シングルユーザーの変更
シングルユーザーの変更機能を使用すれば、Active Directory管理者は、シングルユーザーアカウントの属性の自動入力や変更ができます。 また、他の利点として、管理者はユーザー変更テンプレートを使用し以下を決定できます。
- ユーザー変更中にオペレーターに表示されるフィールド
- ユーザー変更中に自動更新されるフィールド
さらに、シングルユーザーの変更機能に関して以下の操作も可能です。
- 既存ユーザーアカウントの属性をコピーし、変更するユーザーアカウントの値を更新する
- 既存ユーザーアカウントの属性をコピーし、コピーした属性を使用して新しいユーザーアカウントを作成する
- ユーザーアカウントを削除する
手順概要
「ユーザー管理」で[シングルユーザーの変更]を選択し、 変更するユーザーアカウントを確認します。 任意の「ユーザー変更テンプレート」を選び、必要な値を入力し、[ユーザーの更新]をクリックしてユーザー変更プロセスを完了します。 既存ユーザーアカウントの設定を使用し、既存ユーザーアカウントの更新または新規ユーザーアカウントの作成をする場合、[ユーザー属性をコピー]オプションを使います。
手順
- [AD管理]タブを開きます。
- [ユーザー管理]→「シングルユーザーの変更」(「ユーザーの変更」配下)の順にクリックします。
- 「シングルユーザーの変更」ページで変更するユーザーアカウントが存在するドメインを指定します。
- 目的のユーザーアカウントを確認します。
-
アカウントを確認できたら、該当するアカウントの操作列にある[ユーザーを変更する]をクリックします。
[ユーザーを変更する]ボタン横の矢印をクリックすると、 [ユーザーをコピー] 、[ユーザーの削除]オプションが表示されます。 ユーザーアカウントの属性をコピーし新しいアカウント作成に使用したい場合は、[ユーザーをコピー]をクリックします。 ユーザーアカウントを削除する場合は、[ユーザーの削除]をクリックします。
- [ユーザーを変更する]をクリックすると「ユーザープロパティの変更」ページが開きます。「選択したテンプレート」フィールドをクリックし、ユーザー変更テンプレートを選択します。 特定のテンプレートを指定しない場合は、デフォルトテンプレートのまま続けます。
- ユーザーのメールボックスを追加する/取り除くこともできます。手順は以下のとおりです。
- [Exchange]タブをクリックします。
- 必要に応じて以下のオプションから一つ選びます。
- メールアドレスを削除
- メールボックスを有効にする
- メールを有効にする
- 変更の必要な属性すべてに値を入力します。 既存ユーザーアカウントの特定の属性値を使用してユーザーアカウントの属性を設定する場合は、[ユーザー属性をコピー]をクリックします。 詳細は、こちらの説明をご参照ください。
- [プレビュー]をクリックします。変更される全フィールドが、既存の値と更新後の新しい値と共に一覧表示されます。
- 変更を加える場合は、右上の[戻る]をクリックし「ユーザープロパティの変更」ページに戻ります。
- 必要な変更すべてを終えたら、[ユーザーの更新]をクリックしユーザーアカウントに変更を保存します。
削除オプションの使用
- [AD管理]タブを開きます。
- [ユーザー管理]を開き、「ユーザーの変更」配下で、[シングルユーザーの変更]をクリックします。
- 「シングルユーザーの変更」ページで、削除するユーザーが存在するドメインを選択します。
- 目的のユーザーアカウントを確認します。
- 目的のユーザーの操作列にある、[ユーザーを変更する]ボタン横の矢印をクリックします。
- 表示されたオプションから、[ユーザーの削除]をクリックします。
- ポップアップ画面で、削除ポリシーがない場合は削除ポリシーを設定するかを決めます。
削除ポリシーを使用して、ユーザーの削除時に、ローミングとターミナルサービスのホームフォルダーとプロファイル、メールボックスも共に削除するか決められます。
- 開いた確認画面で[OK]をクリックします。