リアルユーザー監視の仕組み

リアルユーザー監視(RUM)では、Webサイトやアプリケーションのユーザーインタラクションをリアルタイムで追跡します。
これによって、ユーザーがエラーなく瞬時にサービスを利用できているかを監視することが可能です。

RUMを追加する前に以下の手順が必要です。

  • データ収集を行うRUMエージェントをApplications Managerがインストールされているサーバーとは別のサーバーにインストール
    ※監視対象のWebサイト/アプリケーションがパブリックなロケーションから監視されることを想定して、RUMエージェントはパブリックに面したサーバーにインストールしてください。
    RUMエージェントが正常に動作するための前提条件をご参照ください。
  • Applications Managerで確認できるJavaScript(スニペット)を、監視したいWebサイト/アプリケーションのHTMLヘッダーまたはフッター部に配置

詳しくは、リアルユーザー監視の設定ページをご参照ください。

挿入したスニペットを介して、監視対象サービスのロード時にRUMエージェントと相互作用し、パフォーマンスデータをRUMエージェントに送信します。
RUMエージェントは、送られたデータをキャプチャしてApplications ManagerのWebクライアントに表示します。

その他、RUMエージェントに関する注意事項

  • RUMエージェントが動作しているかどうかを確認する場合は、以下にアクセスして挙動を確認できます。
    http://RUMエージェントインストールサーバーのホストまたはIPアドレス:7070
    https://RUMエージェントインストールサーバーのホストまたはIPアドレス:7443
  • 1つのRUMに関連付けられるのは、1つのRUMエージェントのみです。
    Webサイト/アプリケーションにアクセスするエンドユーザーの各PCにRUMエージェントをすべてインストールする必要はありません。
  • Webサイトを監視する場合、スニペットはインデックスページに配置することを推奨します。