカラムを選択」からSLAを選択します。
- SLA、ライフサイクル、トリガー、トリガーのサブエンティティ、カスタムアクションのタイマーの中断、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルールで条件にサブフィールドを設定できるようになりました。
- サブフィールドに対応するフィールドは以下のとおりです。
グループ |
カテゴリー |
緊急度 |
サブカテゴリー |
テンプレート |
インパクト |
項目 |
レベル |
モード |
サービスカテゴリー |
優先度 |
リクエストタイプ |
部署 |
CI |
ステータス |
ライフサイクル |
ワークフロー |
サイト |
- 以下のフィールドがSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルールで条件として設定できるようになりました。
フィールド名 |
対応する機能 |
追加フィールド |
※以下の設定では、日付/時刻の追加フィールドに対して「~の間」「~の間ではない」が対応します SLA、リクエストのサブエンティティのトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー ※以下の設定では対応しません Survey Settings, Survey Rules |
資産の名称/サイト |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
承認ステータス、承認ステータスの名称 |
SLA |
割り当て日時 |
リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
キャンセルの依頼(はい/いいえ) |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー |
クロージャ情報のクローズコメント/クロージャコード/クロージャコメント/依頼者が回答を確認 |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー(承認を除く)、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
完了日時 |
リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
作成者、作成者の部署/メールアドレス/社員ID/技術担当者(はい/いいえ)/役職/VIPユーザー |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
作成日時 |
SLA、リクエストのサブエンティティに対するトリガー |
説明 |
SLA |
編集者 |
サービス要求のSLA、ユーザー調査の設定/ルール |
編集者の部署/メール |
サービス要求のSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
編集者の社員ID/VIPユーザー |
サービス要求のSLA、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
編集者の技術担当者(はい/いいえ)/役職 |
サービス要求のSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
通知先メールアドレス |
SLA |
一次返信期日違反ステータス |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
グループの送信者のメール |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
変更に起票されたリクエスト(有/無)、リクエストのもととなった変更(有/無)、リンク付けられたリクエスト有り、メモ(有/無)、プロジェクト(有/無)、問題(有/無)(インシデントのSLAでのみ利用可能)、購買注文(有/無)(サービス要求のSLAでのみ利用可能 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
インパクト情報 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、カスタムメニュー |
エスカレーション有無 |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
保全(はい/いいえ) |
SLA、リクエストのサブエンティティに対するトリガー |
はサービス要求 |
タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
ライフサイクル、ライフサイクルの名称 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
リンク付けられたリクエストのコメント |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
モード |
SLA |
ユーザーの代理の部署/メールアドレス/役職/技術担当者(はい/いいえ)(カスタムメニューでは利用不可) |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
OnHoldスケジューラのステータス変更/コメント(タイマーでは利用不可)/予定時刻 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー |
期限を過ぎたステータス |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
再オープン |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー |
依頼者の社員ID |
カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
依頼者の技術担当者(はい/いいえ)/役職 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
回答 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
解決日時 |
リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー |
返信日時 |
ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
予定開始日時、予定終了日時 |
SLA、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
サービスカテゴリ |
SLA |
サイト |
サービス要求のSLA - すべてのサイトが表示されます
インシデントのSLA - 参照サイトのみ表示されます |
SLA、SLAの名称 |
トリガー、ライフサイクル |
SLAの変更コメント |
SLA、トリガー、タイマー |
ステータス |
SLA(すべての完了ステータスは対応しません) |
ステータスの変更コメント |
SLA、トリガー、タイマー |
ステータスの進行中/タイマーの停止 |
トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、カスタムメニュー |
件名 |
SLA |
技術担当者 |
SLA、ライフサイクル |
技術担当者の時給/部署/メールアドレス/役職 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
技術担当者の社員ID |
SLA、ライフサイクル、ユーザー調査の設定/ルール |
テンプレートの技術担当者を承認済みのサービス要求だけに割当てる |
サービス要求のSLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
テンプレートの名称 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
未返信数 |
SLA、トリガー、リクエストのサブエンティティに対するトリガー、タイマー、ライフサイクル、カスタムメニュー、ユーザー調査の設定/ルール |
更新理由 |
SLA、トリガー、タイマー |
リリースに対するカスタムスクリプト
- ユーザーの入力に基づいてリリースフォームを動的に修正するカスタムスクリプトを使用できるようになりました。
- リリースに対するサンプルカスタムスクリプトをインポートできます。
フォームルールの機能強化
- リリースの追加/編集フォームで右ペインのカスタムウィジェットを表示/非表示にするフォームルールを使用できるようになりました。
問題に対するカスタムスクリプト
- ユーザーの入力に基づいて問題フォームを動的に修正するカスタムスクリプトを使用できるようになりました。
- 問題対するサンプルカスタムスクリプトをインポートできます。
フォームルールの機能強化
- 問題の追加/編集フォームの右ペインのカスタムウィジェットを表示/非表示にするフォームルールを使用できるようになりました。
仕様変更
APIの仕様変更
- 「組織の役割」のエンティティ(サイト、エリアなど)の情報がObject型の代わりにArray型で格納されるようになりました。
推奨事項:既存のカスタムスクリプトやカスタム関数をArray型に更新することを推奨いたします。
-
- 既存のフォーマット:{"site" : {"id" : 9389244773993, "name" : Base Site , "orgroles" : {"udf_ref11" : {"id" : 3439849849898}}}}
- 新規フォーマット:{"site" : {"id" : 9389244773993, "name" : Base Site , "orgroles" : {"mref_udf_ref11" : [{"id" : 3439849849898}]}}}
注意:「udf_ref11」、「mref_udf_ref11 」は組織の役割を表しています。
タスクの仕様変更
- 「開始予定日時の前にメールする(Notify me before schedule start)」フィールドの名称を「開始予定日時前に通知(Notify Before Schedule Start)」に変更しました。
業務ルールの仕様変更
- 業務ルールの条件から「キャンセルの依頼(はい/いいえ)」のフィールドが削除されました。
不具合修正
- 「プロセスの実行を中止」の条件に一致したタイマーをリクエスト、変更、問題に関連付け、中断できるようになりました。
この操作は履歴に記録されます。
2025年3月26日 リリース
機能強化
Zoho Analyticsへの資産の確認応答の同期
- 以下のカラムがZoho Analyticsの資産テーブルに追加されました。
- 最終スキャン元
- 確認応答ID
- 確認応答ステータス
- 確認応答のアラート日時
- 確認応答の応答日時
- 資産の受領日時
不具合修正
保全
- 中断中の保全を編集すると、ジョブは無効化されるがステータスがアクティブのままになる不具合を修正しました。
ユーザー調査
- 認証済みの応答リンクでiframeが読み込まれると、調査結果の応答ページが表示されない不具合を修正しました。
この不具合は、ドメインを変更し応答を新規ページへリダイレクトすることで修正しています。
2025年3月24日 リリース
仕様変更
- 削除した技術担当者、ログイン権限を持たない技術担当者、依頼者に変更した技術担当者から、認証トークンを削除する仕様に変更しました。
2025年3月19日 リリース
不具合修正
データ管理
- 本番環境の拡張機能にPre Uninstallation ScriptとPost Installation Scriptがある場合、サンドボックスの作成に失敗する不具合を修正しました。
2025年3月13日 リリース
不具合修正
ワークフロー
- 複数選択の追加フィールドを基準として設定している場合、演算子が表示されない不具合を修正しました。
ダッシュボード
- 時間のフィルターを適用後すぐにウィジェットデータが更新されない不具合を修正しました。
- ウィジェットに何もデータが表示されず、削除されたように見える不具合を修正しました。
資産
- モバイルアプリの資産の確認応答フォームで、確認応答の日付と送信ボタンが表示されない不具合を修正しました。
連携
- Azure ADの代替メールアドレスがServiceDesk Plus Cloudのセカンダリメールアドレスとマッピングされている場合、同期に失敗する不具合を修正しました。
- Microsoft Azureが有効化されている環境で、メールアドレスとUPNフィールドに値を持たないユーザーが、Azure ADのユーザー同期で削除されたユーザーとして処理される不具合を修正しました。
2025年3月8日 リリース
