レポート
ADSelfService Plusにはいくつかのレポートが組み込まれており、それらはすべて [レポート]タブに配置されています。これらのレポートにより、ドメインユーザーのユーザーアカウントとパスワード、セルフサービス アクション、本人確認、登録などに関する重要な情報を得ることができます。
これらのレポートは、以下の5つのカテゴリに分類されています。
Active Directoryレポート
Active Directoryレポートには、組織のADドメイン内のユーザーのパスワードの有効期限と、アカウントのロックに関する情報が表示されます。このレポートを利用することで、ADアカウントのロックアウトやパスワードの有効期限に関するヘルプデスクへの問い合わせが大量に発生することを防ぐための予防策を講じることができます。詳細についてはこちらをご参照ください。
セルフサービスレポート
セルフサービスレポートには、特定の期間内にユーザーが実行したセルフサービスアクションに関する詳細な情報が表示されるため、監査が容易になります。詳細についてはこちらをご参照ください。
MFAレポート
MFAレポートには、さまざまなエンドポイントでのユーザーのMFA登録と使用状況に関する詳細が表示されます。これらのレポートでは、MFAの登録解除や保存されたMFA信頼済みデバイスの登録削除などのアクションも実行できます。詳細についてはこちらをご参照ください。
エージェントレポート
エージェントレポートには、Windows、macOS、Linuxマシンへのログインエージェントのインストールに関する詳細情報が表示されます。詳細についてはこちらをご参照ください。
その他のレポート
その他のレポートセクションには、ユーザーのMFA試行を監査するレポート、ライセンスの削除が可能なライセンスユーザーのレポート、ユーザー通知の送信を監視するレポート、プッシュ登録済みデバイスに関するレポート、アプリケーションアクセス監査に関するレポート、JITプロビジョニングを使用して作成されたアプリケーションアカウントに関するレポートなど、さまざまなレポートがあります。詳細についてはこちらをご参照ください。
ADSelfService Plusには、次のようなオプションもあります。
- スケジュールレポート:レポート作成が定期的に実行されるようにスケジュール設定し、管理者やオペレーター、ユーザーの上司へ、自動的にメールでレポートを送信するために使用します。
- 検索機能:ユーザーアカウントの属性値を使用して、レポート内の特定のエントリを検索するために使用します。
- エクスポート機能、その他詳細オプション:レポートのエクスポート、メール送信や、印刷可能な形式のレポートを表示するために使用します。