エージェント経由のアカウントロック解除監査レポート

このレポートには、ユーザーがWindows、macOS、またはLinuxマシン上のログインエージェントを使用して、ログイン画面で実行したアカウントロック解除の詳細が表示されます。レポートには、ユーザー名、アカウントロック解除が試行された時間、ロック解除が試行されたデバイスのIPアドレス、合計試行回数、ステータス(アカウントがロック解除されたかどうか)などの情報が含まれます。

エージェント経由のアカウントロック解除監査レポートの作成手順は以下の通りです。

  1. 管理者またはオペレーター権限でADSelfService Plus管理ポータルにログインし、[レポート]→[セルフサービスレポート]→[エージェント経由のアカウントロック解除監査レポート]に移動します。
  2. [ドメインの選択]から対象のドメインを選択します。
  3. 必要に応じて、[OUの選択]から対象のOUを選択します。
  4. [期間]のドロップダウンから、レポート作成期間を指定できます。今日、昨日、過去7日間、過去30日間、今月、先月ユーザー設定の範囲から選択できます。
  5. [作成]をクリックします。
  • 属性の追加、削除:属性を追加、削除するには、レポートの右端にある属性の追加/削除]オプションをクリックします。表示される[テーブルに表示する属性の選択]のポップアップ画面で、[利用可能な属性]から表示する属性を選択し、右矢印 (>>) をクリックして[選択した属性]に移動させます。属性を削除するには、[選択した属性]で不要なフィールドを選択し、左矢印 (<<) をクリックして[利用可能な属性]に移動させます。
  • 属性の並び変え:[選択した属性]から値を選択し、[上へ]および[下へ]ボタンを押下することで、属性の位置を変更することもできます。

レポート作成後、レポート画面の右端にあるフィルター]アイコンをクリックし、以下のパラメータを使用してエントリを絞り込むことができます。

  • ユーザー名:ユーザー名を使用して、アカウントロック解除の試行を絞り込むことができます。絞り込みに使用可能な条件は、[~を含む]、[~を含まない]、[は]、[でない]、[で始まる][で終わる]です。
  • 試行元:アカウントロック解除が試行されたマシンの名前を使用して結果を絞り込むことができます。絞り込みに使用可能な条件は、[~を含む]、[~を含まない]、[は]、[でない]、[で始まる][で終わる]です。
  • IPアドレス:IPアドレスを使用して結果を絞り込むことができます。絞り込みに使用可能な条件は、[~を含む]、[~を含まない]、[は]、[でない]、[で始まる][で終わる]です。
  • ステータス:アカウントロック解除が成功したか失敗したかに応じて結果を絞り込みます。

属性のヘッダーをクリックして、レポートのエントリを昇順または降順に並べ替えることができます。

  • レポート内の特定のデータを検索するには、検索アイコン]をクリックします。
  • ユーザー名を使用して特定のユーザーを検索できます。
  • 検索は、「~を含む」という条件を使用して行われます。例えば、ユーザー名属性でjackという単語を検索すると、jackという配列を含むすべてのユーザー名が検索結果として表示されます。
  • [スケジュールレポート]オプションを使用すると、指定した間隔でレポートが生成されるようにスケジュール設定し、管理者や特定のメールアドレスに自動的にレポートをメールで送信できます。スケジュールレポートの設定方法については、こちらをご参照ください。
  • 画面右上にある[エクスポート] オプションを使用すると、レポートをCSV、PDF、XLS、XLSX、HTMLCSVDE形式でエクスポートできます。
  • 画面右上にある[詳細] オプションには、[印刷表示]、[メールを送る]、および[エクスポート設定]オプションが表示されます。
    • [印刷表示]オプションは、レポートのプレビューおよび印刷に使用できます。
    • [メールを送る]オプションは、希望のメールアドレスにレポートを送信するのに使用できます。
    • [エクスポート設定]を使用して、レポートのタイトルや各ページに表示するヘッダーのロゴなどをカスタマイズすることもできます。