機能強化
ダッシュボード
私の対応中の調査
- ホームページのダッシュボードおよびセルフサービスポータルの「My Pending Surveys(私の対応中の調査)」ウィジェットから、技術担当者とユーザーが対応中の調査を表示し回答できるようになりました。
- 対応中の調査はモジュールごとにフィルタリングできます。
技術担当者
ユーザー
- 管理者と技術担当者は、ダッシュボードを作成し「私の対応中の調査」ウィジェットを追加できます。
変更
- 印刷プレビューにタスクを含めることができるようになりました。
資産
- [資産]→[ソフトウェア]→[スキャンされたソフトウェア]で新規ソフトウェアスイートを編集する際に、101個以上のコンポーネントソフトウェアを追加できるようになりました。
CMDB
- SDCMDBAdminとSDAssetManagerの両方の役割を持つユーザーが同期ルールを作成/編集/削除できるようになりました。また、同期ルールに対して[実行]オプションを実行することができます。
連携
- Office 365カレンダー連携で、技術担当者スケジュールを動的にマッピングできるようになりました。
Zia
- 問題の予測を用いてインシデントリクエストを監視し、短期間での傾向や類似のインシデントの急増を検知できるようになりました。
- ユーザーからのエスカレーション前に潜在的な問題に対するアラートを受信して必要なアクションを行い、シームレスなオペレーションを維持できるようになります。
- 現在、問題の予測は設定言語が英語の環境でのみ動作します。
問題の自動予測の設定
- 受信リクエストのしきい値:何件後のリクエストで問題有無の確認を開始するか、しきい値を設定できるようになりました。しきい値は25~250件の間で選択できます。
- 例として、しきい値を200件に設定した場合、200件のリクエストを受信後にServiceDesk Plus Cloudが潜在的な問題有無の確認を開始します。
- なお、直近2か月のリクエストの流入に基づき、推奨するしきい値を提案します。
問題の手動予測の実行
- 問題の予測を有効化した際、ヘッダーメニューのクイックアクションから「予測の実行」と「予測の表示」を利用できるようになりました。
- 予測の実行:このオプションを用いて、問題の予測を手動で開始できます。これを開始すると最新500件のリクエストのパターンや傾向を分析し、潜在的な問題についてのアラートを送信します。
- 予測の表示:これをクリックすると、すべての問題の予測結果を一覧表示します。一覧から予測をクリックすることで、予測の詳細を確認できます。
不具合修正
リクエスト
- 技術担当者が自身に関連付けられたグループとサイトのリクエストのみ閲覧可能な権限を持っている場合、アーカイブ済みリクエスト一覧ビューで技術担当者グループに関連付けられたすべてのリクエストを閲覧できない不具合を修正しました。
- 転送された会話の説明で、スペースがずれる不具合を修正しました。
- 条件でWindowsのコンピューターを取得するよう設定されている場合、リクエストに追加されたサーバーのルックアップ追加フィールドが実行されない不具合を修正しました。
- リクエストの通知テンプレートでリンクのプレースホルダーに変更が行われていた場合「http://」が自動的に追加されてしまい、変更を保存後、プレースホルダーが反応しなくなる不具合を修正しました。
- 依頼者の編集権限のみを持つ技術担当者が、リクエストフォームで依頼者のサイトと部署を更新できない不具合を修正しました。
資産
- サービスパックの編集時、「選択されたソフトウェア」と「利用可能なソフトウェア」のヘッダーが誤って表示されていた不具合を修正しました。
- ログイン権限のないユーザーに資産の確認応答のアラート通知を送信しようとすると、不明瞭なエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
- 資産の一覧ビューでユーザーの割り当てをクリックすると、ポップアップに選択された資産のみしか読み込まれない不具合を修正しました。
- 設定言語が英語以外の環境で、追跡事項の値がコンピューターの場合にソフトウェアライセンスのタイプを作成できない不具合を修正しました。
- ソフトウェアライセンスのタイプの作成時、選択したオプションに関わらず「許容されるインストレーション」が「Single」に設定される不具合を修正しました。
- 製品タイプ「Computer」の名称が変更されていた場合、資産の情報をServiceDesk Plus Cloudに同期できない不具合を修正しました。
- インポート時、インポートファイルで複数の値がコンマで区切られていた場合、ハードウェア容量がインポートできない不具合を修正しました。
CMDB
- CIタイプと製品タイプが同じ名前の場合、CIの関係のインポートに失敗する不具合を修正しました。
- フィールドのマッピングを含む同期ルールが設定されていた場合、ネットワークアダプタのフィールドがCMDBから資産に同期されない不具合を修正しました。
一般
- 技術担当者の編集ページで、関連付けられたグループフィールドにすべてのグループが表示される不具合を修正しました。
- カスタムメニューを並べ替える際にエラーが発生する不具合を修正しました。
- 「範囲外」タブで、コメントカラムがデフォルトで表示されない不具合を修正しました。
- 「範囲外」タブに添付ファイルを添付できない不具合を修正しました。
連携
- MDM連携の照合プロセス中に契約と利用状況の詳細が照合されない不具合を修正しました。
2025年3月7日 リリース
不具合修正
保全
- 保全を介してスケジュールされたリクエストが2回作成される不具合を修正しました。
2025年3月1日 リリース
機能強化
Zia
- Ziaの機能がイギリスのデータセンターで利用可能になりました。
不具合修正
リクエスト
- 承認リンクにリクエストの詳細情報が含まれていない不具合を修正しました。
2025年2月27日 リリース
不具合修正
サンドボックス
- 条件を持つユーザーグループが作成されている場合、サンドボックスから本番環境へのユーザーグループのデプロイに失敗する不具合を修正しました。
ダッシュボード
- リクエストのサマリウィジェットで凡例に合計が表示されない不具合を修正しました。
リクエスト
- リクエストのクローズ/解決に失敗する場合がある不具合を修正しました。
- リクエストで特定のステータスが表示されない場合がある不具合を修正しました。
