Brocade コンフィグ管理機能
ManageEngineが提供する「Network Configuration Manager」は、Brocadeをはじめとした多くのベンダーに対応した、ネットワーク機器のコンフィグ管理および変更管理(NCM)ツールです。Network Configuration Managerを使用すると、Brocadeのスイッチやルーターの運用を効率化することができます。
- コンフィグ管理
- コンフィグ変更管理
- 自動化
- レポート
などの機能を実装しています。機能の詳細は以下です。
Brocade機器のコンフィグ管理
Network Configuration Managerを使用することで、コンフィグを管理するために機器へ手動で接続する必要がなくなります。このコンフィグ管理機能は、Broacadeを含むさまざまなベンダーの約300近い機器モデルに対応しています。Network Configuration Managerを使用すると、次のことができます。
- コンフィグの一括バックアップ
- コンフィグ内のコンプライアンスチェック
- 変更前と変更後のコンフィグ差分比較
- コンフィグの分析
Brocade機器のコンフィグ変更管理
Network Configuration Managerは、コンフィグに加えられた変更の可視化と制御を容易にします。ユーザーアクティビティの追跡により、誰が何をいつ変更したかを確認できます。また、Network Configuration Managerは次のことを支援します。
- コンフィグ変更の承認依頼フローの実装
- コンフィグ変更のリアルタイム通知
- コンフィグのロールバック
Brocade機器のコンプライアンス確認
Network Configuration Managerは、社内および業界のコンプライアンスポリシーへの準拠に役立ちます。SOX、HIPAAなどのポリシーやその他のカスタムポリシーへのネットワーク準拠を次の方法で確認します。
- 定期的なコンプライアンスチェックの実行とレポートの生成
- ポリシーに準拠していない場合のコンフィグレットを用いた自動修正
Brocade機器のコンフィグ管理自動化
コンフィグレットとは、ネットワーク機器にコマンドを投入する際に、事前にコマンド情報を含む"テンプレート"を作成することで、複数機器への一括変更、自動投入を実現する機能です。Network Configuration Managerにはデフォルトのコンフィグレットがあり、また独自にコンフィグレットを作成できます。コンフィグレットを用いることで、次のような共通変更を一括で投入できます。
- パスワード暗号化の有効化
- syslogの有効化
- NetFlowのエクスポート
- SNMPの有効化と無効化
Brocade機器のコンフィグに関するレポート
コンフィグと機器を監視するためのレポートを提供します。Network Configuration Managerでは基本的なレポートの他に、ユーザー要件に基づいてカスタムレポートを作成できます。Network Configuration Managerを使用すると、次のレポートを簡単に作成できます。
- Starup-Running不一致レポート
- EOL / EOSレポート
- ユーザー監査レポート
- コンフィグ変更レポート
- コンフィグ分析レポート
- コンプライアンスレポート
- セキュリティ監査レポート
サポート機器
Network Configuration Managerでは、以下のBrocade機器をサポートしています。
ベンダー | 機器タイプ | モデル/シリーズ |
---|---|---|
Brocade | スイッチ | 200E |
Brocade | スイッチ | FastIron Switch and Fiber Switch |
Brocade | ルーター | Brocade Routers |
Brocade | スイッチ | Brocade 648G FWS Switch |
Brocade | スイッチ | TI2X24 Switch |
Brocade | スイッチ | Brocade 624S FCX Switch |
Brocade | スイッチ | XMR Ironware V5.7 Switch |
Brocade | スイッチ | 7250 ICX Switch |
Brocade | スイッチ | SilkWorm 3850 Fabric Switch |
Brocade | スイッチ | VDX Switch |