CSVインポートでユーザーの一括作成

メモ: 次の情報は、CSVインポートによりユーザーを作成するためのガイドラインです。 サポートしているLDAP属性 CSVファイルのサンプル

CSVファイルから複数ユーザーを作成

ユーザーを作成するには、次のいずれかの名前属性を使用する必要があります。givenName

Useraccountcontrol 属性をCSVファイルに含める場合: Useraccountcontrol は、ユーザーアカウントプロパティのフラグ値を含める必要があります。例: フラグの値が512の場合、そのアカウントは一般アカウントです。514の場合、アカウントが無効です。詳細ついては次のリンクをクリックhttp://support.microsoft.com/kb/305144

パスワード指定時に以下の二つのオプションを選択する必要があります。

  1. 「ユーザーは次回ログオン時にパスワードを変更」オプションを選択する場合は "0" を割当て (pwdLastSet)
  2. 「ユーザーは次回ログオン時にパスワードを変更」オプションを選択しない場合は "-1" を割当て (pwdLastSet)

memberOf 属性をCSVファイルに含める場合: ユーザーは複数のグループのメンバーになることができます。グループの識別名(DN)をセミコロン(;)で分けることで複数グループに対応しています。例: "CN=Group1,CN=Users,DC=domain,DC=com;CN=Group2,CN=Users,DC=domain,DC=com" primaryGroupID 属性: ユーザーが複数のグループに所属している場合、そのうちの1つがプライマリになります、設定するにはRIDを指定します。

AccountExpires: アカウント情報指定時に以下の二つのオプションを選択する必要があります。

  1. 「アカウントは無期限」オプションを選択する場合は "0"を割り当て(Accountexpires)
  2. 期限日を設定するには、日付のファイルタイムを指定します。他の値はFILETIMEフォーマットであることを確認してください(1601 年 1 月 1 日午前 12 時からの 100 ナノ秒間隔の数を表す 64 ビット値(UTC))。

userWorkstations 属性CSVファイルに含める場合: ユーザーが使用するコンピューターを制限するには、コンピューターのNetBIOS名をカンマ区切り(,)で入力します。

CSVファイルにUseraccountcontrol属性を含める場合:

  1. c,co,countryCode の3つの値は必須です。
  2. c : 2文字の国コード (例:US)
  3. co : 国名
  4. countryCode : 3桁の国コード (例:840)

manager 属性をCSVファイルに含める場合: CSVファイルに上司の識別名(DN)を含めます。

Password 属性をCSVファイルに含める場合: CSVファイルに"password"のヘッダーを含めます。

メールボックス有効ユーザー属性をCSVファイルに含める場合:

  1. 必須属性 : mailNickame, homeMDB, msExchHomeServerName
  2. homeMDB - メールボックスストアの識別名(DN)を含めます。例: CN=Mailbox Store (EMP-EX03),CN=First Storage Group,CN=InformationStore,CN=EMP-EX03,CN=Servers,CN=First Administrative Group,CN=Administrative Groups,CN=First Organization,CN=Microsoft Exchange,CN=Services,CN=Configuration,DC=xchange,DC=com
  3. msExchHomeServerName - legacyExchangeDN フォーマットでメールサーバーの値(legacyExchangeDN フォーマット)例: /o=First Organization/ou=Exchange Administrative Group (FYDIBOHF23SPDLT)/cn=Configuration/cn=Servers/cn=ADMP-EX07

メールが有効のユーザー 属性をCSVファイルに含める場合:

  1. 必須属性 : mailNickame, homeMDB, msExchHomeServerName
  2. targertAddress : 値は次のように指定する必要があります:(SMTP:user@yahoo.com)
  3. msExchAdminGroup - Exchange 管理者グループの値(legacy ExchangeDN フォーマット)例: /o=First Organization/ou=Exchange Administrative Group (FYDIBOHF23SPDLT)

CSVファイルに、プロファイルパス、ホームフォルダ、ターミナルサービスホームフォルダ属性を含める方法

  1. フォルダのパスには絶対パスを指定してください。
  2. %userName%, %givenName%などの変数を含みます。

追加メールアドレスを含めるには

  1. proxyAddresses属性を含める必要があります。 - "smtp:user@mail1.com;smtp:user@mail2.com"

追加属性を含めるには

  • カスタム属性タブを選択して、属性を追加します。属性名と値を正確に入力します。例: employeeID がユーザー属性に必要な場合、「employeeID」属性名に指定して、値を入力します。属性はユーザーアカウントプロパティに追加され、属性情報はレポートから確認できます。

テンプレートからユーザーを作成

  1. "テンプレートの選択"オプションを使用して、利用可能な定義済みのテンプレートからユーザーを作成することができます。
  2. テンプレートを選択することで、テンプレートで指定した全てのプロパティがユーザーに適用されます。
  3. ”変更”リンクをクリックすると、テンプレートを変更できます。
  4. 共通のプロパティをもつユーザーを複数作成するには、テンプレートを使用します。ユーザーテンプレートの作成

例: 長期で働く社員のメールボックス付きのユーザーアカウントを作成する場合は、メールボックスが有効なテンプレートを使用することができます。すべてのユーザーは、その後同じプロパティになります。

メモ: 全ての情報が更新されているCSVファイルを作成してプロセスを開始します。