2025年2月26日 リリース
新機能
サンドボックスの機能強化
- 問題のすべての管理設定がデプロイできるようになりました。
- サンドボックスでは、現在以下の問題管理設定を設定し、本番環境へデプロイすることが可能です。
プライマリ設定 | セカンダリ設定 |
カスタマイズ |
|
テンプレート&フォーム |
|
自動化 |
|
開発者スペース |
|
注意:これらの機能をデプロイ可能な構成の一覧へ有効化するには、既存ユーザーはサンドボックスを再作成する必要があります。
認証ライブラリのテスト認証(プローブ)
- ユーザーは認証ライブラリからIPアドレス/ホスト名を使用し、端末のマシンの認証情報を検証できるようになりました。
- 認証情報を検証するには、[管理]→[プローブ&ディスカバリ]→[認証ライブラリ]に移動し、検証したい認証情報横の歯車アイコンをクリックします。
ナビゲーション&フッター設定
- [管理]→[一般設定]→[ナビゲーション&フッター設定]で、技術担当者と依頼者に対してナビゲーションタブとフッターメニューの表示/非表示の変更と並び替えできるようになりました。
- 技術担当者は、[プロフィール]→[ナビゲーションタブの編成]から、自身のナビゲーションタブをパーソナライズできるようになりました。
- スライダーパネルの「ナビゲーションタブの編成」で、技術担当者はタブの表示/非表示の変更と並び替えができます。
資産モジュールのカスタムビュー
- カスタムフィルターを適用することで、条件に基づいて資産一覧ビューをカスタマイズできるようになりました。
- 設定したカスタムビューはフィルターのドロップダウンリストに表示されます。
- よく使うフィルターを「お気に入り」としてマークすることができます。
ChatGPTを介したリクエストの自動承認
- ChatGPTを使用し、リクエストの承認プロセスを自動化できるようになりました。
ChatGPTで、承認者が送信したメール返信をもとに、リクエストに対する承認アクションの予測し自動で適用できます。 - ChatGPTで、「承認/却下/詳細説明が必要」を予測できます。
- この設定を有効化するには、[管理]→[アプリ&アドオン]→[連携]→[サード―パーティ連携]→[ChatGPT]に移動します。
- ChatGPTの設定ページで「自動承認(リクエスト) Auto Approval (Request)」を有効化すると、Ziaの自動承認が無効化されます。
Ziaを有効化すると、ChatGPTが無効化されます。
- Ziaの自動承認に対するメール通知の内容を変更しました。
変更内容:メールへの返信に基づいて、Ziaが承認アクションを行いました。
アナウンス
アナウンスのフォロー
- ユーザーはアナウンスをフォローし、アナウンスに関する更新をリアルタイムで受け取ることができるようになりました。
- 技術担当者は、各アナウンスのフォロワー一覧と閲覧数を確認できます。
アナウンスのコメント
- 技術担当者はアナウンスにコメントを追加できるようになりました。
コメントは公開/非公開にすることができ、「このコメントを依頼者に公開する」オプションを選択することで、公開コメントを追加できます。
アナウンステンプレート
- 管理者は、アナウンスのテンプレートを設定できるようになりました。
アナウンスのアクセス権限
- 管理者は新規役割の作成時に、アナウンスのアクセス権限を設定できるようになりました。
アナウンスのレポート生成
- ユーザーはServiceDesk Plus Cloud内で作成されたアナウンスの詳細なレポートを生成し、情報の確認や操作ができるようになりました。
アナウンスの管理設定の監査
- アナウンスの管理設定で行われた変更を監査ログで追跡できるようになりました。
サンドボックスのアナウンスタイプとテンプレート
- サンドボックスでデプロイ可能な構成として、アナウンスタイプとアナウンステンプレートが追加されました。
機能強化
アナウンスの機能強化
バナースケジューリング
- 作成日時ではなく予定開始日時/予定終了日時に基づいて、アナウンスがバナーに表示されるようになりました。
恒久的なバナー表示
- 「期限までバナーを表示し続ける(keep banner until expiry)」オプションを使用して、予定されている期間が過ぎるまでバナーにアナウンスを表示できるようになりました。
モジュールの関連付け
- リクエスト/変更/問題/リリースなどのモジュールとアナウンス間の関連付けを維持できるようになりました。
例として、修正されたリクエストに対してアナウンスを作成できるようになります。
グループ固有のアナウンス
- ユーザーグループ/技術担当者グループに限定してアナウンスを公開できるようになりました。
UIの刷新
新規バナーデザイン
- バナーのデザインを刷新しました。
アナウンス詳細ページ
- アナウンスの詳細ページが、追加情報とともにポップアップとして表示されるようになりました。
ダッシュボードの機能強化
- [ダッシュボード]→[定型ダッシュボード(Canned Dashboards)]配下のアクティビティダッシュボードで、技術担当者がタスクとリクエストに関するアクティビティを追跡できるようになりました。
- 技術担当者はテーブル/グラフウィジェットを作成し、ダッシュボードウィジェットに表示されるデータをカスタマイズできるようになりました。
- グラフウィジェットのサマリー図で、ユーザーはリクエストとタスクモジュールの様々なデータソースに対するサマリー数を確認できます。
- スマートビューUIによって、ユーザーはテーブル/グラフウィジェットのレコード情報へ簡単にアクセスできるようになりました。
保全モジュールに対するスケジューラの機能強化
保全の新規/編集フォーム
- 保全スケジューラのUIを刷新しました。
技術担当者は保全アクティビティのスケジュールを日次、週次、月次、年次で実行することができます。 - 「頻度」ドロップダウン配下の「定期スケジュール」オプションが削除されました。
今後スケジュールを定期的に実行するには、繰り返し期間を選択し「詳細」のチェックボックスにチェックを入れ設定する必要があります。
- 保全のテンプレートを編集する際、技術担当者は既存のテンプレートに設定されているタスクを削除/保持するかを選択できるようになりました。
保全ビューページ
- 「繰り返し」と「保全の終了時期(Maintenance Ends)」フィールドを「表示するカラムを選択」で選択できるようになりました。
- 「スケジュールタイプ」フィールドが保全一覧ビューで検索できるようになりました。
