利用形態における違いを比較

ManageEngineが提供する統合エンドポイント管理(UEM)ソフトEndpoint Centralでは、パブリック・クラウドサービスのクラウド利用(SaaS版)、自社環境にインストールするオンプレミス利用、オンプレミスのソフトウェアを利用したプライベート・クラウドの利用方法をご用意しています。以下の違いや比較情報をご確認の上、要件に合う利用形態をご検討ください。

 クラウド(SaaS)プライベート・クラウドオンプレミス
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ソフトウェア
およびサービ
ス提供者
ゾーホージャパン
Desktop
Central運用者
Zoho Corporationゾーホージャパンの提携業者お客様
サーバー設置
場所
Zoho Corporation運営のアメリカ合衆国またはEUのデータセンターゾーホージャパンの提携業者所有のデータセンターなどお客様の施設内やAmazon EC2やAzureなどのIaaS環境
ネットワーク
環境
インターネットVPN・IPVPN・インターネットなど社内LANやWAN
コストの種類
  • Endpoint Central Cloud利用費用
  • Endpoint Centralのライセンス費用と保守サポート費用
  • ーバー利用費用
  • ータセンターのVPS費用とネットワークサービス費用
  • 運用支援費用(OS/アプリケーションのアップデート作業など
  • Endpoint Centralのライセンス費用と保守サポート費用
  • サーバーの調達費用とメンテナンス費用
メリット
  • 社外との情報共有が容易
  • 物理的な投資が不要
  • 自社での製品アップデート作業が不要
  • セキュアな環境でのデータ管理が可能
  • 物理的な投資が不要
  • 自社での製品アップデート作業が不要
  • セキュアな環境でのデータ管理が可能
  • 製品アップデートを自社でコントロール可能
デメリット
  • データの保管先がアメリカ合衆国
  • 一部機能が制限される
  • ソフトウェアのライセンス費用とデータセンター利用費用の両方がかかるためランニングコストが嵩みやすい
  • 物理的な設備投資と所有が必要
  • お客様による製品アップデート作業が必要
  • 社外との情報共有が必要な場合にDMZ環境などの構築が必要

どちらを選ぶべき?クラウド版とオンプレミス版

Q:クラウド版とオンプレミス版、実際のところ安価なのはどちらですか?

A:年間のライセンス価格はどちらも変わりません。また、追加ユーザーライセンス価格はクラウド版の方が安価に設定されております。追加費用はサーバーなどの機器を用意しなくて良い分、年間のライセンス費用はクラウド版の方が安価であると言えます。ただし、次のケースは、オンプレミス版の方が安価になります。 4年以上利用する場合…オンプレミス利用では買い切り型の通常ライセンスを用意しており、4年以上利用する場合は、1年ごとに年間ライセンスを購入するよりも、ツール導入時に通常ライセンスを購入する方がトータルコストが安価になります。

詳しくは価格ページをご覧ください。->> Endpoint Central の価格について

Q:導入までの期間が短いのはどちらですか?

A:ソフトウェアのインストールだけを考えるのであれば、あらかじめソフトウェアがインストールされた状態で提供されるクラウド版の方が導入までの期間は短くなります。 ただし、Endpoint Centralのオンプレミス版とクラウド版のどちらも、管理対象にエージェントをインストールする必要があります。エージェントのインストールにはプログラミングのようなカスタマイズは不要のため、利用可能になるまでの期間にそれほどの差異はありません。ツール導入で時間がかかるのは、インストール作業ではなく業務の整理やツールの設計部分なので、その部分をどれだけ短縮できるかが導入期間の短期化の鍵です。

Q:国内でデータを保持するにはどちらの利用が適当ですか?

A:国内でデータを保持する場合は、オンプレミス版を利用し自社環境もしくはプライベート・クラウドにインストールするのが適当です。Endpoint Central Cloudのデータが運用されているデータセンターは、アメリカ合衆国設置されています。

Q:データ共有が簡単なのはどちらですか?

A:インターネット上にデータを保存するEndpoint Central Cloudの方が、社外や外出先に居る社員など、社内LANのアクセスへ制限が有る対象とのデータの共有が容易です。

Q:ツールの運用が簡単なのはどちらですか?

A:ツールのアップデート作業やサーバーのメンテナンス作業が不要なクラウド版の方がツールの運用が簡単です。一方、UIの変更や古いバージョンのブラウザーのサポート終了など、大規模なアップデートのタイミングをコントロールしたい場合は、オンプレミス利用をおすすめします。

Q:Endpoint Central Cloudはどのようなユーザーにおすすめですか?

A:Endpoint Central Cloudは次のようなユーザーにおすすめです。

  1. 外部の協力ベンダーなど、社外のユーザーにもツールへログインさせて利用したいユーザー、
  2. ツールのアップデート機能をすぐに活用されたいユーザー

Q:Endpoint Centralのオンプレミス版はどのようなユーザーにおすすめですか?

A:オンプレミス版は次のユーザーにおすすめです。

  1. データをセキュアに社内で保管したいユーザー
  2. ミッションクリティカルな事業・サービスで利用したいユーザー
  3. ツールメンテナンスのタイミングをコントロールしたいユーザー
  4. クラウド版では利用できない機能を使用したいユーザー