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プレスリリース

システム状態の多角的な把握と、迅速な障害対応を実現
統合アプリケーション監視ツール「ManageEngine Applications Manager 9.2」を
リリース

2010年8月26日

 ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:山下 義人、本社:横浜市)は、統合アプリケーション監視ツール「ManageEngine Applications Manager」をエンハンスし、「リリース 9.2」として、本日より、出荷を開始します。

製品概要

 ManageEngine Applications Manager (以下、Applications Manager ) は、今日のビジネスのライフラインとなっているWeb アプリケーション、Web サーバー、アプリケーションサーバー、データベース、サービスなど、企業ネットワークに接続された様々なビジネスアプリケーションをリモートから統合監視するツールです。企業のシステムやアプリケーションの運用管理における監視業務を自動化し、豊富な監視機能によってビジネスアプリケーションの状態の多角的な把握を可能することで、効率的で迅速な障害対応を支援します。管理者のスキルに依存せず、一様かつ高度なレベルのシステム管理とTCO削減を実現します。

 Applications Managerは、ネットワークに接続されたアプリケーションシステムに対してリモートから可用性/状態/性能/障害を監視する機能、SNMPトラップ検知機能、レポート機能などを装備しています。様々なアプリケーションの監視をサポートしており、統合的な監視を実現します。障害監視機能では、アプリケーションシステムで発生した障害を通知するアラートを生成し、電子メールやSNMPトラップの送信などによって自動通知することで、ネットワークのトラブルや過負荷などに迅速に対応することができます。また、Applications Managerの柔軟なアーキテクチャにより、JMXやSNMPプロトコルにより管理情報を公開している、ユーザー開発のカスタムアプリケーションシステムの監視も可能です。

 今回のリリース 9.2 では、Oracle E-Business Suite、Windows 7サーバー、Memcached サーバー、PostgreSQL データベースサーバーなどの監視をはじめ、各種機能をエンハンスしています。新たに追加されたリアルブラウザー監視(Internet Explorerのみ)では、Web アプリケーション利用時にユーザーアクションごとに発生するWebトランザクションの可用性や応答時間、ページ読み込み時間を、複数拠点から定期的に、監視することができます。ユーザーの観点からWeb アプリケーションを監視することにより、ユーザービリティを向上させることができます。さらに、要望の多かった仮想化環境の監視として、VMware ESX/ESXi ホストサーバーおよびゲストサーバーをサポートしています。本体価格は、旧リリースから据え置きです。

主な監視対象

 Applications Manager の主な監視タイプと監視対象は、次のとおりです。

監視タイプ監視対象
アプリケーションサーバーMicrosoft .NET 1.0/2.0、JBoss Server 3.2.x/4.0.1、4.0.2、4.0.3、4.0.4、Oracle
Application Server 10g、Tomcat Server 3.x/4.x/5.x、GlassFish、SilverStream、
WebLogic Server 6.1/7.x/8.x/9.1、9.2、WebSphere Server 5.x/6.x/7.x
データベースサーバーMySQL 3.23.x/4.x/5.x、Oracle 8.x/9i/10g/10.1.3/11g/RAC、MS SQL Server
2000/2005/2008、IBM DB2 8.x/9.x、Sybase ASE 12.5.3以上、Memcached サーバー、
PostgreSQL 8.1 以上
システムWindows、Linux、Solaris、IBM AIX、HP-UX、Tru64 Unix、FreeBSD、
AS400/iSeries、Mac OS(10.4以上)、カスタム監視タイプ
仮想化環境VMware ESX/ESXi
ERPSAP Server、SAP CCMS、Oracle E-Business Suite
Webサーバー/WebサービスSOAP、Apache、IIS、PHP、Active Directory、LDAP/DNS、FTP/SFTP、Telnet、TCP ポート
WebサイトHTTP URL と HTTP URL遷移、ブラウザー監視(Internet Explorer)
ミドルウェア/ポータルWebLogic Integration、MS Office SharePoint Server、IBM WebSphere MQ
カスタムJMX(MX4J/JDK 1.5) 、SNMPエージェント、ファイルシステム、Windows
Performance Counter、スクリプト
その他のアプリケーションMicrosoft Exchange Server 5.5/2000/2003/2007、J2EEトランザクション、Javaラン
タイムJRE1.5以上、Ping、JMX/SNMP実装のカスタムアプリケーション

主な新機能および改良点

 Applications Manager 9.2 の主な新機能は、次のとおりです。

  • Oracle E-Business Suite のERP監視をサポート(オプション機能)
  • リアルブラウザー監視のサポート (IEのみ)(オプション機能)
  • VMware ESX/ESXi ホストサーバーおよびゲストサーバーの仮想化環境監視をサポート(オプション機能)
  • Memcached サーバーの包括的監視をサポート
  • PostgreSQL データベースサーバー監視をサポート
  • Windows 7 サーバー監視をサポート
  • バックエンドデータベースとしてMS SQL Server をサポート

各Edition の対象、構成、機能

Applications Manager には、3つの Edition があります。各 Edition に実装された機能は、次のとおりです。

エディションProfessional EditionEnterprise Edition
対象中小規模ネットワーク
モニター数(監視対象数) 250以下
中小規模ネットワーク
モニター数(監視対象数) 250以上
構成単一サーバー2階層分散構成
機能統合アプリケーション監視の基本機能統合アプリケーション監視の基本機能 +
フェイルオーバ機能 / 分散監視・高可用性 / 複数制限付きネットワークからのメトリクスの一元化

動作環境

ハードウェアCPU:
Intel Pentium 4 プロセッサー 以上
クロック数:
1.4 GHz 以上
メモリー:
2 GB 以上
ハードディスク:
40 GB 以上
OSWindows - Server 2003、Server 2008、XP、Vista
Linux - Red Hat Enterprise Linux 2.1 以上
WebブラウザーInternet Explorer 7.0 以上
Firefox 2.0 以上

ライセンスと価格

Applications Manager 9.2 の主なライセンスと価格(消費税別)は、次のとおりです。

製品名通常ライセンス(※1)年間ライセンス(※2)
Professional Edition 25モニター 1ユーザー版¥326,000¥136,000
Professional Edition50モニター 1ユーザー版¥611,000¥255,000
Enterprise Edition250モニター 1ユーザー版¥3,263,000¥1,360,000
Enterprise Edition 1000モニター 1ユーザー版¥7,751,000¥3,230,000

※1 通常ライセンスには、初年度の保守サポートサービスが含まれています。

※2 年間ライセンスには、保守サポートサービスが含まれています。

製品情報

※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。