保全詳細ページ
- 保全詳細ページで完了した保全や失敗した保全を示すラベルが導入されました。
- 以下の詳細情報がスケジュール情報セクションの右ペインに追加されました。
- 頻度:1回、日次、週次、月次、年次が表示されます。
- 次の予定:次の保全のスケジュールが表示されます。
- 繰り返し:保全がいつ繰り返されるか表示されます。
- 終了時期:保全が終了する特定の日か、後何回で終了するかが表示されます。
- 保全詳細ページに[タスク]タブが導入されました。
技術担当者は、タスクの追加/編集/編成や、依存関係の設定、保全に関連付けられたタスクの削除などのアクションを行うことができます。
- [履歴]タブで、保全がいつ失敗したかやタスク関連の操作を記録できるようになりました。
管理設定
- リクエストと変更に設定されているフォームルールがリクエストと変更の保全にも適用されるようになりました。
- 保全が失敗した際に技術担当者へ自動で通知できるようになりました。
- [管理]→[ユーザー&許可]→[役割]の設定で、保全モジュールに対する「権限設定」の項目を削除しました。
今後、リクエストと変更の保全に関する権限は「アクセス権限」セクションで直接設定できます。
アーカイブ済みリクエスト
- リクエストが保全と関連付けられていたかを示す「保全」カラムが、アーカイブ済みリクエストの一覧ビューに追加されました。
- 保全から作成されたすべてのアーカイブ済みリクエストを表示する「保全リクエスト」フィルターが、アーカイブ済みリクエストの一覧ビューに追加されました。
レポート
- 保全のテーブルレポートで、技術担当者は次のスケジュール、スケジュールタイプなどのスケジューラの情報を追加できるようになりました。
アーカイブ済みリクエストのレポート生成時に「保全」カラムを追加できるようになりました。
問題ダッシュボードの機能強化
- 以下のウィジェットを問題ダッシュボードに追加できるようになりました。
- 更新のない問題
- 問題の概要
- 影響を受けるサービスとステータス
- 問題作成日時が問題フィールドに追加されました。
- 問題のタイマーで、カスタムの日付フィールドに対応しました。
- ソリューションモジュールの「関連づいている問題」が「参照した問題(Referred in Problems)」に更新されました。
- サンドボックスで問題の管理アクションが有効化できるようになりました。
- 「オープン(Open)」の名前が付くウィジェットを「対応中(Pending)」に変更しました。
リリースダッシュボードの機能強化
- リリースダッシュボードで、「私のオープンのリリース/役割」ウィジェットが利用できるようになりました。
- 「作成済みリリース/キャンセル済みリリース/クローズ済みリリース」ウィジェットの名称を、「リリースの概要(Release Overview)」に変更しました。
- 既存のウィジェットに対して、「失敗したリリース」のオプションが設定できるようになりました。
プラットフォームの機能強化
Botコマンド - Actionableカード
- ユーザーがアクションを用いてActionableカードを設定し、タスクを介してインシデントリクエスト/サービス要求を作成できるようになりました。
この機能はリクエストテンプレートで必須フィールドが設定されている場合のみ適用可能です。
Azureユーザー同期
- ユーザーのプロフィール画像がすでに利用可能であるか、画像が更新されている場合、AzureからServiceDesk Plus Cloudアカウントへユーザーの画像を同期できるようになりました。
プロジェクトのカスタムレポートの機能強化
タスクのコメントのレポート
- タスクに追加されたコメントの詳細なカスタムレポートを生成できるようになりました。
- レポートには最初の250文字が表示されます。
- プロジェクト/マイルストーン/タスク/作業ログのレポートのカラムとして、説明を含めることができるようになりました。
- レポートには最初の250文字が表示されます。
変更の業務ルール
- 変更のレコードに対して業務ルールを適用できるようになりました。
条件に一致した変更に対して、フィールドを更新/カスタムアクションの実行/プロセス実行を中断を設定することができます。 - 業務ルールは、変更のレコードが作成/編集/削除された際にトリガーできます。
- また、タスク、添付ファイル、ダウンタイム、承認、会話、作業ログなどの、変更のサブエンティティに対しても業務ルールを実行できるようになりました。
ソリューションの機能強化
- 関連情報を維持しながらソリューションを更新できるよう、1つのソリューションに複数のバージョンを作成し管理できるようになりました。
ソリューションのバージョンはソリューションが承認される度に自動的に作成されます。 - ソリューションのバージョンを有効化するには、[管理]→[カスタマイズ]→[ソリューション管理]で設定します。
- ソリューションの編集時は下書きとして保存し、承認の準備が完了するまで非公開のままにできます。
ソリューションの下書きを保存するには、少なくとも1回はソリューションが承認されている必要があります。
- ソリューションの承認後、[公開]オプションを使用してソリューションを最新のバージョンに変更することができます。
新規キーボードショートカット
- 新たなキーボードショートカットが追加されました。
仕様変更
- ソリューションを公開する際に承認が必須になりました。
承認されたソリューションにのみ[公開]オプションが表示されます。
不具合修正
Microsoft Teamsモードの移行
- MS Teamsモードが有効になると作成され、移行中にMicrosoft Teams連携を有効化したユーザーに対して自動的に作成される不具合を修正しました。
Actionableカード
- ユーザーは、技術担当者の割り当てのActionableカードでデフォルトで最初の50人の技術担当者を表示する代わりに、技術担当者を検索して割り当てできるようになりました。
Botコマンド
- Botコマンドを使用して、ユーザーは依頼者ID、依頼者名、メールアドレスを用いてリクエストを検索できるようになりました。
Microsoft管理連携に対するガジェット側からの変更
- Microsoftの管理連携の管理トークンが期限切れの場合、ユーザーにエラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
