ルームメールボックス作成テンプレート
Exchange ServerおよびOffice 365でも、カスタマイズ可能なテンプレートを使って、一回のステップで、新しいルームメールボックスを希望の設定および許可すべてとあわせて作成できます。これらのテンプレートでは、個別ニーズに合わせて、ルームメールボックス作成プロセスを微調整することもできます。
このほか、テンプレートでは、簡単なドラッグ・アンド・ドロップアクションを使って、テンプレートを簡単にカスタマイズできるため、共有メールボックスの作成プロセスを安全に委任して、メールボックスに必要な作成方法を指定できます。すなわち、テンプレートの割当先となる技術担当者またはユーザー、あるいはルームメールボックスを修正する技術担当者により、フィールドを規定,、読取専用、または非表示.にもできます。
新しいルームメールボックス作成テンプレートを作成するステップ
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[管理]タブをクリックします。
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[メールボックス管理]に移動します。ルームメールボックステンプレートで、[共有メールボックス作成テンプレート]をクリックします。
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ルームメールボックス作成テンプレートページで、[新しいテンプレートを作成]リンクをクリックします。
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テンプレートに希望の名前と説明を入力します。
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このテンプレートを使用するドメインを選択 します。
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[ドラッグ・アンド・ドロップを有効にする]をクリックして、必要なフィールドをフィールドトレイから関連タブにドラッグ・アンド・ドロップして、テンプレート構造をカスタマイズできます。
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テンプレートをカスタマイズする(タブ/フィールドをテンプレートに追加または削除、フィールドに値を入力、タブフィールドをサイレントアクティブにする等)には、次の手順に従います。
- [全般]タブをクリックします。
- このタブの名前を変更する場合は、タブ名横にある[編集]アイコンをクリックするか、タブ名をダブルクリックして、新しい名前を入力します。
- ルームメールボックス作成中、タブ全体とすべてのフィールドをヘルプデスク技術担当者に非表示または削除するには、 タブ名横にある[-]または[x]アイコンをクリックします。フィールドまたはタブを削除するときは常に、フィールドトレイに移動し、必要なときに、テンプレートにドラッグ・アンド・ドロップして戻すことができます。
各タブで、フィールドはフィールドグループにあります。.[全般]タブでは、すべてのフィールドは、デフォルトでは、1つの共通グループ [全般]にあります。- フィールドグループの名前を変更する場合、フィールドグループ名横にある[編集]リンクをクリックし、新しい名前を入力します。
- フィールドグループ全体を非表示にスか、削除するには、[サイレントアクティブにする]または[削除]リンク をそれぞれ、クリックします。
- ニーズにあわせて、フィールドを 規定にすることができます。フィールドを規定にするには、希望のフィールドにマウスを当てたときに表示される[編集]アイコンをクリックします。
- フィールドは必要に応じて、読取専用 にする、または非表示(サイレントアクティブ)にすることもできます。
- 希望のフィールドすべてについてタブのカスタマイズが完了したら、保存する値を入力します。
- フィールドに値を保存するには、希望のフィールドにマウスを当て、表示される[編集]アイコンをクリックし、適切な値を入力し、[完了]をクリックして保存します。
- [連絡先]タブをクリックします。デフォルトでは、このタブのフィールドは、2つのフィールドグループ電話または組織と住所にグループ分けされます。
希望のカスタマイズをこのタブのフィールドにし、フィールドの値をプレセットするバイは、その希望のフィールドに適切な価を追加します。 - [委任]タブをクリックします。デフォルトでは、このタブのフィールドは、フィールドグループ電話または組織と住所にグループ分けされます。希望のカスタマイズをこのタブのフィールドにし、フィールドの値をプレセットするバイは、その希望のフィールドに適切な価を追加します。
- [予約オプション]タブをクリックします。デフォルトでは、このタブのフィールドは、3つのフィールドグループ予約オプションまたは、リソーススケジューリングとリソース情報にグループ分けされます。希望のカスタマイズをこのタブのフィールドにし、フィールドの値をプレセットするバイは、その希望のフィールドに適切な価を追加します。
- [Exchange]タブをクリックします。デフォルトでは、このタブのフィールドは、次のフィールドグループに入ります。Exchange全般、ストレージ制限またはプロキシメール、ID、配信制限または配信オプション、Exchange 2010、2013、または2016ポリシーおよびモバイルサービスまたはプロトコル。希望のカスタマイズをこのタブのフィールドにし、フィールドの値をプレセットするバイは、その希望のフィールドに適切な価を追加します。
- [カスタム属性]タブをクリックします。[カスタム属性]タブで、カスタム属性(ADスキーマで構成)をADManager Plusに追加できます。
カスタム属性を永久に追加し、それを複数の管理/レポートタスクに使用するには、 [カスタム属性を構成]リンクをクリックします。また、[追加属性を追加]リンクを使って、特定運用のみにカスタム属性を追加します。。フィールドの値をプレセットする場合は、希望のフィールドに適切な価を追加します。
- [全般]タブをクリックします。
- すべてのタブで必要なカスタマイズを行ったら、[テンプレートを保存]をクリックして、新しいテンプレートを作成します。
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注意:
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フィールドトレイ:
「ドラッグ・アンド・ドロップ」オプションが有効な場合、2つのコンポーネントまたはペインを使用できます。左のペインには、すべてのデフォルトタグおよびすべての対応するフィールドがあります。このペインは、「フィールドトレイ」と呼ばれます。フィールドは、テンプレートの必要なタブにドラッグ・アンド・ドロップできるか、不要なフィールドは、テンプレート内の適切なタブからフィールドトレイに戻すことができます。
サイレントアクティブ:
サイレントアクティブ オプションを使って、実際に削除することなく、タブまたはフィールドを非表示にできます。
このオプションを有効にすると、各タブまたはフィールドおよびそのタブの値は、ルームメールボックス作成プロセス中は表示されませんが、実際は、ルームメールボックス作成中に使用されます。
このオプションは、管理者がタブの属性に値を付与しても、ルームメールボックス作成者には重要な属性に提供されている値を知らせない場合に役立ちます。
このオプションは、マウスをタブ名の上または近くに当てると、[削除]オプションの横に表示される[-]記号をクリックして、選択できます。
フィールドグループ:
フィールドグループには、1つの共通ヘッドに入った関連属性のグループが含まれます。
新しいフィールドグループは、右端上のタブ内にある[グループを追加]オプションを使って追加できます。
タブと同様に、フィールドグループまたはフィールドグループにあるフィールドを「サイレントアクティブ」にできます。
ドラッグ&ドロップ:
このオプションでは、必要なタブに、必要なフィールドまたは属性をドラッグ・アンド・ドロップできます。
新しいフィールドを追加するタブをクリックします。次に、フィールドトレイからタブ内の必要なフィールドグループに、必要なフィールドをドラッグ・アンド・ドロップします。
フィールド/属性を移動中、フィールドの移動先のフィールドグループ内にボックスが自動表示されます。必要なフィールドを、必要な位置で、このボックスにドロップできます。
フィールドを規定または読取専用にする
- 規定として指定する属性にマウスを当てます。
- 属性名横に表示される[編集]アイコンにマウスポインタを当てます。
- 表示されるオプションから[編集]をクリックします。
- [オプション]をクリックします。
- セキュリティで、ニーズにあわせて[規定]または[読取専用],を選択します。
- [完了]をクリックして、変更内容を保存します。