ニュース

ニュース

プレスリリース

ゾーホージャパン、ネットワーク機器の運用管理作業を効率化する、
構成管理ツール「ManageEngine Network Configuration Manager」最新版をリリ
ース

2010年7月12日

 ゾーホージャパン株式会社 (代表取締役: 山下 義人、本社: 横浜市) は、本日、マルチベンダーのネットワーク機器コンフィグレーション管理ツールをエンハンスし、最新版「ManageEngine Network Configuration Manager 5.5 (マネージエンジン デバイス エキスパート)」として販売を開始します。

概要

 ManageEngine Network Configuration Manager (以下、Network Configuration Manager) は、ルーター、スイッチ、ファイアウォール、無線アクセスポイント等のネットワーク機器のコンフィグレーション管理作業の効率化、自動化を支援するツールです。ネットワーク機器の設定や、変更履歴、操作履歴の管理、ハードウェア情報のレポート作成などの機能を有しています。使いやすいWebベースのインターフェースで、ネットワークのどこからでもWebブラウザーから容易に構成・変更管理の作業を行うことができます。Network Configuration Manager は、市場における300モデル以上のネットワーク機器をサポートしています。

 Network Configuration Manager は、デバイスディスカバリ機能によりネットワーク機器を自動検出してインベントリデータベースを構築し、コンフィグレーション情報の一元管理を支援します。コンフィグレーション情報は、暗号化されて安全に保管されます。また、設定変更の監視や変更通知機能、操作履歴の監査や追跡機能、コンフィグレーションのリストア機能のほかに、コンフィグレーション情報のバックアップなどの周期作業の自動スケジュール機能、自動レポート生成機能など、ネットワークの運用管理を支援する多様な機能を装備しています。さらに、コンフィグレーションのテンプレート作成が可能で、同じタイプの機器のコンフィグレーションポリシーを統一することができ、コンプライアンス順守への対応にも最適です。

 今回のリリース5.5 では、デバイスディスカバリ機能をスケジュールにより定期的に実行する機能を追加しています。本機能は、これまで特にユーザーからの要望が多かった機能です。これにより、ネットワーク内に新たに追加された機器を定期的に自動検出して管理することが可能になり、ネットワーク運用管理の作業負荷を軽減します。さらに、バックエンドのデータベースにMSSQLをサポートし、拡張性と信頼性を向上させています。Network Configuration Manager 5.5 は英語版で提供されますが、サポートおよび製品に関する技術資料はゾーホージャパン株式会社が日本語で提供します。

機能概要

  Network Configuration Manager の主な機能は、次のとおりです。

ICMP、SNMP等を用いたデバイスディスカバリ機能により、システム内のネットワーク機器を自動検出してデータベースへ自動登録します。

変更のあったネットワーク機器のコンフィグレーションのバックアップを自動取得します。 また、どのユーザーが変更したかを併せて記録することにより、「いつ」「だれが」「どの機器に対して」「どのような設定を行ったか」の情報を管理することが可能です。 さらに、取得したコンフィグレーションのバージョン管理を行うことにより、ネットワーク機器コンフィグレーションの変更後に問題が発生した場合でも、以前のバージョンに簡単に戻すことができます。

登録されたネットワーク機器の型番、OSバージョン、シリアル番号をレポート出力できます。これにより、ネットワーク機器の構成管理やバージョン管理を簡単に行うことができます。

ネットワーク機器のコンフィグレーションに変更があった場合に、管理者にメールで通知、またはネットワーク監視システムNMSへSNMPトラップなどで通知します。

コンフィグレーションの設定変更日時が指定でき、最適な時間帯に自動で設定を変更することができます。

管理対象の機器に対し、パスワードの一括変更や状態確認コマンドの一斉実行ができます。アドバンスドモードにおいて、Cisco IOSのアップグレード/ダウングレードを実行できます。 また、スケジュール機能により、指定した時間にカスタムスクリプトを実行することが可能です。

事前に定義したルールに従ってコンフィグレーションが設定されているかどうかを検査し、ネットワークポリシーやセキュリティレベルを満たさない機器を検出します。コンフィグレーションのポリシー統一を行うことで、よりセキュアなネットワークの維持管理が可能になります。

  • インベントリ機能
  • コンフィグレーションの自動バックアップ機能
  • ハードウェア情報のレポート機能
  • 変更通知機能
  • 設定変更のスケジュール機能
  • カスタムスクリプト機能
  • コンプライアンスポリシー機能

主な新機能

 Network Configuration Manager 5.5 に追加された主な新機能は、次のとおりです。

  • デバイスディスカバリ機能を定期実施する機能(スケジュール機能)をサポート
  • バックエンドのデータベースにMSSQLをサポート
  • Cisco機器およびEnterasys機器において、自動変更検出のキーとなるSyslogメッセージ追加フォーマッ
    トをサポート
  • 新たなスイッチ機種をサポート(Sphereon 4500 Fiber Channel / Juniper EX4200 / Allied Telesis AT-
    8000S )

動作環境

ハードウェアCPU Pentium プロセッサー 以上 / クロック数 1.8GHz 以上 / メモリー 512MB 以上
ハードディスク 200MB 以上
OSWindows ( XP / XP 64bit / Server 2003 / Server 2008 )
Linux ( Red Hat Enterprise Linux 3 / 4 / 5、CentOS、SuSE Linux )
WebブラウザーInternet Explorer 7.0 以上
Firefox 2.0 以上

ライセンスと価格

Network Configuration Manager 5.5 の主なライセンスと価格(消費税別)は、次のとおりです。

製品名年間ライセンス料金通常ライセンス料金 製品名年間ライセンス料金通常ライセンス料金
25 デバイスパック¥136,000¥406,000 300 デバイスパック¥595,000¥1,784,000
50 デバイスパック¥221,000¥662,000 500 デバイスパック¥680,000¥2,038,000
100 デバイスパック¥340,000¥1,018,000 1000 デバイスパック¥1,020,000¥3,058,000
200 デバイスパック¥476,000¥1,426,000 2000 デバイスパック¥1,700,000¥5,100,000

※ 年間ライセンス価格には、保守サポートサービスが含まれています。

※ 通常ライセンス価格には、初年度の保守サポートサービスが含まれています。

 

製品情報

※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。