SDP.openWigetの高さ/幅のサポート
- ウィジェットの高さと幅をカスタマイズできるようになりました。
ウィジェットのサブタブのヘッダー
- 変更とリリースのサブタブの場所に、タブのヘッダーとしてウィジェット名が表示される不具合を修正しました。
サンドボックスでのインスタンス設定の編集
- インスタンス設定で、通貨、タイムゾーン、週の開始曜日、インスタンスの画像を編集できるようになりました。
サンドボックスで編集した構成の作成したとおりのデプロイ
- バックエンドのグローバル設定を利用して、サンドボックスで編集され、本番環境で削除された構成をデプロイできてしまう不具合を修正しました。
一般
- メールアドレスの動的な追加に対応しているフィールドで複数の受信者を追加できるようになりました。
- 変数「$ItemName」を置き換えた値が、通知の説明で適切に配置されない不具合を修正しました。
リクエスト
- 「元のデータ」のサイズオプションを使用してリクエストのメモに追加されたインライン画像が、そのサイズを保持しない不具合を修正しました。
- 依頼者によってクローズされたリクエストごとに調査が送信されるように設定していた場合、キャンセル/解決したリクエストもカウントされる不具合を修正しました。
- カスタマイズしたサービス要求テンプレートのリソースセクションの幅が広いことが原因で、水平方向にスクロールしないとコスト情報を確認できない不具合を修正しました。
資産
- 中国語で、資産の左パネルの「展開」オプションが誤って翻訳されている不具合を修正しました。
購買
- 購買注文書の詳細ページで、「小計」と「合計(ネット)」が小数点以下2桁の通貨で表示されない不具合を修正しました。
問題
- 問題に50,000文字を超えるメモが追加された場合、通知が送信されない不具合を修正しました。
ソリューション
- ソリューションの転送がCCとBccフィールドに表示されている受信者に送信されない不具合を修正しました。
管理
- カスタムスクリプトを介して実行されたダイアログのカスタム幅に対応しました。
- 調査メールのテンプレートでハイパーリンクされた調査リンクにアクセスできない不具合を修正しました。
- 「既に存在する場合は更新する」のインポート方法で添付ファイルをインポートした場合、モジュール内の既存の添付ファイルは削除されるが新規ファイルが追加されない不具合を修正しました。
2025年2月12日 リリース
新機能
Zia
2025年2月18日現在、Ziaの機能は「米国データセンター」かつ「設定言語が英語」の環境でのみ利用可能です。
リクエスト受領時のソリューションの自動返信
- Zia人工知能をトレーニングして、リクエスト受領時のメール通知にソリューションの内容を自動で追加できるようになりました。
- 技術担当者は通知テンプレートで変数「$ZiaSolutionsuggest」を使用して、メール通知にソリューションの内容を追加できます。
- 管理者は[管理]→[Zia]→[人工知能]で「Solution Assist」を有効化することで、リクエスト受領時のメール通知にソリューションの内容を追加できるようになります。
不具合修正
リクエスト
- 簡易リクエストからインシデントリクエストを作成できない場合がある不具合を修正しました。
- ライフサイクルが設定されているリクエストを複数回編集すると、編集ページのステータスのドロップダウンに無効なオプションが表示される不具合を修正しました。
管理
- ルックアップフィールドの値の数が101個以上ある場合、業務ルールやトリガーなどの「条件」を作成する場所で検索機能が動作しない不具合を修正しました。
2025年2月7日 リリース
新機能
資産の監査
- [資産]→[資産の監査(Asset Audit)]で、ServiceDesk Plus Cloudの資産を監査できるようになりました。
- ServiceDesk Plus Cloudのモバイルアプリを使用して、技術担当者が実施する監査を作成しユーザーの資産を検証できます。
- 依頼者ポータルから、ユーザーが自身の資産を監査できます。
- 技術担当者が実施する監査では、資産を「監査済み(Audited)」、「紛失(Missing)」、「新規特定済み(Newly Identified)」、「範囲外(Out of Scope)」、「差分特定済み(Identified Differences)」に分類できます。
- ユーザー自身の監査では、資産を「回答なし(Not Responded)」、「監査済み(Audited)」、「紛失(Missing)」に分類できます。
- [レポート]→[新規カスタムレポート]で、監査のカスタムレポートを生成できるようになりました。
最終スキャン元
- 新たに「最終スキャン元」フィールドを資産に追加できるようになりました。このフィールドは資産の情報ページに表示され、最新の資産同期の詳細やスキャンタイプを表示します。
- このフィールドを資産詳細ページに表示させる手順は以下のとおりです。
- [管理]→[カスタマイズ]→[資産管理]→[製品タイプ]に移動します。
- フィールドを追加したい製品タイプのページの編集画面を開き、[フィールド]タブに移動します。
- 右ペインの[利用可能]タブから、「最終スキャン元(Last Scan Source)」フィールドをキャンバスへドラッグ&ドロップします。
2025年2月5日 リリース
機能強化
リクエスト
- 「複数編集」フォームのUIを刷新しました。
- 「複数編集」で、選択したすべてのリクエストに対して必須フィールドの値が検証され、任意のリクエストで必須フィールドの値が空の場合にエラーを表示するようになりました。
管理
サードパーティ通知のチャネルサポート
- ServiceDesk Plus CloudからMicrosoft Teamsのチャネルにカスタム通知を送信できるようになりました。
不具合修正
承認
- 購買注文書の承認で、「$ItemName」の内容がHTMLタグ付きで表示される不具合を修正しました。
- 承認のActionableメッセージでメール/ボットの通知が更新されると、承認アクションやワークフローの承認ノードで追加された内容ではなく、デフォルトの通知内容が表示される不具合を修正しました。
2025年1月18日 リリース
新機能
技術担当者スケジュールの機能強化
- 技術担当者スケジュールの表で「技術担当者の選択」フィルターを使用して、特定の、またはすべての技術担当者を選択して表示できるようになりました。
- デフォルトでは、技術担当者スケジュールの表は25人まで表示されています。より多くの技術担当者を表示するには「詳細を表示(Load more)」オプションを使用します。
リクエストの機能強化
- 「通知ステータス(Notification Status)」と「未返信数」を、以下の機能の条件として利用できるようになりました。
- トリガー
- 業務ルール
- ライフサイクル
- ワークフロー
- カスタムメニュー
- ユーザー調査
- カスタムウィジェット
- カスタムアクション内の「タイマーの中断」
- トリガーと業務ルールが、依頼者/技術担当者の返信によりステータスが変更されたリクエストに対して動作するようになりました。
リクエスト詳細ページのコレクションフィールドの機能強化
- ファシリティインスタンスで、リクエストに関連付けられたスペースの場所とタイプを含む詳細情報が表示できるようになりました。
- 詳細情報を表示するには、リクエスト詳細ページのスペースフィールド横の「詳細を表示(More)」をクリックします。
- この機能はすべてのコレクションフィールドに適用されます。
既存の仕様
仕様変更後
機能強化
資産
- ネットワークスキャンに対してSNMPの認証情報のみが設定されている場合、プローブはSNMPデバイスのみをスキャンするよう制限し、他の資産タイプをスキャンしないようになりました。
- 「資産IDをモバイルデバイス名に追加する(Append Asset ID to Mobile Device Names)」を有効化することで、Microsoft IntuneからServiceDesk Plus Cloudへデバイスを同期する際にモバイルデバイス名に資産IDを追加し一意性を確保できるようになりました。
連携
- Zoho Analytics/Analytics Plusで、マルチラインフィールドに対して最大5000文字まで入力できるようになりました。
不具合修正
一般
- Azure ADのユーザー同期で「報告先(Reporting To)」フィールドがマッピングされていない場合、ユーザ―情報を更新する際にServiceDesk Plus Cloudから「報告先」フィールドのデータが削除される不具合を修正しました。
- Jiraの問題作成フォームの「報告者」フィールドで、検索した文字列に基づいた報告者の一覧が表示されない不具合を修正しました。
- 技術担当者のライセンス数(オペレーター数)が上限に達していると、非ログインの技術担当者を追加できない不具合を修正しました。
資産
- Windowsのディスカバリ中、プローブが反応しない場合がある不具合を修正しました。
- ライセンス上モバイルデバイスのコピーが利用できるにもかかわらず、ライセンス制限の問題が発生する不具合を修正しました。
- Microsoft Intune連携を介して追加されていない資産がServiceDesk Plus Cloudに同期された際、ServiceDesk Plus Cloud内で設定されている既存の製品タイプの代わりに、Microsoft Intuneで設定されているものに基づいて製品タイプが変更される不具合を修正しました。
- 子テーブルにエントリーの無いCisco Switch/Cisco CatOS Switchなどの資産を開く際にエラーが発生する不具合を修正しました。
CMDB
- 多くの複数選択/ピックリストのフィールドがある場合、CI編集フォームをクリックした際に「URLがブロックされている」旨のエラーが表示される不具合を修正しました。
レポート
- 時系列グラフのレポートで日付フォーマットに「日」を選択した場合、X軸ラベルが適切に表示されない不具合を修正しました。
- 積み重ね棒グラフで水平方向のスタック数が多い場合、一番上の棒グラフのデータ数が次の棒グラフに重なる不具合を修正しました。
2025年1月8日 リリース(2024年12月10日の次期リリース予定)
新機能
資産の割り当て情報
- 割り当てられた項目の合計コストとあわせて、ユーザー/部署に割り当てられたソフトウェアライセンス、消耗品、資産の包括的な詳細ページが追加されました。
- 資産の割り当て情報ページは、資産の表示権限を持つ技術担当者が閲覧できます。
- 資産の割り当て情報ページを閲覧するには、[資産]ページの左ペインで[資産の割り当ての情報(Asset Allocation Details)]をクリックします。
- [クイックアクション]メニューから資産の割り当て情報にアクセスすることもできます。
- ドロップダウンメニューからユーザー/部署を選択することで、割り当てられている資産と合計コストを確認できます。
- ユーザーは、ユーザー名/メールアドレス/社員IDで検索できます。
ユーザー
部署
- 資産の割り当て情報ページ上部のプリンターアイコンをクリックすることで、割り当てられた資産、ソフトウェアライセンス、消耗品、以前の資産の割り当て(ユーザーを条件に検索した場合にのみ使用可能)、コストなどの割り当てられた資産の情報を印刷することができます。
プロジェクト、購買、契約モジュールのカスタムメニュー
- 管理者はプロジェクト、購買、契約モジュールに対してカスタムメニューを設定できるようになりました。
- カスタムメニューはプロジェクトリクエスト、購買注文書、契約の詳細ページに表示されます。
プロジェクト詳細ページのカスタムメニュー
購買注文書の詳細ページのカスタムメニュー
契約詳細ページのカスタムメニュー
休暇タイプ、不在設定、委任の色分けの機能強化
「休暇タイプ」の名称が「不在タイプ(Unavailability types)」に変更されます。
- [管理]→[ポータル&設定]→[不在タイプ]で、管理者は色分けにより休暇タイプを設定できるようになります。
- ユーザーは自身の不在をマークする際に、異なる休暇タイプ/不在タイプから時間ベースで不在を選択できるようになります。
- 管理者はユーザーの不在についてレポートを生成できるようになります。
- [管理]→[自動化]→[委任]で、変更/リリースマネージャーが各モジュール内の承認を委任できるようになります。
- Microsoftのカレンダーからすべての休暇イベントを同期できるようになります。
アクセシビリティの機能強化
- 表示モードでシステムを選択することでユーザーのシステムオプションを判別し、ライト/ダークモードへ動的に切り替えることができるようになります。
- [プロフィール]ペインから、「トーストメッセージの間隔(Toast Message Duration)」や「クリックしてドラッグモード(Click-to-Drag Mode)」などのアクセシビリティ制御を有効化できるようになります。
- 「トーストメッセージの間隔」を有効化すると、成功/失敗メッセージの通知を表示させる時間を設定できます。
- [手動]を選択すると、閉じるボタンをクリックするまで通知は閉じません。
- [自動(Auto)]を選択すると、特定の時間で通知を自動的に閉じることができます。
- 「クリックしてドラッグモード」を有効化すると、ユーザーはテンプレート編集時のフィールドや、カスタムビューのお気に入り、カラムの表示設定などで、クリックすることで項目を移動させることができます。
- 「トーストメッセージの間隔」を有効化すると、成功/失敗メッセージの通知を表示させる時間を設定できます。
サブフォーム、添付ファイルの追加フィールド、IPアドレスの追加フィールド
- 再利用可能なコンポーネントフォームであるサブフォームが追加され、任意のレコードフォームにフィールドエントリーを追加できるようになりました。
- 例として、資産のワークステーションの追加/編集フォームで、プロセッサー/ハードウェアの情報を取得するためのサブフォームを追加できます。
- サブフォームを追加するには、事前にサブフォームタイプを作成する必要があります。
- サブフォームタイプは、他のフォームでサブフォームを追加する際に再利用できるブループリントとして機能します。
添付ファイル、IPアドレスの追加フィールド
- カスタムモジュールのフォームに、添付ファイル/IPアドレスのセクションを追加フィールドとして追加できるようになりました。
機能強化
承認の詳細説明
- 承認者は、インシデント/サービス要求の承認を行う前に、詳細説明を要求できるようになりました。
- 承認へのさらなる詳細説明を要求するには、承認者は特定の承認配下で新規コメントを追加します。
- コメントとして詳細説明を追加し、[コメントの追加(Add Comment)]をクリックします。
- ユーザーはリクエストのサマリウィジェットから詳細説明を確認し返信できます。
- 承認者と依頼者間のやり取りは、リクエスト詳細ページの[承認]→[承認コメント]でグループ化されます。
新規通知ルール(リクエスト)
- 「承認通知」セクションに新たに2つの通知ルールが追加されました。
複数のリリースの変更/プロジェクトへの関連付け
ユーザーは、複数のリリースを以下のとおり関連付けることができるようになりました。
- ModifyChangesとModifyReleasesの役割を持つユーザーは、変更と変更のダウンタイムにリリースを関連付けることができるようになります。
- ModifyReleasesとプロジェクトの編集権限を持つユーザーは、リリースをプロジェクトへ関連付けることができるようになります。
- ModifyReleasesとマイルストーンの編集権限を持つユーザーは、リリースをマイルストーンへ関連付けることができるようになります。
関係の機能強化
- CIタイプの「提案された関係」を設定する際に、以下の設定項目を導入しました。
- この関係を別タブで表示する(Show this relationship as a separate tab):このオプションを有効化することで、CI詳細ページで関係を個別のタブとして表示できるようになります。
- マップでこの関係を非表示にする(Hide this relationship in the map):このオプションを有効化することで、関係マップとビジネスビューで関係を非表示にできます。CI詳細ページでは引き続き閲覧できます。
- CI詳細ページの[関係]タブで、関係を一覧ビュー形式で閲覧できるようになりました。
- また、技術担当者は一覧ビュー形式で関係を選択しツールバーにある[削除]をクリックすることで、関係を一括で削除できるようになりました。
タスクの機能強化
タスクテンプレートの機能強化
- 要件に応じてタスクレイアウトをカスタマイズ/作成し、タスクテンプレートで使用できるようになりました。
- 新規セクション/フィールドや、必須フィールドを追加できます。
タスクテンプレートの追加フィールド
- タスクレイアウトを介して、タスクテンプレートに追加フィールドを追加することもできます。
モジュール固有のタスクテンプレート
- タスクテンプレートを適用するモジュールを選択し、そのモジュールでのみ利用できるようになりました。
テンプレートページのタスクの機能強化
タスクをすぐに追加
- テンプレート設定ページの[タスク]タブで[すぐに追加]オプションを使用して、新規タスクを即座に追加できるようになりました。
グリッドビュー/カラムの設定
- テンプレート設定ページ内で、テンプレートビューに加えグリッドビューでタスクを表示できるようになりました。[テーブル設定]から、必要に応じてビューを設定できます。
- また、一覧ビューに表示させるタスクのカラムを追加/削除できるようになりました。
タスクでのリクエストフィールドの表示
- 特定のタスク内でリクエストフィールドを表示できるようになりました。このオプションを使用することで、親リクエストへのアクセスなしに、タスク自体からリクエストの重要な情報を確認できるようになります。
- リクエストフィールドは、この設定を実施後に作成されたタスクでのみ表示されます。
- リクエストテンプレートまたはカスタムアクションの[タスク]タブにある[Associate リクエスト Fields]から設定できます。
- このオプションは、それぞれのタスク横の[設定]アイコンをクリックして、「Associate リクエスト Fields」オプションを選択することでも設定できます。
インシデントテンプレート
タスク内で表示されたリクエストフィールド
カスタムアクションのタスク
仕様変更
- デフォルトのタスクテンプレートが作成されると、モジュール全体のすべての既存のタスクへマッピングされます。
- リクエストに割り当てられているサイトに基づき、タスクの作成時のテンプレートにある「グループ」フィールドで、Base Siteのグループではなくすべてのサイトに属するグループが表示されるようになりました。
- プロジェクトテンプレートとそのタスクに対して、オーナーを割り当てできるようになります。
- テンプレート固有のフィールドがタスクテンプレートの一覧ビューで閲覧可能になります。「テンプレートからタスクを追加」のポップアップ画面でタスク固有のフィールドデータを閲覧するには、タスクの行部分をクリックして詳細ページを表示します。